青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

「風たちぬ」は一夜の疾風

2013年09月30日 20時36分23秒 | 日々の思い
9月30日(月)

私のブログに、一昨日の夜半に疾風が吹いた。

28日、29日両日の当ブログの訪問者数IPと閲覧数字PVが、吹き上がったのだ。

訪問者数は通常200程度だが、500、900へ。
閲覧数は通常400程度が、1000、4000へ。

な、なんじゃこれは!?

増えた閲覧記事は、宮崎駿・映画「風たちぬ」を観て 2013年7月22日投稿 が、両日で4200回(PV)もありこれが原因だ! しかも閲覧時間帯は28日の午後9時台からうなぎ登りで29日午前12時台でピークを打ち、後急落している。

ウーン??

検索記事から調べてみる・・、分かったコレだよ。

Yafooニュースの9月28日の夜9時配信エンタメニュース「宮崎駿監督 空に憧れた原点」の記事が原因だ。http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=7717345&e=studio_ghibli

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▲ この最後に私の投稿記事が引用されているう!!

これを見に、皆さんクリックしてこられたのだ。
(4時間で800人もの人が・・。しかし落胆させたならごめんなさい)

しかも正確には、私は宮崎駿の「ファン」ではなくて、堀辰雄のファンで彼の「風たちぬ」が好きなのだが・・(笑)。

ジブリの「風たちぬ」はメチャ、ネットでは引用が多い。ジブリファンは多いんだねー。
そのあおりを食らって私の昨年9月に書いた記事、「風たちぬ、いざ生きめやも」も、映画が7月にリリースする前から、私のブログの閲覧数トップ記事になっていたのだが・・

でもなぜ、チョー数ある中から、私のジブリ映画感想記事が引用されたのだろうか? これが最後の作品になることを言い当てていたからだろうか・・

いずれにしても、うれしいことだ。



参考過去記事;

「宮崎駿・映画『風たちぬ』を見て」 2013年7月22日

「風たちぬ、いざ生きめやも」 2012年9月8日




長野県共通リフトシーズン券 外れ

2013年09月27日 21時51分10秒 | これからの旅予定
9月24日(火)


今日は抽選結果の発送日。夕方メールが届いた。

Sora 様

日頃、長野県内のスキー場をご利用、ご支援いただきありがとう
ございます。この度は「2014 NAGANO SNOWLOVE(JUNIOR)CLUB」
(長野県共通リフトシーズン券)にご応募いただき誠にありがとう
ございました。お陰様をもちまして15,000通を超えるご応募を頂き
厳正なる抽選を行いましたところ、誠に残念ながら今回はご意向に
沿えない結果となりました。




いつもの文言。15,000以上の応募で当選は200枚だけ、倍率75倍か・・。
ハズレてもしょうがないのだが。

これで、冬は毎週スキーの夢は水泡に帰した。 ま、現実的な過ごし方をしなさいということか。
ハイ。 


関連日記:

「2014 SNOW NAGANO」 13.8.16

緑響く・御射鹿池へ

2013年09月25日 22時50分59秒 | 青い空の日は旅立(全般)
9月22日(日)

日帰り温泉、もみの湯での朝。きのうほどではないが、きょうも晴れ。

ゆっくりと朝食を食べて、山道具、服がほったらかしになっているクルマの中を、少し整理した。



▲ 9時過ぎに、「じゃあ出かけようか」



▲ おっと、前輪にカマキリくんが張り付いている。普通は緑色だと思うが、このカマキリは薄茶色、こいつも秋バージョンだ。


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ここから少し北上して、東へ曲がって191号線をふたたび八ヶ岳の方へ向かった。奥蓼科温泉郷の方面だ。温泉郷といっても、ネオンきらめく温泉街なんか無い。ひなびた温泉宿が数軒点在するだけのところ。昨年11月に天狗岳に登った時に通った道だが、この池の所在は気がつかず通り過ぎていたのだ。

山の中に入っていくと、この池、御射鹿池(みしゃかいけ)は、事前の何の標識もなく、右手に突然現れる。行きすぎてから戻って、池傍の狭いスペースにクルマを停める。

池に近づく。全体が目に・・ その一瞬、ハッとする。 (わっ、何!)




