先日 あの白い犬のお父さんの出演の 携帯電話の コマーシャルを見ていたら なんとバックの音楽が 昭和41年 NHKの朝ドラの <おはなはん>の あの優しいゆったりとした メロディー が流れてきました。 思わず 口ずさんでしまいました。
記憶力の悪い 私がなぜ鮮明に覚えているのか もう46年も前の話です。 日本がドンドン成長していた時代でした。。 私は初夏に次男の 出産を控え 産休に入っていました。
其の年の朝ドラが <おはなはん> でした。 結婚しても 子供が出来ても かあちゃんが 引き受けるから 仕事はやめるなと口癖のように 言っていた母は 私の長男を見ると まもなく 47才で 旅立ってしまいました。
長男を 他人様に頼んで 働いていましたが 子供二人を預けて 働く勇気はありませんでした。 結局次男を出産し 産休が終わると 退職してしまいました。
長男を 主人に頼み タクシーを呼び 一人で産院へ向う朝 この朝ドラを横目で見つつ 自分の心配より ドラマの進展のほうを 気にしていました。 私も若かったのです。
何時まで放映されるのか分かりませんが あの 白い犬の携帯電話のコマーシャル テレビで流れるたびに 子供が遊びの手を休めて見入るように 眺めています。
我が家の緑のカーテンの 苦瓜と共に 共生の風船蔓 熟れていつでも風で 飛んでいけるように スタンバイしています。
何年か前に 一番の売れ筋とかで 植えたら 沢山の種が散らばって 大変でした。