青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

新しい登山靴の履き慣らし

2016年06月26日 23時02分57秒 | 同上 (山歩き)
6月26日(日)

利尻岳登山を控えて、登山靴を新調した。



▲ この靴は、10年以上前に山歩きを始めてから、ずーと使っている。

ボクはモノ持ちがいいのだ(笑)。

しかし、裏のゴム底部分はどう見ても減ってきている。




▲ で、思い切ってまた石井スポーツで、「同じのでいいから」と買い替えた。

ボクのはハイキング・トレッキング用の上位クラスのらしい。
「槍や穂高の岩場を目指すなら、こっちの方がいいです」と、ごっつい靴を店員さんは持ってきた。
「予定はないから、前と同じのでいい」と、コレになった。(ごっついのは1万円高かった)

ずいぶんと色が可愛いのになってしまった(笑)。




▲ 急きょの履き慣らしだから、山なら近いほうが良い。

クルマで30分以内で来れる、天覧山に来た。
飯能市内にある標高195mの、埼玉の低山だ。
サイテー(埼低)と侮るなかれ。

おそれ多くも、明治天皇が帝国陸軍の演習をこの山から謁見されたことから天覧山と名付けられた。




▲ ま、トレッキングにはいい山だよ。

近くに住まれるかの田部井さんも、散歩に来るとか来ないとかの山。




▲ 20分ぐらいで登ってしまう。

これじゃ、足のたしにならないな。

ということで、隣の山へ足を延ばそう。



▲ 「見返り坂」を登っていく。

ここも故事があって、かの常盤御前(源義経のママ)がこの坂を上っていく途中、何度も何度も後ろを振り返ったことから名付けられている。

確かに長い坂。どれだけ登ったのだろうか・・と。
いや、追っ手がこないかと振り返ったのだろうか。




▲ この右手を上がったところが、もう一つの山の頂上だ。

日曜日だから、子どもを連れた家族連れも多い。




▲ 多峰主山(とうのすやま)271m。

飯能の市街が真下に見える。

はるか向こうに、うっすらタワーが見えた。




▲ コンデジを目いっぱいズームすると・・

スカイツリーだろうな。


戻りは、走って帰った(^^)。


 ~  ~  ~


新しい靴の調子は、左足の前半外側があたる。

でも、前部の靴ヒモを緩めると、あたりが緩くなった。

あと数日、散歩をこの靴で慣らせば、大丈夫だろう。

Harmonyの出動準備

2016年06月24日 22時18分35秒 | Harmony のこと
6月24日(金)

7月の北海道周遊へ向けて、わが愛車Harmonyのメンテもやらなくてはと、気がかりだった箇所の修理をやっている。

室内ライト

ライトが点灯しなくなった。どうも蛍光灯が切れたわけではない。
マックレーの小川さんに電話で聞くと、古くなると本体自体がダメになるという。



▲ 本体がダメなら、取り換えるしかない。ということで新品を購入、送ってもらった。



▲ 電光ペンチセットもホームセンターで購入。




▲ 蛍光灯本体の取り外し。

なかなかプラスチックカバーを取り外せなかった。




▲ 電線コードに接続ギボシを付ける。

電線コードが細いので、ギボシをかませるのがたいへんだった。





▲ おお、点いた。



シンク



▲ シンクの端の塗装が剥げて、下地が見え始めてから久しい。

みっともないし、少しずつ剥げ箇所が広がってきたので、なんとかせねば。




▲ シンクはホーロー仕立てではないが、よく似たものだろう。

ということで、ホーロー剥げ修理ボンドを買ってきた。




▲ 白と灰色のボンド塗料を混ぜ合わせて塗る。

24時間放置して、サンドペーパーでこすって、修理箇所を平らにして。




▲ はい、できた。

すっきりしたよ。


収納ふた



▲ シンクの上に収納庫がある。

この蓋(ふた)のストッパーが壊れてしまったまま。




▲ 息子が力任せに引っ張って、中の留め具のビスが抜けてしまって、何年もそのまま。




▲ いったんビスを電動ドリルで抜いて、もう少し長いビスを打ち直して修理完成。

簡単といえば簡単だった(笑)。


サブバッテリー



▲ キャンカーの中の電化製品はこのサブバッテリーから電気をとる。

2年前に交換したが、最近は電力がとみに落ちてきた。
で、新品をネットで購入。




▲ 2年前の作業手順を思い出しながら交換。

ネジがさび付いていて、作業が手間取った。

据え付けると、12.9Vを表示。発電機をかけると14.1Vまでアップ。
これで、冷蔵庫も継続稼働してくれる。

他に、カセットトイレのリップシールも新しいのと交換した(バンテックで購入)。


~  ~  ~  ~


明日は、6000km走行後のエンジンオイルを交換にトヨペットへ行く。
(オートバックスに持って行ったが、屋根が低いのでキャンカーは入らないと断られた)