▲ 中央




▲ 右淵は緑の堤防になっている。




▲ 左淵

決して大きい池ではないが、

湖面の深い緑が心を浸(ひた)してくる。


御射鹿池を有名にしたのはこの絵。

 「緑響く」

▲ 日本画の東山魁夷(ひがしやまかいい)はこの池をモチーフに、1972年に白い馬の連作を幻想的に描いた。 「緑響く」 はそのひとつ。



自然の池のようにみえるが、1933年に農業用のため池として人工的に造られたもの。
池の奇妙な名前「御射鹿池(みしゃかいけ)」の由来は、諏訪大社の神に捧げる鹿を射る処、という意味があるそうだ。




▲ 池は191号の道沿いにある。駐車場はないが、手前と先に数台停められるオープンスペースがある。道沿いにも数台勝手に停めている。



▲ 私はHarmonyを、手前のスペースに停めた。向こうが池の右堤防だ。




▲ 左うしろに看板が立っていた。標高1528m、広さ1.3ha、最大水深8m。酸性が強いため魚などは生息できない。

見ごろは、紅葉の時期のようだ。クルマであふれかえるのだろうな。
この池は、晴天の昼間より、早朝あさもやがかかっているような時のほうが、幽玄神秘的に撮れるだろう。


よしっ。帰ろう。

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▲ 帰りすがら。赤岳では一度も「名も知らねど花シリーズ」の出番がなかったが(もう何も咲いてなかったため)、道路脇に秋桜コスモスが咲いていた。クルマを停止して撮った。
背景はもちろん、身近になった八ヶ岳。


帰りは諏訪ICから中央道に乗って、幸い渋滞もなく午後3時に帰宅。



近辺の位置関係;



B:美濃戸口   C:もみの湯   D:御射鹿池



ついに八ヶ岳・赤岳登山 (日帰り)

2013年09月23日 15時51分37秒 | 同上 (山歩き)
9月21日(土)

美濃戸口での朝。
昨夜は憧れの赤岳登山に興奮していたからか、寝過ごす心配からか、7時過ぎに就寝後に何度も目が覚めた。
結局、3時半!に起床。



▲ 4時40分ごろに様子うかがいに、外へ出てみる。八ヶ岳山荘の前の駐車場にはバスが次々と到着。登山客を降ろしている。WAO、皆さん元気!・・。人気あるんだなーこの山。
私の方は、朝食をしっかりとり、といってもシリアルと菓子パンなのだが、クルマの中で屈伸運動をして、体調を整えて、遅ればせながら5時20分に出発した。

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ここで、今日のコースの説明をしておこう。

 日帰りコース

▲ 美濃戸口を出発(5:20)後、美濃戸山荘等三つの山荘がある美濃戸へ到着。中継点になる行者小屋を経て時計回りに地蔵尾根赤岳展望荘赤岳頂上山荘赤岳頂上のあと、文三郎尾根を通って行者小屋に戻り、同じ帰路コースだ。
モデル歩行時間は9時間(休憩入れず)。標高差1220m。 大山行だよこれ。

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林道歩きを開始。



▲ 美濃戸口Pから美濃戸Pまでの3kmの未舗装林道を走るクルマ。24台通過。4台すれ違い有。私のキャンピングカーはすれ違いがしんどい林道だが、普通車なら走行できるとみる。ガキッと下を擦る惧れのところが最初1か所ある。そこはていねいにまたぐ必要あり。やまのこ村前で渋滞。



▲ 先の赤岳山荘、美濃戸山荘の駐車場はもう満車(6:00)。しかし、駐車スペースはかなり広いところではあるが。3kmの若干傾斜のある林道を私のように50分かけて歩いてくるかどうかだな。




