超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">懐かしい図絵、アパラチア、メキシコ万歳</span>

2015-03-17 21:02:37 | 無題

今日は実家に帰って父の昔からの知人と母とで歓談した。
貴重な画家の自筆画集が家に眠っていたので拝借する。
ほかにレヴィ=ストロースのインタビューとオクタビオ・パスの本を借りて帰る。
父の蔵書を何とかしなくてはいけないのだが妙案がない。
明治・大正の雑誌など私には値段がわからない希少品が多い。
私の住まいは狭いので数冊しか引き取る余地がない。
私は仕事の面で先行きは不透明だが好転の兆しがある。
今日は一杯飲んで帰り、帰りにスジャータのコーヒーを二本買った。
友人に貸したケルン放送響のブルックナーの7番と9番のセット、思い入れがある。
私が初めて買ったブルックナーのCDなのである。
今日は父の知人にブルーグラスの話を聞いた。
ブルーグラスはアイルランドの民謡がルーツで黒人霊歌なども交じっているという。
アパラチア辺りがルーツだという。
アパラチアと言えば、フレデリック・ディーリアスに変奏曲「アパラチア」という名曲があり、
民謡の旋律が取り入れられている。
私はブルーグラスと言えばコーエン兄弟のオー・ブラザーという映画ぐらいしか知らない。
でもアパラチアと聞いてがぜん興味が出た。
父の編集の方とはメキシコ万歳の話をしかけて途中で終わってしまった。
草月ホールでメキシコ万歳を見たときに吉田喜重監督と四方田犬彦さんが
対談していて、吉田喜重監督は私の父のおかげでえらい目にあったと話していて
偶然居合わせた私は穴があったら入りたい気持だった。今ではいい思い出である。


闊達で洒脱な図絵を持ち帰りこれを眺めた父の目を偲ぶ



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<span itemprop="headline">玄米と大豆のお肉、ローソンのコーヒー、バーンスタイン三昧</span>

2015-03-14 20:39:58 | 無題

昼間は和幸のサンマカツをパンに挟んで食べる。

スーパーにゆくと「まるっきりお肉」という玄米と大豆の食品を見つけ驚愕する。
なんと鎌倉のソラフネで食べたような玄米菜食のお肉がご自宅でも食べれるとは。
しかも近所のスーパーにまで進出しているとは驚きである。
「まるっきりお肉」、マイセンという会社が出している。
その隣に玄米のから揚げが売っていてそっちのほうが安かった。
いつかトライしてみたい玄米菜食製品である。

ローソン100で買ったローソンの無糖コーヒー1ℓ100円飲む。
ローソンバリューラインのブラックコーヒー無糖。
苦みが強いが悪くない味。
スーパーに行っている間に郵便局が本を持ち帰ったと不在票が入っていた。
母に頼まれていたコリン・デクスターの推理小説2冊。
今日一日休んだので何とか音楽を聞けるぐらい体力が出た。
最近聞いていなかったバーンスタインのチャイコフスキー全集聞く。
最近バーンスタインづいている。
バーンスタイン・コンダクツ・ハイドンも愛聴盤である。
晩御飯は豚肩ロース肉黒コショウ焼き。
味付け肉も好んで食べている。
運命が好転するか暗転するかわからないが、
現在と少しだけ先のことを考えて毎日を過ごしている。
ヨッフムやカール・ベームやギュンター・ヴァントで眠りに就く。

現在が暗転するかわからない明日のことは明日が憂える



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<span itemprop="headline">父の法事、マリア・カラス、春の陽射し</span>

2015-03-08 17:27:00 | 無題

父の法事で集まる。三回忌。

兄にマリア・カラスのボックス・セットを貸した。
椿姫、トスカ、シチリア島の夕べの祈り、
トロヴァトーレ、蝶々夫人、トゥーランドット、
ラ・ボエーム、セビリアの理髪師等が
入っているボックスなのだが、カルメンはないのかと言われた。

私の持っているのは劇場録音のオペラ集で、
EMIのカルメンは晩年のスタジオ録音なので入っていなかった。

寺の和尚さんが佐々木宏幹さんの話を熱心に話す。
孫の俳句が新聞に載ったと笑顔だった。
般若心経と観音経を読んだ後、施主の名を読み上げ、
焼香する。

和尚さんと挨拶して墓地に行き花を供え、
水を掛けて線香をあげ、手を合わせた後、
公園沿いの蕎麦屋で、天ざる食べて帰る。

帰って余所行きのスーツを脱いで普段着に着替え
団子食べてオールフリー飲む。

天国にまた春が来て父の背が陽射しの中に消えた季節に



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<span itemprop="headline">バーンスタインの充実のハイドン、リヒテルのソナタ</span>

2015-03-03 18:10:54 | 無題

最近バーンスタインのハイドン集聞いている。
パリ交響曲集、ロンドン交響曲集、天地創造、ミサ集、計12枚組でお値打ちCDである。
ソニー時代の録音で充実感ある。
アンタル・ドラティより勢いがある。
ドラティの澄んだ水のようなハイドンもいいがバーンスタインの驀進するハイドンは素晴らしい。
天地創造や戦時ミサがマーラーの復活や千人の交響曲を彷彿させる高揚感である。
最近またリヒテルのヴェネツィア盤のベートーヴェン・ピアノソナタ集を聞いている。
月光とか数曲有名曲がないのが惜しまれるが、詩情あふれるピアノ演奏が聴ける。
後期ピアノソナタが豊かな静寂を聞かせる逸品である。
バーンスタインのソニー時代の録音は皆素晴らしい。
チャイコもシベリウスもマーラーもソニーの全集を買えば間違いない。
バーンスタインのマーラーはソニーとグラモフォンの二種類がある。
若き日のバーンスタインの上半身がアップの12枚組のソニー全集は聞き易いらしく人気が高い。
私は廉価盤の12枚組の黒いジャケットのソニーの全集を持っている。
インナースリーブが曲ごとに分かれたオリジナルジャケットで演奏も申し分ない。
グラモフォンのマーラー全集はイタリア盤の中古価格2千円の交響曲全集と
交響曲・歌曲全集の二通りを持っている。
バーンスタインのマーラー演奏は感涙の超大作である。
ハイドン集とマーラー全集を交互に取り出して堪能している。
私の春が祝福された充実した春であればと願っている。

充実の交響曲を聞きながら今年の春は跳びたいと願う



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