昨日の 敬老会の会場入口で懐かしいものを 見つけました。
ニッケイです。
子供のころ運動会の露店に 並んでいました。
我が家にも 大きなニッケイの木がありましたが 大きくなりすぎて 切り倒してしまいました。
小枝を 口に入れ かじるといい香りが 口いっぱいに広がります。
お菓子や 料理に使うときは 樹皮だけを 乾燥して丸めて スーパーなどに出ていますが この香りはくらべものになりません。
戦後の食べ物のない時代 まだチューインガムが 珍しいころ よくかじっていたことを 思い出しました。
あのころは 肥満もメタボ 高脂血症も 高血糖症も聞くことはありませんでした。
その代り 鼻を垂らし しらみを抱え皮膚病も多く 今テレビで見る 難民そのものでした。
戦争に負けるということは それが終わっても長い期間 弱者に影響を与えるものだと 思い返しています。
昨日 このニッケイをかじっていたら 若いママから 何を食べているのですか と聞かれてしまいました。
食べ物の豊富な 今の時代 知らないお方も 多いでしょうね。