▲ 美濃戸山荘に到着6:10。 ガイドブックは通常ここからコース説明が始まる。「赤岳を日帰りで登るには、美濃戸を遅くとも6時には出発したい。そして遅くとも11時には山頂にたっていたい。」と。オイ、10分ビハインドだ。大丈夫かな。
ここで、赤岳鉱泉を経由する北沢コースと、行者小屋へ直行する南沢コースに分岐する。もちろん右の南沢コース3.8km(2時間)へ。




▲ 沢沿いを歩くのが基本。樹林帯に入ると、ガレキと苔むした少し薄暗い道がずっと続く。八ヶ岳はこんな山道が多いと思う。ある程度視界が開けていて、完全に閉ざされていないので救われる。




▲ 2時間近く歩くと、大きな涸れた沢のような所へ出た。同時に正面には赤岳に繋がる横岳のゴツゴツ稜線が見えてくる。行者小屋はまもなくだ。




▲ 行者小屋到着8:30。美濃戸からは2時間20分。ここは赤岳往復の起点地(2350m)だ。多くの登山客でにぎわっている。




▲ 正面の赤岳(2898m)は逆光でうまく撮れない。山頂には雲がない、晴天!!
ここで自作おにぎりを1個食べて休憩。




▲ 行者小屋からは、時計回りに地蔵尾根を登り地蔵ノ頭経由と、ダイレクトに文三郎尾根から赤岳を目指すルートがある。後者は距離は短くなるが急登が続く。前者はいったん稜線にのるので休憩がとりやすいとある。前者の地蔵ノ頭経由をとった。(これは正解だった)
この小屋の裏手の階段から登るのだが、初めは後続登山者がいなくて、このルートはオレ一人じゃなかろうかと不安になった。道は急登に。パイプ階段が要所に出てくる。




▲ 登るにつれ山容が明らかに。左は硫黄岳と横岳。右は阿弥陀岳が姿を現してくる。しかし肝心の正面の赤岳は樹林と山影に遮られている。




▲ 岩稜の勾配も増してクサリが連続してくる。高所恐怖症の私にはそれなりに怖いが、そうも言ってられない夢中さだ。




▲ 息が切れるのでちょっと休んで下を見ると緑の山並み。手前下に行者小屋が見える。そのはるか向こうは茅野の町並みだろう。




▲ お地蔵さまが現れた。こういうものを拝む信条はない私だが、思わずありがとうと感謝のつぶやきが出た。




▲ さらに階段状の石、クサリをクリアしていく。




▲ ここまで来ると、左隣りの横岳ははっきりと、空はますます青くなってきた。




▲ 正面の頂上に、さっきから誰かがいると思ったのは・・・




▲ お地蔵さんだ。ここが地蔵ノ頭だ。




▲ 左側(北方向)には横岳(2829m)がm真近に。ここから稜線を歩いていく人が見える。




▲ 右側(南方向)には赤岳(2899m)が。稜線の手前に赤岳展望荘が。そのうしろの頂(北峰)には小さく赤岳頂上山荘が見える。頂上(南峰)はそのすぐ後ろだ。
あそこだ!!




▲ 赤岳頂上の左横には、その昔八ヶ岳と高さを競ったという富士山が見える。ズームもせずにこれだけ見えるのだからたいしたものだ。




▲ さあ、山頂へ行くぞ!




▲ 展望を楽しみながら、稜線を登っていく。赤岳展望荘がすぐそこだ。




▲ 展望荘に到着。この前の斜面ではコマクサが見られるとか。今は花の季節はすべて終わっている。
展望荘の屋根には風力計が何本も立っている。電力でも起こしているのだろうか。




▲ 左横(東)のなだらかな山並みの向こうに見えるのは、野辺山だろう。あそこからここを眺めていたのだ。




▲ 頂上を目指して歩く。




▲ 左上に頂上山荘が見えている。ここは最後の急勾配。体力的にも疲労が蓄積されてきているので、一番辛かった。何度も息をついだ、というかあえぎ、あえぎ登った。




▲ 赤岳頂上山荘(北峰)に到着10:50 。ここはほぼ頂上。行者小屋出発8:45から約2時間経過。モデルが2時間10分だから、そんなものだろう。(余裕の口ぶりに変わってきた)


