何を植えても 不作の我が家 主は戦後の新制の農業高校 第一回卒業ですが 戦後の混乱の中 勉強どころではなかったと 弁解します。
毎年 唐辛子だけは 畑に植えていますが 少しづつ赤く色づき始めました。
今朝の 収穫です。
そのまま陰干ししますが ふと観光地での 唐辛子を思い出しました。
鮭をつるした縄に 挟んでみました。
何とも いい感じでしょう。
これで陰干しです。
収穫のたびに 縄が増える 予定です。
この時期 ほうずきの朱赤も 魅せられます。
何を植えても 不作の我が家 主は戦後の新制の農業高校 第一回卒業ですが 戦後の混乱の中 勉強どころではなかったと 弁解します。
毎年 唐辛子だけは 畑に植えていますが 少しづつ赤く色づき始めました。
今朝の 収穫です。
そのまま陰干ししますが ふと観光地での 唐辛子を思い出しました。
鮭をつるした縄に 挟んでみました。
何とも いい感じでしょう。
これで陰干しです。
収穫のたびに 縄が増える 予定です。
この時期 ほうずきの朱赤も 魅せられます。
昔は たいていの農家に 牛がいました。
田圃や畑を耕作するときの 大事な動力源でした。
訪ねたとき まずは牛を見て 牛をほめ それから玄関というのが 礼儀でした。
朝早く 畦や道端の草を刈り 牛の餌にしていました。
かけがえのない家族と一緒でした。
その牛が セリに出るとなれば 重箱にごちそうを入れ 家族全員で 出かけていました。
長年働いてくれた牛との別れであり 大事な収入のある日でした。
競り市場にはたくさんの出店や 食べ物屋が並び 牛の自慢比べが始まっていました。
農業が機械化され 牛の出番もなく 食べるだけの牛になってしまいました。
ご近所の 酪農家の方が 一軒廃業されるようで 今までの牛をきれいに手入れをして 今日の競り市に 出ると聞き 久しぶりに家畜市場に出かけてみました。
出店もなく 何の賑わいもなく 牛の鳴き声だけが 響いていました。
酪農のための牛は 母牛を妊娠させ 赤ちゃんを産ませ おっぱいを出さねばなりません。
生まれた赤ちゃんは ある程度成長すると 肥育農家で育てられ 肉となって 食卓に上ります。
大きなトラックから 白黒模様の乳牛の子牛が おろされていました。
きれいに 角までピカピカに磨かれた 牛が 耳にタグをつけ 勢ぞろいを 始めていました・
子牛ですから 肥育農家に 引き取られ大きなおいしい牛肉になるのです。
最後の別れの飼い主は やっぱり離れがたいのですが 仕方ありません。
ベルが鳴って 競り市が始まれば 一頭づつ 飼い主にたずなを引かれかれ セリの会場に 入場し 電子掲示板に 数字が表示されます。
そこからあとは 新しい飼い主のトラックに乗せられ お別れです。
こちらの並びには 妊娠しているメス牛が並んでいました。
私が見ても 立派なこの牛 どれくらいの予想ですかと そばのおばちゃんに聞いたら 百万はするだろうとの返事でした。
それにしても 家畜市場 男の世界と思っていたら 若い女性もたくさん見かけました。
市場の働く女性 牛を出している女性 と着飾ってお化粧をしていなくても 生き生きとした活気のある女性ばかりでした。
耳にたくさんのタグをつけ かわいい瞳で見つめられ 当分焼肉は食べられないかもと 思いつつ 帰りにはちょっと奮発して 産直市場で牛肉を買ってしまいました 反省しています。