端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

ギャラリー

2011-09-18 | 趣味

隣町の <ギャラリー野の苑>は 個人のギャラリーです。 藍染やデザインをしておられる ご夫婦が 始められたものです。 常時色々な 展示が開催されています。 静かなたたずまいの ギャラリーは 落ち着いて 作品を 見ることが出来ます。

明日まで 手作り展が開催中とのことで 台風余波の気まぐれお天気の 晴れ間に行ってきました。  

昔生活の中で 活躍していたザル籠に和紙を張り 柿渋で補強し 得意の絵がかかれたもの パッチワークのバック 草木染の洋服 使わなくなった皮のバックで作ったネックレス など 女性らしい作品の数々です。

他人様の作品を 見せていただくのも とても勉強になります。

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B級グルメ

2011-09-17 | 食べ物

私が 子供の頃は 鶏は良く見かけた鳥でした。 原っぱの 野草を採り 細かく刻み 糠と水を混ぜて 餌を作るのは 子供の仕事でした。  時には貝殻を 砕き卵の殻を堅くするために 餌に混ぜていました。  産み立ての卵の あの生暖かいぬくもりは 皆生きている証拠のように 感じていました。

そんな鶏も 寄る年波の末は 来客や 家庭の行事のとき ご馳走になっていました。 つぶした 鶏は毛をむしられ 産毛を火でいぶされ あの匂いはまだ鼻の奥に残っています。

ギラギラに研いだ包丁で 捌く父を 物陰から怖いもの見たさで 覗いてみていましたが 大人はなんと 非情なものかと思ったのも あの頃でした。  勿論そんな光景を見てからは 鶏はとても口にすることは出来ませんでした。 鶏肉を 美味しいと思って食べれるようになったのは 成長しわたしも人間として非情な部分を 得てからでしょう。

捌かれた鶏は一羽ですから 今のように レバにら炒めや心臓の串焼きなど 出来ません ささ身 もも 手羽 ととった後は ごった煮にしたり 炊き込みご飯でした。

そんな名残の 鶏の炊き込みご飯を 私の町の町おこしに 熱心な女性達が 数年前から商品化して 産直市場に出しています。

この鶏飯 先日 県内の各市町村のB級グルメの大会で 人気トップだったそうです。 その証拠に コレを目当てに 産直市場に 見慣れないお客さんが 手にしているのを よく見かけます。

昨日私も 一パック 買ってきました。  お昼に穴熊さんに 出したら 「うちで 炊いたのか?」 と一言。   

鶏肉 ごぼう しいたけ 干し筍 と具材はシンプルですが 懐かしい味で 美味しい お値段も手ごろです。  頑張れ わが町の鶏飯と応援しています。

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お別れ

2011-09-16 | 思うこと

季節の 変わり目だからでしょうか 新聞の死亡記事や 葬儀社の故人の告別式を知らせるものが 多くなった気がします。

先日も 知り合いの方の お通夜に穴熊さんと二人 出かけました。 早めに出かけ 遺族の方に それなりの言葉をかけ 椅子にかけ 待つ時間に 遺影を見ながら どんな人生だったのだろうか 子供さんはいたのだろうか これからご主人寂しくなるだろうなあ とか 色々考えてしまいます。

故人の年齢 から自分の年齢を引き算し 自分の残りの人生を 数えてしまいます。 幾つでなくなられても 残念だっただろうなあと 思い巡らしています。

人生を閉じるとき 廻りの お世話になった方々に せめて 感謝の言葉くらいは いえる自分で ありたいと お通夜の席では 思っていますが 帰宅の車の中では もう忘れています。

人生とは何か 生きるとは何か 煩悩とは何か 欲望とは何か 恨みとは何か 無とは何か 慈悲とは何か 生きるとは と この年になっても 分かりません。

夕食の おかず何にしようとか ご飯はあったか ビールは冷やしてあったか と現実に精一杯の私です。

我が家の 庭木 <トベラ> です。 実を付けています。 昔から魔よけになる木として 植栽されるようです。 

 