洗車も出発までにやりたい。

そして、詰込み
今回は長期だから、衣類、寝具、食料品には日常アイテムを忘れないように詰め込まなくてはならない。

新聞、郵便物の停止も・・

ああ夜逃げ前はいそがしい。




初夏の平標山・仙ノ倉山は 花の山

2016年06月20日 20時18分49秒 | 同上 (山歩き)
6月18日(土)

平標山登山口の駐車場で車中泊の朝。

4時半ごろ起床。外気温は13度。晴れ。
夜間に、三々五々にクルマが集まってきて、もう1/3くらい埋まっている。



▲ 6時前に、駐車場の隅の登山口975mから出発だ。

スタートとしては悪くない。




▲ さて、今日のコースはいつものようにガイドブックどおりで。

平標山登山口 ⇒ 平標山の家 ⇒ 平標山 ⇒ 仙ノ倉山 ⇒ 松手山 ⇒ 登山口戻り


沢に沿った林道を歩き始めた。



▲ バタバタという羽音。

見ると、キツツキらしい鳥が木肌に食いつている。

アカゲラ? 腹だけでなく頭頂部も赤いから雄だ。

と、一丁前のバードウォッチャーみたいなことを言って。
Wikiで調べただけだ。




▲ 新道に入って、どんどん上がっていく。

花なんか、一つもないじゃないか・・とブツブツ言いながら。
絵地図を落としたことに気付いて 100mぐらい戻った。
損した(笑)。



▲ 平標山の家1655mに到着。

この正面に見えるのが、平標山(たいらっぴょうやま)1984m

うん、いいんじゃない(^^)。




▲ その右側に見えるのが、仙ノ倉山(せんのくらやま)2026m。谷川連峰で一番高い。

頂上を雲が覆っている。
雲がとれてくれればいいが・・

トイレタイムを入れて、再登攀開始。

平標山の頂上までは、ササを分けた尾根上の道で見晴らしは抜群、気持ちが良い♪。



▲ 登り始めると、すぐに赤い釣鐘状の花がいっぱい咲くトンネルに出会った。




▲ ベニサラドウダンというらしい。

可愛くて、食べたくなる(笑)。




▲ そして、ふっと吹けば飛んでいくような、ワタスゲ(左)。

尾瀬ヶ原でよく見たな。
もうこの箇所でわずかに咲いていただけだったから、時期は終わったのだろう。

右の白い花は、ツマトリソウ

おしべがやたらと長いなあ。




▲ ご存じ、イワカガミ

これも時期が終わっているのだろうか、ほんの数輪しか無かった。
 



▲ 階段状の木道が、頂上まで続くのだが、階段の下部をご覧あれ。

ほんの小さく白い花が、隠れるように点々と咲いている。





▲ この白い釣鐘状の花は、アカモノ

まあ、まあ、可憐なことよ。



▲ アカモノをアップすると。

階段の下で、風雨を避けるようにして咲いている。
生きる術(すべ)だな。




▲ だいぶ登って、後ろを見下ろすと、先ほどの山の家が見える。

あたりは一面のササの原。


山の家から1時間ほどかかって、平標山の頂上に到達した。



▲ 平標山頂上1984m。9時近く。

登山口から3時間ちょっと要した。
コースタイムもそんなもの。

気温は、17度。涼しい。




▲ 昨日にその前を通った、苗場プリンスの建物とゲレンデが見える。


そして、右手の前方には、



▲ 仙ノ倉山が遠くに見える。

三つニョキニョキした頂きが見えるが、仙ノ倉山は真ん中の頂きだ、ということだ。

あそこに行くまでに1時間、戻りに50分か・・
案外見た目よりは簡単だな、というと
傍にいた人から、高尾山より短いよ、と返ってきた(笑)。


いったん鞍部に下りていくとすぐに出くわした。



あちこちに、ハクサンイチゲの大群落だ。




▲ ハクサンイチゲのアップ。

文句なく、清楚で楚々としたとはこの花だ。


ハクサンイチゲに混じって、



▲ 左側の黄色い花は、ミヤマキンバイではないが・・・?

