端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

感 謝

2007-11-10 | Weblog
立冬が過ぎたのに 暖かで 先日訪ねた西都原公園は いっぱいの
コスモスでした。

テレビや新聞で宣伝していますので 沢山の人でした。
遠足の小学生 デイケアーのお年寄り 子育て中のお母さん達 それに
時間たっぷりのオバちゃん達と 広いコスモスを眺めつつ お弁当を
食べていました。

この公園 春には 沢山の桜と一面の菜の花になります。
そんな菜の花の中を 走るマラソンも行われます。
広告が まったくなく 遊具もなく 広い広い芝生と四季の花に
囲まれる 素敵な公園です。


そんな中 我が家の田んぼに 水を配る水利組合では 水神様への
感謝が行われました。

里山の 間にある田んぼは 水を池に頼っています。
水位を見つつ 日照りが続けば 心配し 大雨になれば堤の強度の
心配をします。
今年は 早期の水稲は 例年にない不出来でした。

それでも 米を作る農家 謙虚に感謝し 来年の豊作を祈るのです。

祭壇には野菜類 果物 しいたけ 鯵二匹 焼酎と海の幸 山の幸と
お供えし 神官さんに来ていただき 祝詞をあげてもらいます。
参加者で こうべをたれ 国の農政がどんなに変わろうと 自分で
食べる米は自分で作ると誓うのです。

水を管理する役員は 朝から堤の草刈や水神様の社を掃除したり
忙しい 一日でした。
これで稲作りの一年が終了です。

暦が新しくなるとすぐ 枯れ草に火をつける畦焼きや 田起こしが
すぐ始まるのです。
毎年 変わらないことの繰り返しですが やっぱり少しづづ 田舎も
変わっています。

いつまでも自然が残されるように 大事にしたいものです。

 
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赤と黒

2007-11-07 | Weblog
昨日頂いた大根です。

まさに赤と黒の 大根です。
この大根 赤も黒も 一皮剥けば 真っ白の普通の大根ですが
赤は おろし大根にすると辛いこと辛いこと。薬味に最適の大根です。
黒いほうは 癖のない大根でサラダなどの生食にいいようです。

寒くなると 冬野菜が美味しくなりますが今年は いつまでも暖かく
白い大根の生育も いまいちのようです。

でも待ちきれずに昨日は 大ぶりに切った大根をやわらかく茹でて
豚バラと煮た 煮物を作りました。
熱くて ふうーふうーしながら食べましたが 我が家の冬の定番
おかずです。

白菜の漬物も 漬けたいのですがまだ 巻き加減がやわらかいので
産直市場でも 手を出さずにいます。

寒くなると 暖かさとゆげも ごちそうになるようです。 
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秋明菊

2007-11-06 | Weblog
我が家の秋明菊 ピンクの株は秋の始めに花を付けていましたが
白い株は 今花を付けています。
同じ品種の花でも色によって 咲く時期が異なるのでしょうか。

今日は 久しぶりに雨です。
朝から ゴルフのキャンセルを連絡していた穴熊さんも 昼過ぎには
あきらめたようです。

雨の日は 雨読の日。
夕方早めに隣町の温泉に 出かけました。
雨の日の 温泉は心までゆっくりします。 
洗い場で シャワーのフックになにやら札が下がっています。
よく見ると それは乳がんの 自己検診を促す説明のカードでした。

ちょうど目の前には鏡もありますし なんと素敵なアイデアでしよう。

淡い黄緑と ピンクの色のやさしいカードを見つつ 本当に一人でも
多くの方が 早期に発見できると いいと思います。
他人事ではありません。 私の周りにも 乳がんを経験された方を
よく見かけます。
自分の健康は 本当に自分しかわかりません。
私も気をつけなければと 思います。

この袋 私は勝手に 一升袋と呼んでいます。
田舎では 何事か行事のとき 米一升づづ集めるのが慣わしでした。
そのとき 米を入れる袋は嫁の手作りで それとなく 嫁の縫い物の
センスが問われていたとか。

この袋は旅行の着替えいれなどに いかがでしよう。 
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文化の日

2007-11-05 | Weblog
11月3日は文化の日でした。

私の町でも この日は町の文化会館で 町民の絵画,書、生花、
手工芸 などいろいろの展示や、芸能の発表会が行われます。
いつも お会いする方が意外な趣味を持っておられるのを 
発見するのもこの時です。

会場の片隅では 生涯学習の茶道の教室の方々の 練習の発表のため
の お茶会が開かれていました。

無作法な私ですが 知り合いの方に引き込まれ 一服頂いて
きました。

私達が若い頃は お茶 お花 洋裁 和裁とどれか一つくらいは 
習い事に 通っていましたが 今の若い方はどうでしょう。

いつも通う スポーツセンターのジムでは よく若い娘さんを
見かけますので 習い事も 様変わりしているのかもしれません。
それにしても 着物姿の女性を町で見かけることが めっきり
少なくなりました。

日本人の女性に一番似合う 着物の影が薄くなりつつあるのは
本当に残念です。
 
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想 い

2007-11-02 | Weblog
予想以上の 方々に見に来ていただいた ミニギャラリーでの
展示会もどうにか 雑事も終わりすべて終了です。
見に来ていただいた 皆さん本当にありがとうございました。

相棒の 栞さんのセンスある着物のリメイクには 参ってしまい
ました。
そんな中 私も刺激され たんすの少ない着物を見直していましたら 
出てきました。
母の着物を解いて 洗い張りしたものです。

母が健在なら八十八才です。 
元気だけが 取りえで苦労を背中に生きたような母でした。
そんな母は 四十七才で逝ってしまいました。

この着物はたぶん 母が独身の頃作ったもので お正月や参観日などに
着ていた 記憶があります。
あの時代の女性が そうであったように母も 家族全員の着物の仕立て
や繕いをしていました。
縁側を前にくけ台を座布団の下にして 縫い物をしていた姿を
思い出します。

母が逝って 私の着物に縫い直すつもりで洗い張りしましたが 小柄な
母でしたので 縫い直しを躊躇しているうちに 四十年も過ぎて
しまいました。

この大島で 今様の洋服にしようかと思い巡らしていますが まだ
決心が付きません。
どこかで買ってきた 古着ならすぐには鋏を入れられるのでしょうが
想いのある この反物いとおしく思います。

母は どんな思いで この着物を作ったのか どこへ着ていったのか
この大島は 全部知っているのです。
私に語って欲しい気がします。

着物が 故人の形見として残ることも 少なくなりましたが
この母の形見の 大島紬 初冬の暖かい 陽だまりで 
飽きもせず眺めています。


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