方 言

私の地方の　方言で　目上がる　という言葉があります。

ぬるい県民性の中で　目立つ行動をとる　人間を少し冷めた目で見て　目上がるといいます。

実力　行動ともに　確かなお方には　言いませんが　「おいおい　お前で大丈夫か?」と　思われそうな　時に　目上がっている　と言います。

私などその典型だと　思っています。

土曜日　12日の午前中　国勢調査員の方が　我が家にも見えました。

今年から　ネットでの調査ができると聞いていましたが　私に出来るだろうか　鉛筆で回答する方が　確かではないかと　迷っていました。

調査員方と　お話している内に　ついつい　ネットでしますと　言ってしまいました。

袋の中のカイドをゆっくり読み　指定してある　利用者の Ｉ　Ｄを入れ　初期パスワードを入れ　調査画面を待ちますが　出ません。

なんでだ?

パスワードは　英語と数字交じりでおまけに　数字の0か1か　英語のＯか　Ｉ　か　私には　判断が付きません。

三回ほど　やり直しますが駄目です。

しまった　鉛筆をなめなめ　記入する方にしておけばよかったと　後悔しきりです。

3回も間違うとパソコンが　用心してウンともスンとも言いません。　　それならこちらも知らん顔に限ると立ち上がりました。

目上がりの自分に　猛反省です。

しばらくして　初期パスワードを入れると　●●●●●●●●で表示され　無事に　国勢調査画面に　出会いました。

名前や　生年月日　いつから住んでいるか　家は自分のものか　とピンとこない　質問ばかりです。

それでも　聞かれたことに　丁寧に　お答えし　終了です。

穴熊さんがしきりに　ちゃんと届いたか　電話で確かめろと　私を信用していません。

ほっとした　午後でした。

運動会

お天気は晴天　空気は心地よい。

早朝6時に　花火が揚がりました。　騒音にうるさい現代ですから　音も控えめです。

今日は校区の　学校の運動会です。　　田舎の学校ですから　場所取りなどの気を使うことはありません。

集落ごとに　まとまっての見物ですから　皆で応援の　声が飛びます。

運動会に　無縁になって　何年過ぎたでしょうか。

今朝は　気分だけでもと　朝から混ぜ寿司を作り　買い置きのいなりの袋に詰めました。

子供のころ　運動会の朝は　いつもすねていました。　足の遅い私を　母は転ばないように　走ればいいと　慰めていました。

海苔巻が出来上がって行くのを見ながら　なんで運動会など　あるのだろうと　恨んだものです。

親戚縁者を見回しても　それなりの運動神経を持っていますので　溺愛した父の仕業だったと近頃は思っています。

海苔巻の　切れ端を食べながら　しぶしぶ　登校していました。

お天気は　文句なし　子供たちの声が　聞こえそうです。

 

猫のポーチ

猫のポーチが　出来上がりました。

布にほころびがありましたので　尻尾を　長くしました。

最初から2個作るつもりで　布を準備しましたが　一個出来上がって　顔がうまくいかず　やめてしまいました。

それでも布を無駄にできず　又広げて始めましたが　今度は型紙が　行方不明です。

一杯広げて　探しますが　見つかりません。

仕方なく出来上がった一個を　縦　横　はかり　型紙を作り　再度挑戦しましたが　同じように行きません。

絵ごころのない我が遺伝子を　恨めしく思っています。

この猫の　ポーチ仲良く　2個　並んで待っていますので　10月の展示会　お待ちしています。

赤芽芋

昨日　産直市場で　赤芽芋を見つけました。

お盆のころから　早生石川里芋は見かけますが　私の好みではありません。

小ぶりですが　安い値段が魅力的です。　　

寅さんの好物で　柴又に帰省のときは　おばちゃんが　夕餉の食卓に　並べていました。

物語の中で　監督さんのこだわりの食べ物だったようです。

また監督さんの好みのクラシック音楽が　随所に流れ　それも楽しみでした。

夕べは　寅さんを思い出しながら　丁寧に皮をむき　椎茸の欠け葉を入れて　煮っころがしにしました。

寅さんや　亡き母を思い出しつつ　芋の煮っころがしを　つついていました。

お彼岸も　もうすぐです。　朝夕の風も　秋の気配です。

 