ご指摘頂いたように、ミヤマダイコンソウかも(赤い茎、ギザギザの葉から)。


右側のスミレ色の花は、ハクサンコザクラ

ガイドブックによれば、平標山と仙ノ倉山をつなぐこの鞍部、稜線地帯は風衝(ふうしょう)草原と呼ばれ、初夏には多くの高山植物が咲き競う山上の楽園となる・・と。

フム、フム。お花畑になるということだな。

イングランドなら、ヒースの丘ということか・・と気取ってみる。

でも、ボクが来たこの時期が早いのか遅いのかよく分からないが。


さあ、もっと登ってみよう。



▲ 向こうに、高尾山の頂上ではなくて・・仙ノ倉山の頂上が見えてきた。

もう少し。




▲ 仙ノ倉山の頂上2026mに、とーちゃこ。

谷川岳(オキの耳)が1977mだから、そこより高い。

風が比較的強い。展望は360度。
稜線に連なる谷川連峰の山々を始め、上越の山並みが一望できる、とあるが雲がかかっては飛んで行き、山並みの展望はくるくる変わる。



▲ 流れる雲の合間をとらえて、平標山の方向をワイドで撮ってみた。

見え隠れする山は、何が何なのかよく分からない。
まあ、いいや。
今日は、花の山を主目的で来たのだから。

下界は間違いなく晴れているのだが、日本海からの気流がぶつかり巻き上げられる谷川連峰の天気は変わりやすい。昨年の谷川岳でも何も見えなかった(涙)。


コンビニ弁当(おにぎりパック)を、味と米をかみしめながら食べる。

さあ、下山しよう。
先はまだまだある。



▲ 下山は楽だね。

これで、雲が全部取れていたら・・とないものねだり。




▲ 同じコースでも、下りでは登りで見えなかったものが見えてくることが多い。

余裕が出てくるからだと思うが。

こんな花の群生があったかしらんと、パシャリ。





▲ 平標山の頂上に戻った。

登山者が一気に増えている。




▲ そのまま、引き続き下山。

帰りは、松手山経由で下っていく。

左手下に苗場スキー場、右上方には苗場山を眺めながらだ。

2年前の苗場山は天空の湿原とかだったな。尾瀬ヶ原みたいな湿原が広がっていて。
だから、ここから見ても台地状、平らに見える・・。

帰りに見かけた花、



▲ ヨツバシオガマ




▲ よく見る花だが、なんだっけ?

ご指摘頂いたようにシャクナゲだ。



▲ 黄色い花と白い花(笑)。

色は違えど、どちらもニガナではとの指摘を頂きました。(葉の先の尖り方)




▲ 上はタニウツギとのご指摘を頂きました。雄しべの長い桜みたいだ。

下は、ヤマツツジでしょう。

これは時期が終わっていそうだが、まだ有った。


下に降りるにつれて、稜線はなくなり木の生い茂った見通しの悪い山道となっていった。
同時に気温もあがり蒸し暑くなってきた。
上はTシャツだけにして、黙々と下る。



▲ 登山口に戻ってきた。午後2時半近く。

結局8時間半ほどの山行となった。
今日の単純標高差は1051mだが、累積標高差は1311mでまずまず。

利尻富士には、あと200mは足らないが、もう実地で未踏の距離にチャレンジするしかない。
幸い今回も、体に不具合箇所は出てこないから、早朝出発、時間をかけて(10時間?)ゆっくり登ればなんとかなるだろう。

クルマに戻って、スタバフレンチローストを淹れる。
珈琲は暑くたって、絶対ホットに限る。
チョコクッキーをかじりながら、すすって1時間ほど休憩した。



▲ 下界に降りて、道の駅こもち(群馬渋川市)へ。ここは10年前にオフ会で車中泊したところ。

併設の食事処で、上州豚・カツ丼を夕食にした。
こんなのを食べていたら、せっかく運動したのに体重を落とせないな(笑)。




▲ 食事のあとは、道の駅から5分ほど離れたところにある、白井温泉こもちの湯へ行った。

ここは、なんと250円!
地元人向けの温泉のようだった。
シャンプー、ソープは持参せねばならないが、むしろボクのような車上生活者にはウェルカムだ。


翌朝、また地道を走って10時ごろに無事帰還した。










花の山へ行こう

2016年06月17日 18時32分48秒 | これからの旅予定
6月17日(金)