ここは360度のパノラマ。(槍ヶ岳も確認できた)




▲ 横岳の右下には先ほどの赤岳展望荘がもう小さく見える。




▲ 横岳の左横延長上に、八ヶ岳連峰の全容が今は見える。




▲ そして、頂上山荘のすぐ前方には赤岳山頂(南峰)が。人が群がっている。




▲ もちろん富士山も、雲海と雲の向こうから、この八ヶ岳を見据えている。

神話によれば、昔、八ヶ岳は富士山と背比べして勝利。しかし富士山に蹴飛ばされて八つの峰になった。しかも蓼科山は八ヶ岳の妹で、八つの峰になった八ヶ岳を見て泣いて、それが川になり溜まったのが諏訪湖になったとされている。なんともまあ・・・ここまで飛ばされてきたのか。




▲ 頂上まであと少し。




▲ 着いたわよ。  11:06



▲ ウン、着いたね。

 開示期間限定(2日間)

▲ どさくさに紛れてこの人も、一応登頂達成の証跡として。


昼食はこの山頂で。一段下がった岩陰では陽が照って暖かい。残りのおにぎり1個と、コロッケをゆっくり山並みを眺めながら食べた。何度も来ている人が、こんな晴天は珍しいと言っていた。 山頂には30分ほどとどまっていた。




▲ ぼちぼち下山しよう。あの行者小屋(赤○印)へ。




▲ 11:35に下山開始。今度は文三郎尾根づたいに下りる。降りは当然急峻。階段とクサリを伝っ一歩一歩慎重に下りる。でも降りは怖くない。妙なものだ。




▲ 10数分下りるとこの道標の立つ分岐点へきた。前方は阿弥陀岳への稜線が続き、右に折れると文三郎・行者小屋へ至る。右へ行く。

この分岐点で、後ろを振り向くと、



▲ 今登ってきた赤岳がそびえる。 やったなあ・・とあらためて思った。


あとは、スリップ転倒しないように連続して続く坂道を慎重に、ストックを使用して下りていった。文三郎尾根の方が、地蔵尾根より確かに急だ。しかもそれが延々と山頂まで続くのはたまらなかっただろう。このルートを取らなくてよかったと、つくづく思った。




▲ カラフルなテントが見えてきた。行者小屋へやっと戻ってきた。13:00 





▲ 行者小屋は相変わらず、これから登る人下山する人宿泊する人で賑わっている。山頂では見なかったが、結構子供づれもいる。ビールを飲んだり、カレーライスを食べたり、おでんまで売っている。




▲ 朝は、逆光で暗かった赤岳の山並みも、今は陽を正面から受けてはっきり見える。今日は、快晴で無風で、本当に良かった。この山は天候が良くなくては簡単に日帰りできるとは思わない。オレはラッキーだった。


行者小屋でしばらく休んで、13:20に小屋を出発。あとは、基本的には長い距離をトレッキングするだけだ。途中ふんばった時、右足ふくらはぎが攣(つ)りそうな気配がしたが、すぐ休止して事なきに。それ以外は、どこも痛いところはない。痛いのは両足の親指の爪ぐらいか。




▲ 涸れた沢のところまでくだった。背後には硫黄岳から赤岳へ繋がる稜線が、青い空と白い雲を背景に連なっている。 
BYE BYE またいつの日か。



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▲ 美濃戸口の駐車場には、午後4時ちょうどに無事帰還。

朝5時20分にここを出発だから、10時間40分の山行となった。奇しくも、昨年6月の浅間山登山と同じ山行時間だ。あの時は両膝が痛くなり行き倒れ寸前で戻ったが、今日はからだ全体で疲れてはいるが、まだしっかり歩くことができる。
まあ、いまだこんなに何も問題なく歩けるとは・・有り難い。親に感謝だな。


駐車場はクルマでいっぱい。管理人さんに遮っているクルマを移動してもらい、休むひまもなく駐車場を出発。 駐車場代2日分で1000エンを払う。

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15分ぐらいクルマを走らせて来たところが、あらかじめ調べておいた日帰り温泉もみの湯だ。