胡 麻

田舎に　住んでいると　季節の移り代わりを　肌で感じます。

ご近所の　庭に　胡麻が束ねて干してあります。

乾燥して実がはじけたら　逆さまにして　シートの上で　振り落とします。

そんな動作を繰り返して　胡麻の実を収穫します。

今は　中国から　安い胡麻が輸入されているようですが　自家栽培の胡麻は　一味違います。

なんでも　ミキサーで　ガーとつぶしますが　胡麻だけは　すり鉢で　静かに　当たるのが　一番です。

ご近所の　小さな秋です。

剪 定

今年は　剪定の時期の　6月に長雨で　我が家の小さな庭も　樹木が伸び放題でした。

おまけに穴熊さんも　暑さに剪定のやる気をなくして　日延べしていましたが　昨日から少し涼しくなり　剪定を始めました。

バリカンの　親分のような機械を動かして　刈り揃えるのですから　簡単なようですが　本人いわく　難しいと言います。

午前中だけやって午後は休憩ですから　ぼちぼちの剪定です。

私は　よいしょをして　ビールをキンキンに冷やすだけです。

ポシェットが出来上がりました。

いつも探し物の多いお方は　こんな袋　重宝します。

健康保険証　診察券　図書館のカード　歯医者さんの予約カード　いつも探している私です。

太っちょさんの分ちょっと可愛いかなあー　と思っています。

丈25㎝　幅22㎝です。　　小さな女の子のポシェットです。

夫 婦

私ども 夫婦を繋いでいた　赤い糸も　もう色あせて　切れかかっているのではないか　思うことたびたびです。

細くなっているところは　化繊の丈夫な糸で補強しなくてはいけませんが　これまた昔の　木綿にはなじまないのです。

穴熊さんも　古くなり　近頃は聴覚も怪しくなりました。　

小声で優しい言葉をかけても　聞き返すことが多くなり　私が大声で　テープレコーダのように　再度　叫んでいますが　優しさも思いやりも帳消しです。

あちらも　豹変した嫁に　苦虫を噛んでいるのでしょうが　今更と思っているのでしょう。

穴熊さんが毎日通っている　隣町の温泉仲間から　ジャンボニンニクの種をいただいて　畑に植えていましたが　これが珍しく豊作です。

こんなに　どうするか　と言いたい　言葉を　ぐっと飲み込んで　はいはい　と受け取ります。

自分で収穫し　陰干しにしていましたが　　どうしたことか　全部皮をむいています。

私に　料理してくれとの催促がありますので　　豚の三枚肉と煮たり　薄切りして炒め物に入れたり　蒸したりして出していますが　

今日は　細く切って　人参を少し入れて　かき揚げにしてみました。

無臭ですから　食べやすいニンニクです。

どんな　批評が　下るか　楽しみです。

大きいバック

いつもの大きいバックが出来上がりました。

広く大きな　布を見ても　なんの反応もしない私ですが　小さな捨ててもいいような　布で素敵なものを見ると　じっとしていられません。

あれこれ　布を並べて　楽しい悩みを抱えてしまいます。

秋の　展示会に向けて　このバック　二個　在庫になりました。

大き目のバックですから　着替えを入れての　勤務の方には　いいと思います。

四角でも

四角でも　プリンです。　

南瓜のプりンです。

私の作れる　お菓子は　少ないのですが　この南瓜のプリンは　よく作ります。

卵3個　蒸した南瓜300g　牛乳400cc 砂糖80g　をミキサーで混ぜて　卵豆腐などを作るときの　流し箱に　適当に作ったキャラメルソースを　流し入れ南瓜プリンの材料を　流し入れ　蒸し器で蒸すだけです。

苦い　キャラメルソースと　南瓜の風味がなんとも美味しい　お菓子です。

ナンテ言っていますが　クックパッドに教えてもらいました。

冷蔵庫で冷やして食べると　又一段と美味しい　南瓜のプリンです。

 

メール

私も　携帯電話を持っていますが　使うことはありません。

すべての機能は止めてありますし　公衆電話が少なくなって　困ったことがありましたので　私からかけるだけの電話です。

後期高齢の私に　緊急な用事も今のところ　ありませんし　十分事足りています。

パソコンを　少し使えるので　メールは　パソコンを使うことが　多い私です。

パソコンで　メールができるようになってすぐ　いまだ独身で　音信のない二男に　母はメールをしました。

飯は食っているか　橋の下で寝ているのではありませんか　母は心配しています。

そして返事がきました。

飯は食っています。　橋の下には寝ていません。　元気です。

と　返ってきました。　

短くて　完結そしてわかりやすく　メールは使う人の技量を　試しています。

我が家に見えたご婦人　携帯に呼び出され　「あ　　しけこちゃんだ」　と　電話で用事を済ませました。

いまどき珍しいお名前ねと私　　「あのね　私　濁音が入れられないの　本当は　しげこちゃんよ」　

へー　と大笑い　。

おばちゃんの　メールは　笑いの宝庫です。

こんな　笑えるおばちゃんのメールを　集めた本　一冊　手に入れました。

一人でめくって　ニヤニヤしています。

私も　穴熊の尿棒　と変換され　一人で苦笑いすることたびたびです。

ブログで　間違って変換されていて　数日過ぎて　赤面するの　です。

子宮かえります。　あと5分とらいどつくよ。　いま海蛯名　球形している。　などなど　笑うるメール満載です。

当分この本で　笑いをもらいましょう。