梅雨の合間、明日は晴れそう。これはチャンス!
すかさず、山へ出動だ。



▲ 朝10時過ぎに自宅を出発。

近くのスーパーで、水・食料を調達。


今日行く先は新潟で、谷川連峰に連なる山。
いつもなら、関越道をガンガン飛ばして行くのだが、ボチボチ年金生活者らしくつつましくせねば。

で、有料高速ではなくて下道を6時間走ることにした。




▲ 三国街道を通って、苗場スキー場の前を通過した。

オフのスキー場は、兵(つわもの)どもが夢のあと。寂しいねー。

朝からずっと晴れていたが、少し曇ってきた。
さすがスキー場。




▲ 前泊の前に、ニ居共同浴場 宿場の湯に寄っていこう。

宿場の湯は5つある湯沢共同浴場の一つ。
これで4つ入った。(山の湯、駒子の湯、街道の湯、宿場の湯)

平日だから空いていて、気持ちが良かった。600円。




▲ 登山口の150台収容できる駐車場に停める。これからここで楽しい車中泊(笑)。

2台まだ残っていたが、帰り支度をしている下山者のもの。
全員60歳以上の男女グループ。
5時まで・・頑張っているね。




▲ 明日の登山口へ行ってみる。

看板があった。

花を、盗ったらあかんよと婉曲表現。

とーぜんだろう。

花の山か・・・明日期待が持てるなあ。♪

晴れてくれよ。





両神山登山~木漏れ日の中を延々と

2016年06月12日 18時58分15秒 | 同上 (山歩き)
6月10日(金)

ポピーに続いて地元秩父の百名山、両神山へ行った。



朝5時半ごろ出発。日向大谷(ひなたおおや)の第2駐車場(無料)に8時ごろ到着。
奥の方に空きスペースがあったので、そこへ駐車した。




▲ 看板地図。

両神山1723mへのコースは複数あるが、この日向大谷のコース(赤線)が最も容易のようだ。
標高差は1070mだが、累積標高差は1539mもある。アップダウンが多いということだ.

来月初に登る北海道の利尻岳は単純標高差で1500mもあり、その事前訓練にはちょうど良い。
しかも、両神山は因縁の山でもある。
登山を始めた10年以上前、地元の山だから登ったのだが、頂上付近の細尾根が怖くて通れず山頂はあきらめた。今回のコースはどうも異なるようだが、カタをつけておきたいのだ(笑)。




▲ 登山口に熊注意のタテカン。

熊注意のタテカンはしょっちゅうあるが、これは5月23日と具体的かつ直近の出没ではないか・・。

鈴はクルマにおいて来た。大声で歌いながら登ろうか。

8時15分ごろ登山開始。




▲ まず石で作られた鳥居をくぐって行く。

そのあとは小さなアップダウンを繰り返しながら、沢沿いに歩いたり、横切ったり。




▲ ほとんどの道が木で覆われていて見通しは良くない。

しかし、今日は狙い通り晴れなので、木漏れ日がきれいだ。




▲ 多いのはブナの木かな。





▲ 弘法乃井戸、という水場があった。

ちょろちょろと水がパイプの先から落ちてきていた。
その上には赤丸の石像が安置されている。




▲ 弘法大師像。

全国を行脚された大師さんだが、ほんとにこんなところまで来たのかい?