▲ もみの湯。 5時からは入浴料金が500円から300円になるので、5時まで待って入浴。疲れた体をゆっくり癒した。


クルマの中で、和風きのこスパゲッティを作って食べたあと、今日はここでもう爆睡だ。


明日は午前中、ちょっとこのあたりを寄り道してから帰ろうか。




八ヶ岳・赤岳 美濃戸口で待機

2013年09月20日 16時56分10秒 | 同上 (山歩き)
9月20日(金) ライブ

八ヶ岳の主峰・赤岳を目指して、午前中11時前に自宅を出発。
中央自動車道・小渕沢ICを下りて、美濃戸口に着いたのが午後3時ちょうど。




▲ 美濃戸口(標高1502m)には、八ヶ岳山荘がある。ここでは日帰り入浴もできるようだ。




▲ 山荘のすぐ左には登山口・林道がある。この林道を通って美濃戸へ向かうのだ。この林道をクルマで行けば10分弱で美濃戸へ着く。歩いたら1時間!かかる。しかし林道は未舗装で狭い。この林道入り口にも、「マイクロバスは乗り入れ禁止」のタテカンがある。

駐車場のおじさんに、「このクルマでいけるでしょうか」と念のために聞いてみると、「うーん、止めたほうがいいんじゃない」。やっぱりヤメトコ。




▲ 駐車場は、左が山荘の駐車場(舗装)、右が民間の駐車場(未舗装)。ともに有料500円だ。

私は、民間の更に一段下の駐車場停めた。




▲ 一番奥に。発電機を回すため、他の車に音ができるだけ迷惑にならないように、いつも離れた処に停めるようにしている。




▲ 早めにブログは発信。そうそう、またコンビニで、明日の山での昼食を買いそびれたというか小淵沢ICを降りてからコンビにが無かった・・。JAスーパーではおにぎり弁当は売ってなかった。海苔とふり掛けと、コロッケを買ったので、明日のヒルメシ調理?をあとでしよう。


赤岳を日帰りするためには、この美濃戸口を朝5時には出発したい。
そのためには、今日は早寝早起きでいこう。

(あ、目覚まし時計を忘れた!)



【続き】は「ついに八ヶ岳・赤岳 登山」をクリック

目指すものは

2013年09月19日 22時42分22秒 | 青い空の日は旅立(全般)
9月19日(木)

私の家人の実家は信州佐久にある。そのため、佐久には折に触れて行き続けてきた。
彼の地では、山といえば浅間山八ヶ岳だ。
浅間山は、昨年6月に頂上まで登って火口まで覗いてきてしまった。

一方、八ヶ岳となるとこれを踏破するのはちと手ごわい。
北は長野県の佐久地域から南は諏訪地域へそして山梨県の大泉村へ南北30kmあまりにまたがる山塊の総称が、八ヶ岳だ。

 八ヶ岳


八ヶ岳といっても、八つの峰があるということではなくて、「たくさん」の山と谷筋があるから名づけられたようだ↑。

今までで、私が登ったことのある山は北から蓼科山(2530m)、縞枯山(2403m)、天狗山(2646m)の三つだけだ。これらの北八ヶ岳は比較的なだらかで、湖沼も点在する。しかし南に下った南八ヶ岳は岩峰で急峻。狭義の八ヶ岳は南八を指すこともある。まだ私は南八には行ったことがない。南八の中心は、八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)だ。

赤岳は、小海りエックスから、野辺山から、清里サンメドウズから、今までずーっと眺めているだけの存在だった。



▲ 野辺山高原から  5月26日2012年 「蒼い風と3 清里・川俣渓谷」




▲ サンメドウズスキー場から 1月30日2012年 「白銀は招く3 サンメドウズの青い空」


先週は、苗場山を無事踏破した。
今週末は、いよいよ八ヶ岳・赤岳を登ってみようと思う。標高差1220mは、今までの中で一番高い。
(小さい声で・・標高差1000m以上は未経験なのだ)
赤岳はなんといっても地元の主峰、ここまでは体力のあるうちに是非踏破したいと思うのだ。
(それ以上は望まない)

