端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

敬老会

2014-09-15 | 思うこと

昨日は 一日早い私の集落の敬老会でした。  

以前は70才以上の高齢者が対象でしたが 対象者が多すぎて 75才以上となった経緯があります。

対象者23名のうち 20名が昨日の参加者でした。  我が家は穴熊さんと私 二人で参加です。

この年齢になれば 晴れの集まりに参加することも 少なくなりました。

髪を 一週間前に染め 服装は何を着ていくか考え 箪笥の中を混ぜ返し 半袖は寒いか 長袖は早いか 残り少ない女ごころが 頭をもたげます。

いつも 素顔の私珍しく鏡に向かいましたが 白粉がのるわけはありません。

まさに 牛蒡の白和えです。

準備接待の集落の方々に失礼のないように 普段着のちょっとましなものを着て出かけました。

年寄は気が早い 私が到着したとき皆 記念撮影のため 手作りのひな壇の椅子に着席していました。

今年75才の 新米が3人 上は100才まで 大きな声が飛び交います。

わずか4人の小学生が 父の名前と自分の名前を名乗り ピアニカの演奏を聞かせてくれ 町内のエイサー同好会の元気なおばちゃんたちが

沖縄のリズムで 気合を入れてくれました。

前も後ろも 横も 皆顔なじみです。  なんの遠慮もいりません。 同じ話が何度も大きな声で繰り返されます。

にぎやかな午後のひと時でした。 

敬老会の席に 私が座るなんて 若いころは想像もしていませんでした。

いよいよ 私も人生の先が見えようとしています。  これから先が大事と自分では十分自覚していますが ままなりません。

人生は 切ないものです。

巾着袋出来上がりました。  まだまだ布が残っています。 まだ作れそうです。