「俳句のための文語文法入門」佐藤郁良著 KADOKAWA 中間~後半読む。
①形容詞( うつくし 清し 等)は通常の活用のほかに
清からず、清かりけり・・・というカリ活用というのがある。
②形容動詞は豊かなり、茫洋たり などである。
③形容動詞の豊かなり、と、名詞+なりは、なり以前の語が主語になるかで判別できる。
④助動詞は、最大の山場である。
似ず(打消し)在らむ(推量)定まれり(過去)かよふらし(推定)あふれしむ(使役)戴きぬ(完了)
買わざりき(過去)忘れらる(受け身)ごとし(比況)~「なり」けり(断定)。
⑤終助詞で俳句によく使われるのは切れ字で多い「かな」 (詠嘆)、聞く日ぞの「ぞ」 (念押し)。
⑥旧仮名遣い
ゐる 言ふ 耐へて こほり をんな はぢ いづこ 恋ふ まちぢゆう けふ(今日)等。
これは慣れて覚えるしかない。
あとはこの本を繰りかえし読み返して、文語に慣れるしかない。文語文法は近づきにくいが、
この本は、簡にして要を得ている。いい本をみつけた。何度も読むつもり。
胸の内なほ言はざりき終電車
①形容詞( うつくし 清し 等)は通常の活用のほかに
清からず、清かりけり・・・というカリ活用というのがある。
②形容動詞は豊かなり、茫洋たり などである。
③形容動詞の豊かなり、と、名詞+なりは、なり以前の語が主語になるかで判別できる。
④助動詞は、最大の山場である。
似ず(打消し)在らむ(推量)定まれり(過去)かよふらし(推定)あふれしむ(使役)戴きぬ(完了)
買わざりき(過去)忘れらる(受け身)ごとし(比況)~「なり」けり(断定)。
⑤終助詞で俳句によく使われるのは切れ字で多い「かな」 (詠嘆)、聞く日ぞの「ぞ」 (念押し)。
⑥旧仮名遣い
ゐる 言ふ 耐へて こほり をんな はぢ いづこ 恋ふ まちぢゆう けふ(今日)等。
これは慣れて覚えるしかない。
あとはこの本を繰りかえし読み返して、文語に慣れるしかない。文語文法は近づきにくいが、
この本は、簡にして要を得ている。いい本をみつけた。何度も読むつもり。
胸の内なほ言はざりき終電車