6月28日(月)
今日は月曜日。「やれやれ、やっと平日に戻ったよ」とつぶやくハッピーマンデー。役所、郵便局、銀行等のサービス機関をはじめ、全てが正常にに動き始める楽しい月曜日だ。
宮仕えをしている時は、ボクも多くのみなさんと同じく 「あーあー、休みが終わってまた仕事かよ」 だった。その時は、ブルーマンデーだよね。そして週末の土・日曜日の休みを待ち焦がれたものだ。
しかし、仕事からリタイヤして家にいるようになると、いわゆる「毎日が日曜日」へ。そもそも毎日が日曜日とは同名の城山三郎の昭和のベストセラー企業小説からの流用で、定年間近のサラリーマンが閑職に追いやられる悲哀ストーリーだった。
しかしその悲哀も、退職するとまた別の意味でもっとリアルに。当初は仕事からの解放感でウキウキするも、実際はすることが無くなって、そのうちに途方にくれて、嘆きの代名詞の「毎日が日曜日」になる。
あー、あー、今日もすることがないにゃん・・
ところが、引退してから5年たち、年金等の不労所得で幸いにも仕事をする必要がなければ、「自分の好きなように一日を過ごせるにゃん」とポジティブに考えてくる。 ボクなんかは、今が人生の一番のプライムタイムだと感じている。これ、ほんと。それと同時に、平日vs週末 の位置づけも大きく転換してしまった。
平日なら、早朝からNHKBSでワールドニュースを眺めて、「英国のハンコック保健相ありゃやり過ぎだよな」といち早くうらやましがって・・いきどおってみたり、
「米国他のアフガン撤退だいじょうぶかよ、スタローンはまた取り残されるのかよ」と心配したり、世界の動きに広く好奇心を寄せる。そのあとは、民放各局のモーニングショウをはしご。コロナを初め日本の政治・社会的状況を研究し、「オイ、オイ、わが日本はどうなるんだ」と大げさに嘆いてみせる。
日本は下り坂ですね
昼間になれば、また各局のおもしろおかしく報じるニュースショウをずっと見ながら食事。午後からは、前日録画した好きなドラマの視聴。ウオーキングを入れたりしていれば、そのうち夕食時間に。夕方のニュースショウを見ながら夕食。仕上げは、7時のNHKニュース7。本当はニュース7なんかは見る必要はないのだが、なぜならもう全部自分が既に知っているニュースばかりで、ボクがアナウンスしてもよいくらいだ(笑)。そして、お風呂に入って寝る。
つまらない? そんなことはない。これはこれで、世の中の変動する情勢のただ中に自分が居ると実感ができて、エキサイティングで、充実した一日なのだ。
この気持ち・・
(古過ぎてわかんねよ)
それが、土曜日、日曜日になると、テレビの報道は内容的にいっぺんに手抜きになる。ニュース番組は全部その週のレビューばかり。ワイドショーもお笑い芸人のアホ番組ばっかりに。テレビ局スタッフも休んでいる者が多くなるのだろう、撮りためた番組ばっかりの放送になる。平日にTVが見れない勤労者の皆さんにはそれで十分なのだろうが。
役所等のサービス機関は閉まっていて、雑用もこなせない。で、じゃあキャンカーでどこかへ出かけようかとは土・日にはならない。何が悲しゅうて、混んで、密になっている週末に出かけにゃならんのか(笑)。その結果、つまらない、活気のない、やはりすることの無い土・日になるのだ。
♬ ともだちよ これが私の一週間の 仕事です テュリャ テュリャ テュリャ リャ
(なんのこっちゃ)
はい、というわけで 週明けの月曜日が待たれるわけ。
では最後に、きょうの愛唱歌はハッピーマンデーを謳った曲などないので、しょうがない、ブルーマンデーを歌った曲にしておこう(笑)。
The Bangles - Manic Monday
今日はまた新たな憂鬱な月曜日
ああ、今日が日曜日だったらなあ
だって日曜日は楽しい一日だもの
今日は憂鬱な月曜日
It's just another manic Monday
I wish it were Sunday
'Cause that's my fun day
It's just a manic Monday
ご参考:
高齢者はテレビに釘付け!? - 団塊シニアのひとりごと (goo.ne.jp)