- 8月31日(火)
▲ 5:40AM
ウン? 今日は曇り予報だが、晴れている。
パジャマのまま、外に出てみる。
乗鞍岳の山並みが朝日に照らされて、浮き上がっている。
▲ 左からの陽は、まだこの駐車場に届いていないが
オッ!
いつの間に来たのだろうか、奇特な2台のお車も停まって、いや泊まっていた。それぞれ左右の端に陣取って。あれが我らの流儀だ。ボクみたいに真ん中に停めるのは、傍若無人のそしりを受ける(笑)。
いつものテキトーな朝食のあと、ブログ執筆に(笑)。こもって書いていても、家人に下宿人扱いされないのがよろし。
書き終えて、散歩だ。
▲ 白樺の径というのがあって
▲ 上からネイチャープラザの駐車場を見下ろす
昨晩からのお仲間の2台のクルマは、とうにどこかへ出発した。また新たなクルマがポロポロと来て、去っていく。
散歩を終えて
▲ ランチは塩ラーメンだ
卵を入れて、野菜もどっちゃり入れた。
うん、いい味だねえ。
昼のニュースショーを見ながら、脱出最終日。今こそ怒りのアフガン1988、ランボーによる救出が必要なのではと思ったり(笑)。あの時、ランボーはタリバンの前身と協力してソ連軍に立ち向かうのだよな。政治、ポリティックス。
さて、昨日から読み始めた本の続きを。
▲ ヤマザキマリと中野信子の対談集だ。
この本は、少し前の土曜日か日曜日、NHKラジオ朝6時台のサタデーエッセーに出たヤマザキマリが紹介してた本。
二人とも、ボクのブログを読んでいる方なら御存知だと思うが、一応。
著者略歴
1967年、東京都生まれ。漫画家・文筆家。東京造形大学客員教授。フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞
中野/信子
1975年、東京都生まれ。東日本国際大学特任教授。脳科学者、医学博士。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。2008年から2010年までフランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務
▲ きょうは、こっちの本で。
第一章 コロナでわかった世界各国「パンツの色」
第二章 パンデミックが変えた人類の歴史
第三章 古代ローマの女性と日本の女性
第四章 「新しい日常」への高いハードル
第五章 私たちのルネッサンス計画
話題の運びは、終始ヤマザキマリがリードするが、彼女がぞっこんの古代ローマ史の言及には、飽きるところがある。なぜか考えてみると、いかに古代ローマが偉大だったとしても、今のイタリアの世界的地位を思うとあんまり参考にしようと思わなくなってしまうのだろう。
そうは言うものの、興味深かった点を断片的に
・疫病に罹るというのは、人間が自然に負けたということでイタリア人には承服できないこと。キリスト教も罹患は信仰が薄いせいだとして、布教に利用した歴史的経緯があるということ。それゆえ、PCR検査を徹底し、ロックダウンで抑え込もうとした。しかし、衛生観念の低さ、密な家族主義があだになって感染爆発、医療崩壊を当初招いた。
・一方、日本では疫病は自然災害と同一視されて、ただ過ぎ去るのを待つパターン。かっこよくいえば、共生感を持つ。
・アウレリウスは名著「自省録」を著わしたが、「日本人はどうも自分たちの過ちを率直に顧みるのが苦手ですよね」(ヤマザキ)。この本は昨年の6月に発刊されたもので、日本の感染者数が少ないのはミラクルと喧伝されていた頃。「このコロナ対策の成功体験、あくまで暫定的な成功体験に酔って新しい芽をつぶすことだけはやめて欲しいと思いますね」(中野)。これは言い得て妙。昨年の6月以降の政府対策は・・あったのだろうか(笑)。
・14世紀のペストで何千万も死んだあと、ルネッサンスが出た。疫病は人間を混乱させるが、考える時間も与えてくれる。ある意味、貴重な機会だ。今回のパンデミックの後にも各々に蓄積している何かが爆発して、新しい精神改革に結びつく可能性も、無くはない。(ヤマザキ)
さあ、お風呂に行こう。
5時前に入ったが、二人だけ先客がいた。
それでも20分ほどで出て(笑)、
▲ 湯けむり館の食事処
予め予約しておいた、今晩のディナーをテイクアウトして
また新たな駐車場へ向かった。
▲ 座望庵 の駐車場
ここは舗装なし。ワイルドな広い駐車場。
もう誰も、絶対来ない駐車場だ。
▲ しかし、やはり熊は来るかもしれないので
夜間、クルマの外に出るのは自粛しよう。
さあ、食べよう。
▲ ジャーン、ピッザだ。枝豆付きで。
▲ 25cmのミックスピザ。1100円。
風呂とセットにしたからもっと安くなったはずだが、正確には忘れた。
一人でぜ~んぶ。
▲ 地元のテレビ、abn長野朝日放送 で。
「コロナ禍の週末 なぜ信州へ」とかのニュース。
Youはなぜ信州へ だって? 読書だよ(笑)。
▲ 信州は、キンキューにもマンボーにも掛かっていないから、観光客が来るそうだ
ま、それはあるな。
浪花には行かないわな。神奈川にも。
▲ 取り上げられていたのは、善光寺と軽井沢。
どちらも観光客が比較的に多いらしい。
「お寺巡りとか神社巡りとかしていて、ここ善光寺が有名だったからきた」のだって。
このピッザ、うまいな。
ボクにも聞いてよ。
しかし、観光地の声としては、「やはり来て欲しい」だって。
うん、どうもキャンカーに石を投げられることはなさそうだ。安堵。
▲ それよりは、明日から天気が・・
避暑という感じではなくなってくるなあ。