携帯に泣き言打てば流れ星
人波が朝早く行く天高し
草眠る窓に漂う朝の霧
長旅を終えた荷を置き月見草
モナリザを着た友を描く美術展
釜石の車窓に眠り賢治の忌
貯水池で蜻蛉が止まる秋帽子
秋桜が咲く街並みに今日別れ
秋舞台見た日はいつか千日紅
久々にお化けになった南瓜祭
気がつくとすぐ目に入る道の茸
夢忘れひたすら食べる熟れた柿
地蔵堂手を合わせれば秋蛍
散歩する足に合わせる昼の月
長文の疲れの後に夕陽雲
世を逃れ肩まで浸かる爽快感
月寒に堅き契りの乙女像
胸の内なほ言はざりき終電車
夕陽雲また消ゆるとき人思ふ
道端のわが天使なる白蝶草
釜石の車窓に眠り賢治の忌カムパネルラは友か私か
人波が朝早く行く天高し
草眠る窓に漂う朝の霧
長旅を終えた荷を置き月見草
モナリザを着た友を描く美術展
釜石の車窓に眠り賢治の忌
貯水池で蜻蛉が止まる秋帽子
秋桜が咲く街並みに今日別れ
秋舞台見た日はいつか千日紅
久々にお化けになった南瓜祭
気がつくとすぐ目に入る道の茸
夢忘れひたすら食べる熟れた柿
地蔵堂手を合わせれば秋蛍
散歩する足に合わせる昼の月
長文の疲れの後に夕陽雲
世を逃れ肩まで浸かる爽快感
月寒に堅き契りの乙女像
胸の内なほ言はざりき終電車
夕陽雲また消ゆるとき人思ふ
道端のわが天使なる白蝶草
釜石の車窓に眠り賢治の忌カムパネルラは友か私か