ゆっくり時間をとって登れば、大丈夫だと思う・・・

さあ、どうなるか。


秋の苗場山登山

2013年09月16日 10時11分40秒 | 同上 (山歩き)
9月14日(土)

朝5時前に起床。登山客のクルマは、夜中にも数台入ってきたようだった。エンジン音がしていた。
朝の天気は、雲混じりの晴れ。



▲ 6時半に私が出発した時は、駐車場にはクルマが整然と並んでいた。たいていの人はもう出ている。
私は、朝食をしたり、体調を整えたり、持ち物を揃えたりで家にいるみたいなもので、かえって出発はすぐにはできない(笑)。




▲ 駐車場わきに、苗場山登山道・入り口がある。




▲ そこにルートマップが。今回のこのコースは祓川(はらいがわ)コース

苗場山(2145m)と第2リフト駐車場(1220m)の標高差は925m。今までで一番高い標高差は、昨年登った木曽の御嶽山(3067m)の887mなので、今回が一番標高差がある。さらに、苗場山は神楽ケ峰でいったん下ってまた登るため、累積標高差は1246m。累積標高差では、今までで一番疲労困憊した昨年の浅間山といい勝負だろう。チャレンジングな山になるはずだ。

休憩を含まない標準コースタイムは、登りが4時間45分、下りが3時間25分で計8時間10分。

さあ、行こう!



▲ 初めはスキー場ゲレンデ横を歩いて行く。




▲ 20分ほどで和田小屋へ到着。スキー客用だから営業はやっていない。




▲ ここからゲレンデを右に横切って山道へ入っていく。コンチワ、熊クン。
熊の看板が注意マナーを促しているが、熊が出没するというわけではないようだ。
怖い顔させて、ゴメンな(笑)。




▲ 木々は、部分的に色づいているのもある。左の南天のみたいな赤い実をつけた木をよく見かけた。
けれど、紅葉をいうのはまだ早い。「秋の苗場山登山」と題したが、「秋」は便宜上だ(笑)。




▲ 木道と岩道が続く。ところによっては岩が大きく濡れているため歩きにくい。うっそうとしていて気持ちのよい登山道とはいいがたい。




▲ 和田小屋から1時間ほど歩くと、下の芝とよばれる木道わきにベンチのある開けたところに到着。やれやれ、休憩。

下の芝から少し行ったところに野草の群生しているところがあった。





▲ 赤い小さな花がついている。白い花のところもあり、赤と白のグラデーションが風に揺らぐ。 ここだけの光景だった。




▲ 次の休憩地、中の芝。視界のいいところに板敷のベンチが並べられている。
お腹が空いた。朝食の残りのドーナッ1個だけ食べる。

上の芝へ登っていく途中、横道を少し入ったところにこんな碑がたっていた。



▲ 顕彰碑。読んでみると、昭和5年4月にこの2名が初めてスキーで苗場山に登頂したことを称える碑だった。リフトも無く大変だったろう。


同じようなベンチのあった上の芝を過ぎて、小松原分岐コースを過ぎたころから登山道は稜線に入り平坦っぽくなってきた。




▲ そしてこの股スリ岩へ。大きな岩の上を木道階段を上って、岩をスリ降りてくるのだ。なるほど。




▲ この青い花が、今回の花シリーズの主役。だれかがリンドウだと言っていた。あっちこっちに咲いていた。でも、この深い青の花は群生しないようだ。1~4個のつぼみが1箇所に、ひそやかに、はっきりと咲いているのがいい。




▲ 笹の覆う平坦な山道。ガスが出てきた。




▲ 神楽ヶ峰2030mに到着。周りの山並みはガスでもう見えない。ここから、いったん下りに入って行く。




▲ 前方に山影が見えてきた。あれは・・。なおも前進、下降を続けると。




▲ 苗場山が見えてきた。実際はガスったり、消えたりしているのだが、はっきり見えた時のショット。
ここから、下の鞍部までさらに下っていき、左側の稜線から回るようにして登っていくと苗場山の頂上だ。もう少しだ。この時点で、登山口出発から約3時間たっていた。