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2011-09-14 | 自然

山里の 県道沿いは一寸油断すると 草が一杯です。 この時期 秋の七草のひとつ 葛が生い茂っていますが 其の葉の影で 綺麗な花を付けています。 藤の花を逆さまに したような花で 下から上に 次々と開花していきます。

昔は 其の根を掘り 澱粉だけを取り出し くず粉として利用していましたが 今は手軽で大量生産の ジャガイモや サツマイモの 澱粉が大半を占めているようです。

昔の人は 和菓子の材料 食料  漢方の薬として利用していたようですが 今は採る人も無く雑草として ガードレールに巻きついています。

日中は まだ猛暑ですが 段々秋の気配です。

 

 

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十五夜

2011-09-12 | 思うこと

雲の間から お月様が 覗いたり 隠れたりしています。 そして遠くから 近所の子供達の声が段々近くなります。

私の集落では 十五夜のお供えを 子供達が「十五夜下さい」と各家を回ってくるのです。お供えは勿論ですが それなりのお菓子も 準備して心待ちにしています。 だれやめもすんだ 穴熊さんも 子供達の声に 声を掛けます。

それぞれレジ袋に一杯 もらっています。 公民館に 集まって 皆で上手に分け合うのが決まりです。 そんな行事 我が家の子供達も 経験したことです。

爺と婆の 静かな家に 子供達の 声が 飛び交っています。

子供達の 一人に 袋の中見せてといったら あけて見せてくれました。 お菓子が沢山入っていました。 皆 ニコニコ顔です。 六年生が 先導ですが 保育園の子供も お兄ちゃんやお姉ちゃんの あとを 大きな懐中電灯を持って 次の家へと行きました。

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懐かしい

2011-09-10 | 趣味

 

我が家から 車で40分の 綾町は 趣のある町です。早春と 初秋に 骨董市が開催されます。

趣味の 古布を探すのも 目的ですが 色々な品物を冷やかしつつ 見て回るのも 楽しいものです。 

昔の 伐採の鋸が 店先に並んでいます。 こんな鋸 チェンソーの時代に どなたが使うのでしょう。 それとも インテリアとして使うのでしょうか。

お店の主の 思いいれを感じますが コレを欲しくて 買う人の 思い入れも 感じます。そんな骨董市 眺めるだけで 楽しいものです。

コレは懐かしい インクつぼです。 今の若い人にはなじみのないものですが 学生の頃は必需品でした。  青インク と赤インク を入れ 使っていました。 残りのインクは スポイドで青 赤 それぞれ インクつぼに戻して いました。

自宅では 蓋をしていましたが さすがに 蓋はありませんでした。 主に 懐かしさを 伝え見せてもらっていると 一番古いのはコレ とかアレとか 話が弾みます。 買う気もない私  値段を聞いたら 吃驚する お値段でした。

きっと 買う気もないのに 値踏みをしたのが ばればれだったようです。

バック作りの ボタンや布を少し買って 帰りました。

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会 釈

2011-09-08 | 食べ物

穴熊さんの世代では 長男は家を継ぐのが当たり前の時代でした。

家が中心の時代でしたから 長男は 地元に残り 田 畑を引き継ぎ 親を看るのが 普通でした。

ですから 今も同窓会の呼びかけに 割合多くの方が 集まります。 昨夜は<栄養会>とか何とか 言って 町の焼き鳥屋で ミニ同窓会でした。

年の初めに 同窓会 夏の終わりに 栄養会 秋に小旅行 と 集まっています。 昨夜も17人も 集まり にぎやかだったようです。

当然 全員喜寿です。 戦後の混乱期に育った世代ですから 苦労の多かった世代です その代わり 体は 頑丈なのでしょう 皆さん元気です。

そんな会に サツマイモを生産している 女性の方が 採れたて新芋の かりんとうを いつも差し入れです。

黄金千貫の芋は焼酎の原料ですが かりんとうの原料でもあるのです。  工場に出荷して出来上がった 最初のかりんとうを 会釈で 買って皆さんにうれしいおみやげです。

 

 