▲ 行程の2/3ぐらいのところで、山小屋に到着。

清滝避難小屋だ。湧き水を用いた水洗トイレも併設されている。無料のようだった。




▲ 今は避難小屋となっているが、ちょっと前までは有料の宿泊小屋だったようだ。ボクのガイドブックではそうだ。中に入ってみると寝具がそのまま保存されている。

感じの良い山小屋なのに、もったいない。

両神山そのもの、おそらくこの山小屋も個人の所有物だから、コースの思い切った改廃とか山の管理方法がユニークだ。




▲ 行程中に、鎖場が数箇所出てくる。




▲ 岩場の一部が濡れていて、足が掛けにくいところはあったものの、難易度は低いと思う。


山小屋のあとには、産体尾根(うぶたいおね)と呼ばれる勾配の強い登りが続いて、何度も立ち止まって息を整えた。



▲ 両神神社に到着。

普通の狛犬(こまいぬ)ではなく、グレイハウンドに似たオオカミが守っている。

青梅の御岳山、秩父の三峰神社同様にここは「お犬さま」の山だ。

両神山の名前の由来は色々あるようだが、イザナギとイザナミの両神をまつるとする説が分かりやすい。


神社から更に1時間弱登ると、ようやく頂上の近くにきた。



▲ 頂上の大きな岩塊に登る最後の鎖場15mがあった。

写真では、ロッククライミングみたいだが(笑)、大丈夫たいしたことない。




▲ 頂上には小さな祠(ほこら)があった。12:55着。




▲ 猫額ほどの平らな場所が有り、そこで昼食。

真ん中には小さい岩塊がさらにあって、その上から周囲を見渡した。

本来は360度見えるのだが、樹木の丈が目線より50cmほど高くてグルリと見渡せないのが残念だ。

パノラマ画像;

PC用


スマホ用


富士山ももちろん見えるのだが、この日はその方向は雲に覆われていてまったく見えなかった。

荒船山、妙義山などの西上州の山並みをはじめ、浅間山や八ヶ岳も眺望できるとあるが、区別が付けられない。秩父市内の武甲山だけは、白い削られた山が光っていて分かったが。


2時近くに、登りと同じコースをたどって下山開始。



▲ 白い花の木。

ピンク色のアカヤシオの群落が有名だが、とうに終わっていて花はほとんど無かったな。
ま、いいんだ。訓練のためだから。

戻りの道は、果てしなく長く感じた。
誰にも出会わない。
テクテクとアップダウン。
4時を過ぎたころから、この道本当に帰り路だろうかと不安になっていたが。
ただ長いだけだった。




▲ 駐車場に戻ってきたのは5時ごろ。

ゆっくり慎重に歩いてきたからだろうが、9時間弱の山行になってしまった。
おかげで、どこも痛くならなかったが(^^)。

最終のマイクロバスがまもなく上がってくるであろう。その場合キャンカーでのすれ違いは困難だ。
発着の5時20分まで待って、クルマを発進させた。

今日のネグラは、ふもとの道の駅・両神温泉薬師の湯だ。
平日だから空いていて、いいお湯だった♪




▲ 両神温泉薬師の湯。

翌朝、朝8時に道の駅を出発。
10時過ぎに帰宅。
ちょうど息子夫婦家族も到着。間に合った。


7月初の利尻岳の前に、あと1~2回は似通った負荷の山に登っておきたいな。
梅雨のこの時期で、できるか・・

すべては利尻富士のために(笑)。





旅に出る

2016年06月08日 23時09分21秒 | これからの旅予定
6月8日(火)

7月になったら、北の大地へ行こう。



今年も、新日本海フェリー・ゆうかりに乗って。
新潟から小樽へ。
帰りは多分、苫小牧から新潟へ戻って。

キャンピングカーを持って10年経った。
その間北海道へは、2006年8月を皮切りに、12年10月、13年7月、15年7月と過去 4回訪れた。

今までの旅行は1週間。
が、リタイヤした今回は、おおおお!

期限の定めがない! のだ。

して旅行テーマは、行き当たりばったり北海道 でどうだ(笑)。

そうは言うものの、二つぐらいは考えていることがある。


第一は、利尻島にキャンカーごと渡って、



この最北の百名山・利尻富士に登ること
毎回、稚内へ向かうオロロン街道から、海の向こうに眺めていただけの、この利尻富士に登る!
年齢的に最後のチャンスだろうから。

もう一つは、近年整備・充実してきたと思われる、大雪~富良野~十勝の道央ライン250kmを往く、



北海道ガーデン街道に沿って、8つの美しいガーデンを訪れ、癒しの時を楽しむこと。

この街道は英国のコッツウォルズ、ドイツのロマンティック街道に匹敵するというが・・(ホンマかいな)


あとは、当然なにも決まっていない(笑)。

しかしもろもろの行く準備だけは、整えねばならないから、これから忙しくなる。



さあ、ボン・ボワヤージュ良い旅立ちを! (気が早いな)


(本人とは無関係です)

ポピーの丘で

2016年06月01日 13時29分37秒 | 青い空の日は旅立(全般)
5月29日(日)

