♪指切りげんまん
嘘ついたら
針千本 飲ます
指切った……
僕のお腹の中には
何千本という針が
飲まされて入っているだろうか?
おまけに
「げんまん」…拳万
握り拳で1万回殴る制裁のこと
何万回殴られてるだろう
顔の形がなくなるくらい殴られて
いるだろうか?
指切った!
もう、全部の指を片っ端から
切られてる
だろうし…
ちょっとした
拷問?
約束の指切り…
約束なんて
破られるもんなのに…
♪指切りげんまん
嘘ついたら
針千本 飲ます
指切った……
僕のお腹の中には
何千本という針が
飲まされて入っているだろうか?
おまけに
「げんまん」…拳万
握り拳で1万回殴る制裁のこと
何万回殴られてるだろう
顔の形がなくなるくらい殴られて
いるだろうか?
指切った!
もう、全部の指を片っ端から
切られてる
だろうし…
ちょっとした
拷問?
約束の指切り…
約束なんて
破られるもんなのに…
ねぇ 蓋開けていい?
また、箱を開けて
中から色々取り出して
遊びたい
「じゃあ 少しだけだよ」
「うん」
蓋を開けて取り出すものは
新しいものだったり
忘れていた懐かしいものだったり
こんなもの
あんなもの
ひときわ声を上げて君は
僕以上に喜んでる
「ほらね、すごいでしょ」
「楽しいでしょ?」
僕が得意になって君に言う
君の方が目をキラキラさせて
箱の中を覗き込む
おねぇちゃんの君は
年下の僕にお母さんと同じことを
受け売りで言う
「いつまでもこれで遊んでないで
もう、蓋閉じるよ」
「仕舞いなさい」
「楽しいからっていつまでもダメ」
本当は自分に言ってるくせに
お母さんから言われる前に
自分たちでルールを決めて
時間を決めて楽しむのよって
僕はずっと遊びたいんだけど
おねぇちゃんは怖いから
無理矢理でも蓋をしめて
箱を持っていってしまう
今度はいつ
遊ぶ?
おねぇちゃんの背中に言う
おねぇちゃんは忙しそう
だんだん僕とも遊んでくれなくなっていく
おねぇちゃんにしか
届かないところに箱はある