永ちゃんのTV CMで本人出演。
しかも、リーゼントでなく
誰?
オフショットのような
リラックスした表情と出で立ち
でありながら
瞳はギラギラ
矢沢!
「へぇ〜永ちゃんはコークが好きなんだ」
ん?
コーク?
コークはコカの俗称
コカ・コーラの最初は微量のコカも混じってたとかなんとか…
でもあの頃一番コーラや炭酸飲料が売れてた時代だったんじゃないかな?
永ちゃんも80年に
「This is song for coca Cola」という歌を歌ってたし、CMに起用されてた
それより
やっぱり印象的なのが三年後に出た
「YES My Love」だったかもしれない
歌詞が
洋楽の訳詞みたいで
フレーズの最後に横文字が入って
日本語と英語の混じった
いわゆる80年代スタイルというか
サウンドに曲にあった
歌詞にしあがってる
詩先だったのか?
曲先だったのか?
雰囲気として
洋楽っぽく
永ちゃんの
海外進出ワールドワイドへの
野望の足掛かり的なとっかかりは
もう、始まってたのだろうか?
♪24時間持たない恋の
熱をさらって
Southern breeze
とか
♪かすり傷しか 置いてゆけない
めぐり逢いでも I can stop
なんだかわかった様なわからないような、大人の歌詞だったなぁ
CMタイアップ曲がオシャレになり、オシャレに聞こえる。
オシャレに仕上がってる
そんな80年代
時代に流されない作品は
こんな作品が残っていくのだろう。
古さを感じない。
それまで矢沢永吉というアーティストイメージは
キャロルの時とは
明らかに
違っていた。
若さを発散させてたキャロルの矢沢永吉ではなく
いちアーティスト
とくに僕はバラードシンガーという認識だった。
バラードを歌う矢沢永吉さんが一番印象的だし、ロッカーと本人は言われてるけれど
真価はバラードを歌う矢沢永吉さんにあると思う。
とくに晩年、といっても今なお現役で最前線で活躍しているが
歳を重ねていくたびごとに
味のあるバラードを聞かせてくれる
日本人も素敵に歳をとりながら
シンガーとして
味のある個性を持ちつつ勝負できる
アーティストが出てきたんだなぁと
アメリカや海外では
既に歳を重ねた魅力的なアーティストは沢山いるのに、
日本人はその分野ではまだまだ遅れていたわけで
愛の歌を照れずに
真面目に歌うアーティスト。
矢沢永吉さん。
今なおカッコいい!