心術も年相応に冬鏡
朝五時に余韻残れり寺の鐘
青々と山そびえ立つ寒冷日
降り立ちて野鳥さえずる冬花壇
町の人皆好き好きに冬すみれ
公園のベンチで眺む冬牡丹
寒暁に初めて聞きしピアノ曲
暖かきキャラメルラテでむせる朝
注連縄が弁天池を護りけり
セキレイが気儘に歩く冬の寺
寒日に記憶を覚ます淡き花
純白に思いはあれど春を待つ
朝五時に余韻残れり寺の鐘
青々と山そびえ立つ寒冷日
降り立ちて野鳥さえずる冬花壇
町の人皆好き好きに冬すみれ
公園のベンチで眺む冬牡丹
寒暁に初めて聞きしピアノ曲
暖かきキャラメルラテでむせる朝
注連縄が弁天池を護りけり
セキレイが気儘に歩く冬の寺
寒日に記憶を覚ます淡き花
純白に思いはあれど春を待つ