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坊さん袋

2011-09-07 | 趣味

 ひところ 流行だったウールの着物 頂き物で 解いて洗って 出番待ちでしたが 襟やオクミ袖などの 小さい布を使って 以前袋を作りました。

 あだ名をつけるのが大好きな私 <坊さん袋>と 命名しています。

以前麦の穂を入れて作りましたが  まだ まだ 布があるので 又 一個作ってみました。

蓋の角に 小さな刺繍を入れました。

この布 色合いが なんともいえません。 下手な写真で 色合いをお見せできないのが 残念。

こんな日本の色を 覚えたくて 本まで買って 色のことを 勉強していましたが コレが又 奥くが深いのです。

色が 身分をあらわしたり 魔よけになったり 染料が虫除けになったり と古布で 袋を作り始めて 広がった私の世界です。

今朝 早起きしたら 東の空は 綺麗な 日の出前の赤い空でした。  庶民の世界を描く 山本一力さんは 時代小説 で 一日の 夕暮れの夕焼け<あかね空> で下町の 人情味あふれる 小説の題にしています。

新聞配達 牛乳配達 お豆腐やさん  パン屋さん と働き者の 早起きさんは こんな綺麗な 太陽の 出る前の なんとも美しい空を 見ているのだ と 思いました。  働き者にしか 見れない空の色です。

そういえば 近頃 <秋あかね>も あまり 見かけません。

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もういや!

2011-09-06 | 思うこと

八月は予定の少なかった穴熊さんの ゴルフ 九月になったとたん 多くなりました。

 昨日 今日 明日と暦に書き込んでいますが 元気なものです。  昨日は反省会も あり 夕食は 私一人です。 こんなとき近くにコンビにも 食堂も お店も無い 田舎ですから 自分の為に 夕食を用意することになります。 

めんどくさくて 食べずにいればいいのですが 食いしん坊の私 それはありません。

 昨夕も冷蔵庫を開けたり〆たりして 大根葉 と人参 お豆腐を見つけ 自分のための <白あえ>を作ることにしました。   

ゴマはあるのですが わざわざ すり鉢を出して当たるのも 面倒くさい とあったはずの 練りゴマを探しますが 見つかりません。 真夏を過ぎ 隙間の多くなった冷蔵庫なのに 見つかりません。

< 使い切ってしまったのかもしれない いやいやまだ半分は残っていたはず> と自問自答を繰り返してみますが 見つからず 結局  ビーナッバターを使いました。

そして 今朝 冷蔵庫を空けたら ありました。 練りゴマ 何でだ!  近頃 こんなことが多くなりました。 忍び寄る 老いのせいでしょうか?

財布が無い 保険証が無い お気に入りのブラウスが無い とか言い出したら 危ない証拠と友達同士で話題になっていますが 自分で確認できないのが 恐ろしい。

探し物や 過去の記憶を 思い出す努力の 毎日ですが  子供の頃 糊のついた紙にプリントされた 絵を 唾をつけ手に貼り 汚れを取るように こすって 段々鮮明な 絵が出てくる写し絵 のような感じです。 

そんなわけで 写真は 昨夕の白あえです。 美味しかった。

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らじる☆らじる

2011-09-05 | 思うこと

九月にはいり NHKラジオが盛んに ネットで ラジオが聞けることを 宣伝しています。一人でアチコチ 押して へーとか なるほどと 画面とにらめっこの私にとって 新しい分野です。

NHKのホームページから 探して やってみますが 音が出ません。 どうやら私のパソコンでは Flach Playerが インストールされていないようで それに挑戦。 ゆっくり説明を読んで進めば理解できるのでしょうが 英語の意味や 専門の言葉は 高齢者には 分かりません。

それでも アチコチクリックしつつ インストールできて ラジオが聞けるようになりました。 この嬉しさは たまりません。 何気ないことですが 手探りで パソコンを手なづけています。

先日は トップページで 「アイコン 使っていないものを 整理しますか?」と聞いてきたので うっかり 「はい」と クリックしたら 大半が消えてしまいました。 あれーと 後悔し 嘆きましたが 既に後の祭り  よーく見たら フォルダーにまとめてありました。 

やれやれです。 私がパソコンで できることは まだわずかです。 にらめっこしつつ へーとかアラ とか 言いつつ遊んでいます。

 

 

 

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