▲ 下りる途中に雷清水とよばれる湧水場があった。飲んでみるとチビたい。味の違いはわからない。だってオレのペットボトルにだって、○○の湧水と書いてあるぞ。




▲ 鞍部へ下り立つと、そこは「お花畑」とよばれる所だった。夏には高山植物が咲き誇ると、ガイドブックに書いてあるが、今は枯れた植物が残っている。またいつかね。



▲ 振り返ると、下りてきた山道を他の人も続いてくるのが一目瞭然のところ。




▲ さあ、これからは雲尾坂とよばれる急坂を一気に山頂まで登るのだ。坂は急だが、要所では木道が整備されているのでゆっくり登っていけば問題ない。




▲ 上部が明るい。山頂が近い予感がする。


登りきると、一気に視界が開けた!!




▲ 開放的な景観が広がっている。頂上に。






▲ 尾瀬湿原のように、池塘(ちとう)がある。



▲ 木道が池塘のそばをとおる。



▲ 空と池塘。 ここは天上の湿原だ。



▲ 向こうの小高い丘に、苗場山頂ヒュッテの屋根が見える。
左横のブルーシートに覆われた塊は、木道を付け替えた廃材のようだ。ロープで縛ってある様子からヘリコプターで、いずれ運び去るのだろう。




▲ ヒュッテの横に頂上はあった。苗場山山頂2145m。10時45分。4時間15分ほどで登頂。




▲ ヒュッテの正式名は、苗場山自然体験交流センター。定員100名の宿泊所だ。



▲ 料金表が貼ってある。1泊8500円。食べ物ではカップヌードル500円。中をのぞいてみると、売店はみあたらなくて、宿泊施設専門のようだ。自然体験交流に土産物はいらないか、なるほどね。




▲ 横に回ってみると、ベンチでみなさん思い思いに食事・休憩をしていた。




▲ でも、オレは向こうの湿原の中の休憩所のほうがいいや。行ってみよう。






▲ すこし曇ってきたかな。台風の影響もあり、これからは晴れようがないかも。



▲ ヒュッテが上に見える。




▲ 白いワタスゲがまだ咲いている。




▲ さあ、これらを眺めながらお弁当を食べよう。お弁当といっても、前日コンビニおにぎりを買いそびれて、今日の朝チンしてきた五目ごはんレトルト(恥ずかしくて載せられない)と、コストコ仕入れのグラノラクランチー2個だ。 それでもおいしいものだ。





▲ 山頂湿原のガスは広がったり、薄くなったりを繰り返している。
1時間弱、山頂にいたがこれ以上の天候回復は望めないだろう。では下山しよう。 11:40AM




▲ 池塘もガスに覆われた。また、くっきり晴れた時に来たいものだ。




▲ 再度鞍部のお花畑に下りると、往時より視界が開けていた。




▲ お花畑の谷川を見下ろすと、低木の緑がこんもりとずっと下まで続く。浅間山の草すべりに似ている。




▲ 神楽ヶ峰を過ぎたところで、往路では見えなかった田代湖が遠くに見えた。田代ゲレンデではあの湖に向かって滑りおりる。前シーズンは行かなかったが、今年は行ってみようか。

復路はただもう同じ道を、とことこ下りていった。1時過ぎからも登ってくる人達に出会う。今晩ヒュッテに泊まる予定なのだろうか。






▲ やっと和田小屋へ戻ってきた。ここは安定して晴れ曇りだ。山頂も、もう少し晴れていたらなあ。
ま、また来いよということか。9月の上旬というのは山シーズンとしては中途半端。高山植物を見るなら7,8月の夏山でなくては。湿原の秋もみじをみるなら、10月に入ってからだろう。でも来たかったのだ(笑)。




