葱

近頃　草食系とか　肉食系とか耳にしますが　私は雑食系です。
何でも食べるのは　食糧難の時代に　空腹ばかり　感じて育てられたからだと自分で
分析しています。

それでも　葱だけは子供の頃から　苦手でしたが　大人になって　勝手なもので
うどんや蕎麦の薬味の小葱は　大好きなのに　すき焼きや鍋の　あの太目の葱は
今でも　あまり好みません。
なぜだ　といわれてもキライなものはだめなのです。理屈ではないのです。

夕方　スーパーに買い物に出かけたら　早々と　新玉葱が　並んでいました。
これは大丈夫なのです。
早速　一個はむきえびと新玉葱のかき揚げ　もう一個は　薄くスライスし　釜揚げ
ちりめんとドレッシング和えにしました。　

一足早い　春の味です。

寒 波

今年の冬は　暖冬の予報だったので　暖かい冬を喜んでいたら　なんのなんの
今朝は寒波の襲来です。

私の地方　雪こそ見ませんでしたが　寒い寒い　一日でした。
県内は勿論　九州　各地も何年ぶりかの　積雪のようです。

北国の　豪雪地方の　方々から見れば　比べ物にならない積雪ですが　子供達が大喜びする　ニュースが　一日中　放映されていました。

まだインフルエンザも　流行っているようです。
気をつけましょう。

みずき

庭の　ハナミズキ　寒い冬には　紅葉して　それなりの　彩を見せています。
花は　まだまだ堅い蕾です。

先日見ていたテレビで　フィリッピンのスラム街の子供達が映し出されていました。
元気に広場で遊んでいる子供達　生活は貧しいのだろうが　カメラに答える
子供達は　本当にキラキラした目をしていました。

私が子供の頃　もう６０年も昔のことです。
皆　貧しく　食べるのに一生懸命だった頃です。

寒くても子供は外で元気に遊んでいました。
空き缶一個で　缶けりをし　ソレがなければ　小石一個で丸を書き　ケンケンパー
と　遊んでいました。

古い古い記憶を　探りつつテレビを見ていると　なんと　沢山の子供が並び　鬼が一人　目隠しをして　「だ　る　ま　さ　ん　が　こ　ろ　ん　だ」をしています．

鬼が　振り向くと　一斉に停止。　少しでも動けば其の子が鬼。
あの　子供達は　どんな言葉で　１０を数えているのか　聞いてみたくなりました。

ちなみに「はなくそ　まんきんたん」とか「ぼうさんの　はげあたま」とか
呪文のように　　意味も分からず叫んでいましたが　今時の子供も　
あんな遊びしているのでしょうか。

初め式

昨日　消防車の車庫の前を通ったら　若い衆が集まって　今日の消防初め式の
準備をしていました。

今でも　一旦火災となれば何をしていても　消防団の出番です。
鐘を鳴らし　駆けつけます。
住民も　それなりの消防費を支払います。　暮の寒い夜の　「火の用心」の巡視
も　欠かせません。

そんな消防団ですから　住民も　消防団には　一目置いて　陰になり日向になり
応援しています。

しかし　昨今の少子化と　農業の衰退で後継者が少なく　人員確保が　
困難なようです。
各集落ごとだった消防団も　近頃は　二三の集落を　合併させたものになっています。

それでもあの　厳しい規律をこなす　初め式は　沢山の人が見物です。

そして　そろそろ　田んぼは　コメ作りの準備が始まります。
あぜ道や　田んぼの周りの雑草を焼く　野焼きも始まるでしょう。
そんな時も　消防団に　参加をお願いするのです。

今の時期　田んぼに水を供給する池の　点検も大事な仕事です。
今朝早くから　穴熊さんも　ヤッケを着て出かけました。
補修の必要があれば　自分達で協同作業です。

頂き物の干し筍　昨日茹でて　そのまま放置しておいたものを　今朝は
細く切って　煮ました。

山の村では　春に沢山の筍を茹でて　おひさまに干し　保存します。
日光に干され　ガラガラに乾いた　筍は　いい味も加わって　私は大好きです。

この煮た　筍や　お漬物を　握りずしのように握った　お寿司を頂いたことがありますが　美味しい　山郷の味でした。

夜 空

毎日寒い日が続いていますが　そんな寒い夜　そーと窓を開け　綺麗な星空に
見とれてしまいます。

空気の綺麗な　この時期の星は　特に綺麗です。
天文学は　まったく分かりませんので　星座の名も分かりませんが　あのキラキラ
した　色々な色の星は　見とれてしまいます。

暮に早めに　美容室に行った私　カットしてもらいたくて　美容室へ　
行ってきました。
町は　もう普通モードです。


ギャラリーでは　木目込み人形展が開催されていました。
お雛様も沢山　展示してあり　春の近いのを感じました。

私は　月曜日からプールも始まり　小物つくりから始まりました。
又　普通の　生活の始まりです。　
これが一番です。

本音と建て前

いつも新聞は　後ろから開く私も　ここ　二　三日は一面から　しっかり見ています。
長かった政権が交代して　新しい政治が始まり　生活がどんな変化をするのか
不安と期待を感じているからです。

