超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">ウォークマンの差し入れ、野菜のケーキ、真摯な音</span>

2013-04-05 18:49:39 | 無題

昼ご飯はツナとタイカレー缶に春雨をほぐして混ぜて食べる。
インフルエンザと肺炎で入院している母が見舞いに来てほしいと言う。
アイワのウォークマンとラインスドルフの
ベートーヴェン全集とシノーポリのマーラー全集を貸す。
それと五島雄一郎氏の講談社プラスα文庫の
大作曲家たちのカルテとかいう本を差し入れる。
紛失癖のある母に貸すためにこの本を何回買ったかわからない。
作曲家の生涯が面白くまとめられていて
読み甲斐のある本ではある。
バスを乗り継いで母の入院している病院へ行く。
母は点滴してしょんぼりしていたが、私が来ると
喜んでラインスドルフの第九を聞いて雑談していた。
シノーポリって知らないな、シランプリかと軽口を飛ばしていた。
母に頼まれた紙コップ、歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、マスクを差し入れる。
しばらく話して帰る。
帰りに途中の町の食材店のカフェで野菜のケーキと珈琲を食す。
野菜のケーキ、セロリの味がする。
本当はホイップクリームを塗るのだが私は要らない。
帰宅して仕事をしながら、フランソワやレオンハルト聞く。
眠くなってきたので、フルトヴェングラーのブラームスとブルックナーを聞く。
フルトヴェングラーは真摯に聞くものだと思う。
この切迫感と独特の伸縮自在のテンポ。好きな人には堪らない。
また時間が空いたらフェドセーエフのチャイコフスキーの悲愴のDVDを見たい。


自然から桜が贈られてくるようにできる範囲でお裾分けする



コメント
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