超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">辞書数種、雑談、日々の泡</span>

2012-04-23 23:45:40 | 無題


インターネットで書店から取り寄せたアクセス独和辞典が届く。
動詞、名詞の活用形も載っていて、重要語はカナ表記も付いている優れもの。
他にクラウン仏和辞典の縮刷版も注文した。これはそこそこ便利だが、
字が細かくて眼の良い私でも辛い。
必要があって独仏語に触れる機会があるので新しい辞書を取り寄せた。
仕事の後友人から電話が有って、8時45分に新宿で待ち合わせた。
私は早く着いたのでお茶の水でカラヤン箱を買って待ち合わせ場所に向かった。
これで連日交響曲三昧である。
新宿西口の元祖寿司に行き130円の皿を10皿食べる。
かんぱち二皿、はまち、サーモン、サービスとろ、マグロ、しめサバ、エンガワ、備長マグロ、あじを食べ飲み物を注文し、計1835円。
友人は、オリジナルをガレッジバンドで作ったので聞いてくれ、調子の良い時の青山陽一さんか、本当はピアノとウッドベースでやるんだ、
中井貴一はいい役者になった、ドラマ「不揃いの林檎たち」の晴海の工場の設定はリアルだった、山田太一は世間をよく観察している、
この前買った香辛料のザータルは料理でまだ試してない、
アレクサンダー・クレインの歌曲は歌うのが難しそうだ、
俺と食べる速さを合わせてるんだぞと言うときの言い方が自分の父親とダブる、凄い勢いで食べて急に止まるのはやめてくれ、
こんど初台辺りのウィグル料理屋さんに行こう、新彊ウィグルは三蔵法師が立ち寄ったところか、文化の交差点だな、などと談笑する。
帰ってカラヤンのブルックナーの七番を聞いた。日々の停滞した空気をほろ酔いの多幸感が隅に追いやってくれる。穏やかな日々のほころびの気配を、リヒャルト・シュトラウスのメタモルフォーゼンの空気に感じる今日この頃である。

取り寄せた辞書で未来が開けたらほろ酔いのまま闇を越えたい



コメント
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