そんな中　国の財布を握る大臣が　体調が不安で　辞任したいとの　申し出でが出ています。

高齢の高血圧の持病との事。　本音だろうか　建て前の理由だろうかと私は
一人で謎解きです。
こんなの考えるの大好きです。

あっちを探れば本音のようだし　こっちを探れば建て前のようだし　ソレを捌く
お方は　分かっているのだろうか　と思うし……。

人間古くなると　ああ　この人建て前を言ってるとか　アレが本音かもね　と察しがつきます。

パソコンだけは　本音のみ　たまには　建て前で会釈をして欲しいものです。

「今夜は　あるものでいいよ」と昨日　ゴルフに出かけた　穴熊さん。
アレは建て前だと　感じた私。

両方立てて　残り物でおでんにしました。
すじ　卵　大根　お餅の巾着　えび芋　豆腐　厚揚げ　ごぼう巻き　葱
だしは　手羽元です。

さあ　用意は出来た　あとは　とろ火にお願いするだけ　と思っていたら
ゴルフの仲間の方に　「猪汁と七面鳥食いに誘われた」と　出かけました。

一人で　おでんをつつくのはこれまた　つまりません。
おでんの　味付けには　湯気とくだらない話も　欠かせないようです。

成人式

昨日は　私の町の成人式でした。

何年か前からの　荒れた成人式を見かねた行政は　成人者本人達に企画や運営を任せました。

ソレが良かったのか　ここ何年かは　穏やかな成人式が行われているようです。
参加した穴熊さんが　女性は皆着物だったと　つぶやいていました。

式を終えた娘さんに　出会い　お願いして　はいパチリ。

もう　５０年も前の自分の成人式を　思い出しました。
成人式の貸衣装など　なかった時代　自分で町一番の呉服屋さんで　自分の財布で
着物一式　用意しました。

我が家の　経済や下に控える　兄弟のことを思うと　とても親に　無心のできる我が家ではありませんでした。

出来上がって身に　付けた時一番喜んだのは　母でした。
あの成人式の　晴れ姿は本人の希望でなく　親の満足感の為のものだと　
私は　堅く思っています。

しかし心の隅では　着物を借りてまで着飾ることはない　と思っています。
男の子ばかり育てた　私のひがみでしょうか。

成人式に着た着物　染め直して　着ていましたが　一寸派手になり　今は箪笥の
中です。
春になったらもう一度染め直して　見ようかと思ったりしています。

小 寒

今朝　暦をめくったら　小寒だと出ています。

小寒があれば　大寒があるだろうと　探したら　ありました。
今月２０日が　大寒のようです。

お天気に　左右される　仕事もしていないのに　いつもテレビの天気予報は
ついつい見ています。

家の中では　素足の私も　北国の　大雪や　地吹雪をテレビで　見ているだけでも大変だろうなあと　思っています。

そんな我が家の　何本かある梅ノ木　今朝　一番の老木の梅ノ木を見たら　
なんと花が咲いています。

小さな小さな白い花　春はまだまだですが　なんだか気持ちだけでも　ホット
しています。

日向夏

まだ花も恥らう　乙女の頃　結婚するなら少しくらい　飲める男のほうが良い
といつも　友達に吹聴していた私。

ソレは　大きな間違いだったと　今気づいています。
若い頃　少ししか飲めなくても　長い間には　練習が積んで　大酒　飲に
なるのです。

そんなことも　知らず今頃　気づいてトホホな　人生です。
いえいえ　我が家の穴熊さんがそうだとは　口が裂けてもいえません。

お正月の間は　おせちで飲んでいましたが　今日は四日　もういけません。
気持ちよく　飲んでいただくために　私も智恵を絞ります。

まずは　「日向夏みかん」です。
さっぱりした味と　焼酎が合うようです。



頂き物のイカの　一夜干しのげそ焼き。



お正月の間　市場がオヤスミで　出荷できない　トマトをお裾分けで
頂きました。
立派な　トマトです。
冬でも冷やして　大葉を乗せて　ドレッシングをかけて一品です。



お正月の　たたき牛蒡　かぶの三杯酢　数の子をすこしづづ　盛って　
カムフラージュの一皿。

今日は　ありあわせばかりの　焼酎のつまみです。
それでもいつものペースで　一升瓶が傾いているようです。

会 話

新しい年が始まりました。

年を重ねるごとに　月日の早く過ぎるのを実感しています。
お正月に挨拶に見える　親戚の子供達の成長の早いこと　この前までは　お母さんの後を　追って泣いていたのに　この春は　高校受験だとか　驚いています。

自分達が　あの子達から見たら　爺や婆になっているのだろうなあーと
反省する事仕切りです。

早すぎる世の中にも　年寄りは戸惑うばかりです。
先日は　いつものように　牛乳温めるために　オーブンレンジに入れ
いつものように　ボタンを　押したのに途中で止まります。

何回繰り返ししても　だめです。
拒否の言葉は　【Ｇ１１】と表示するだけ。　もうーいゃ　といいつつ
説明書を　出して　復習。　無事完了。

その時　洗濯機からブー　ブー　と呼び出しです。
冷蔵庫に注意され　洗濯機に呼出され　炊飯器に出来上がりを知らされます。

いつも私が使う　ファンヒーターは換気のブザーや　給油のブザーが　鳴り
無視していると　無常にも　消えてしまいます。

人間同士の会話が少なくなった分　家電と悪戦苦闘の　会話をしている私です。