▲ 第2リフト駐車場へ戻ってきた。クルマは増えて、右側のリフト乗り場のほうまで停めていた。

午後3時きっかりに、無事クルマに戻った。 下山は3時間20分ほど。全行程8時間30分の山行となった。標準コースタイムが休憩時間無しで8時間10分だったから、ペースとしては遅くはないだろう。長コースだと痛くなる左足膝の腱も痛くならなかった。疲れてはいるが体調もOK。これなら高低差1220mある八ヶ岳・赤岳(2899m)も、なんとか行けるだろう。


お気に入りのフレンチローストcoffeeを淹れて、1時間半ほど車内で休憩、着替え。いつもの短パン、Tシャツに、あー楽だ、coffeがうまい。

午後4時半に駐車場を出発。このまま走れば夕方には自宅に着くからと、途中立ち寄り温泉はスキップすることにした。




▲ 上里SAで、夕食を食べていくことにした。いつもこういう時は、ガッツリ上里天丼・大盛りだ!


再アレンジしたi Podのドライブミュージックも心地良く、Harmonyと関越道を快走。
午後7時半に無事帰宅した。 
お疲れさん。




苗場山へ向かう

2013年09月13日 18時35分08秒 | 同上 (山歩き)
9月13日(金) ライブ

やっと晴れの週末になりそうだ。 Let's get out !

八ヶ岳(赤岳)にするか、ここ苗場山(なえばさん)にするか、天気予報図とにらめっこでずいぶん悩んだ。
(倖せな悩みだと思ってるでしょうアナタ。 私も同感)

朝11時の予報では両者に甲乙はなさそう。しかし、難易度(私の)からいったら赤岳>苗場山。苗場山を先にチャレンジするのが順当だ。それに、decoがまた来週信州の実家に行きたいと言い出した。

じゃ新潟県が先だ

昼12時に出発。慣れ親しんだ関越道、湯沢ICを降りて三国街道を、神楽・三俣(かぐらみつまた)スキー場方面へ向かう。




▲ 三俣宿・街道の湯、に立ち寄る。ここは湯沢の外湯の一つだ。冬はかぐらみつまたからのスキー帰り客で混むのだろう。




▲ けど、じゃーん! 季節はずれの今は、誰もいないのだ(500エン)。溢れる湯・・もったいないねー。

しかし、長居は無用。オレは湯治にきたのではない。30分ほどであがる。
明日、登頂成功後にゆっくり入ろうか。


ここからすぐに、スキー場脇の林道に入った。



▲ ここはまだ広いほうだ。もっと細くなり、2回対向車とすれ違いがあった。すれ違えず、キャンピングカーなんぞの大型車で来ている負い目から、私がバックした。これ、危ないんだよ。

しかも、林道の最後の方は未舗装になってしまった。(本件により次回八ヶ岳での林道は、1時間歩く決意ができた・笑)





▲ 第2リフト駐車場にトーチャコ。第2リフトといっても、私はかぐらみつまたコースは熟知しておらず、雪が無いのでなおさらピンとこない。ま、どうでもいいことだが。





▲ 駐車場には、数台停まっていたが皆登山客のもの。暗くなると、トーゼンのことながら、このやまんなかで、私ひとりとなった。




▲ おまけ情報。駐車場の側にはトイレがあった。まともそうだった。私は使わなくて済むが。



明日は、早朝から登るつもりで来ている。えーと、今、日の出は何時なのかな?



スキー場の側で寝るとき見る夢は?  白銀の山を疾走する夢? 

それとも、まだ汗たらしておっちら登っている夢?




気分一新だ

2013年09月08日 09時39分49秒 | 日々の思い
9月8日(日)

夏は終わった。


生命の躍動する夏は嫌いではないが、ここにきて少し疲れ気味。
先週は、帰宅時に一駅を寝過ごしてしまった(笑)。

週末も「大気の状態が不安定」で、どこにも出かけられず気分も晴れない。

このあたりで、気分を一新したい・・


よし、ブログのテンプレート(背景)を、変えよう!






風鈴はまた来年。

しばらくはグリーンで、すっきり軽やかに ♪