数日前にNHKのローカルニュースで、ポピーが見ごろという報道に釘づけになった。

おおすごい!
これは見たいなあ・・

で、晴天の日を待ってここへ来た。



▲ ここも地元、秩父の秩父高原牧場だ。

グルグル回って、上の臨時駐車場に停めて。
さあ、歩こう。




▲ う~む・・ 一面のポピーだあ。

1,500万本のシャレーポピー。
去年の秋口に種を蒔いたものが、今一斉に開花しているのだ。




▲ 背丈は結構あるよ。

耐寒性の一年草で、草丈50cm~1m位になる。葉は根生葉で、羽状の切れ込みがあり無毛である。初夏に花茎を出し、上の方でよく分枝し、茎の先に直径5~10cmの赤・白・ピンクなどの4弁花を開く。(Wiki)

シャーレーポピー(以下単にポピー)は、別名のヒナゲシのほうが通りがいいだろう。
ちょっと文学チックには、漱石の小説にもある虞美人草(ぐびじんそう)もまた別名だ。




▲ きれいだわー





▲ ウン、綺麗だ。

ポピーの花言葉;

・恋の予感
・いたわり
・思いやり
・陽気で優しい


 花弁の色には、いくつかバリエーションがあったので撮ってみた。



▲ 緋色(ひいろ)というべきかな、赤。

これが最も多かった。



▲ ピンク色。

次に多いのがこれ。
緋色とピンクで、9割かたを占めるか。

真っ赤な中にところどころこのピンクが混じって、ポピー畑は一層華やかになる。




▲ ごく稀に、白色があった。

白い花弁の花言葉は、「忘却」「眠り」だって(笑)。

いずれボクも、アタマの中が真っ白に。




▲ 白のフリルが入ったようなものも。

突然変異によるものだろう。




▲ 下地の色が違うが、これも白フリル。




▲ サシみたいな花脈が浮き出ているのも、ごくわずかにあった。



 ポピーは、青い空の下でこそ映える。




▲ 青い空とポピー1


このポピーは、文学者にも創作意欲をかきたてるようだ。
かの与謝野晶子は、

ああ皐月(さつき)
仏蘭西(フランス)の野は
火の色す  
君も雛罌粟(こくりこ)
われも雛罌粟(こくりこ)


5月にフランス留学中の鉄幹と再会。
そこで見たものは、燃えるように赤いポピーの野原。
コクリコはポピーの仏語名。
あなたの心も私の心も互いに赤く燃え立つ。

すごいですねー。さすが熱情の晶子だ。




▲ 青い空とポピー2

イギリスには、たしか ポピーズ・デイ というのがあった。
その日近辺になると、昔の日本のカーネーションの造花みたいなものを、胸に付けて歩く人が多くなって。聞いてみると、poppy's day だからと言われた。
今回調べてみると、poppy'dayとは俗名。正式にはリメンブランスデイRemembrance Day、第一次世界大戦での戦没者追悼記念日(11月11日)だ。言われは、ヨーロッパで激戦のあった地で戦いのあと、血の色のような真っ赤なポピーが一斉に咲いたことによると。

こんな野原だったのだろうか。




▲ 青い空とポピー3

この日は、空にうろこ雲のようなものが出ていた。
雲のうねりは、ゴッホの絵みたいで、野の花と女性の取り合わせは印象派モネの絵みたいに鮮やかで、イイネ。




▲ コンデジ魚眼機能で撮って遊んでみた。

おお、ボクもポピーの赤さに、目が眩んで、眩んで・・・



 日曜日だから、多くの人がこのポピーの丘に来ていた。



▲ 上の駐車場からみなさん下りてきて、ポピーを楽しむ。




▲ ポピーの丘で、ポピーに囲まれて歩く。

そう言えば 
昔、アグネスチャンちゃんが歌っていたなあ・・(追憶ムードに)

丘の上ひなげしの花で
占うあの人の心
今日もひとり
来る来ない 帰る帰らない
あの人はいないのよ
遠い町に行ったのよ


(「ひなげしの花」)



▲ 丘の上を歩く小さな子

ピンクのリュックが、可愛いねー。
もう少し大きくなったら、

おっかのうーえ ひィなげしィのはーなでー

とポピーの花びらをちぎりながら、占うのだろうか(笑)。





▲ アザミとポピー

やっぱり、野の花はいいなあ。


そうこうして、丘の下にたどり着いた。



▲ 「天空を彩るポピー畑」でした。

絶美人を虞美人といいますが、
あなたを魅了する、虞美人草に会えましたか?


~  ~  ~  ~



帰りは秩父市内へ出て、遅めのランチ。

お目当ての豚みそ丼の「野さか」は、2時過ぎだというのに10組待ちで、あきらめる。
次に平日に来たときだ。



▲ で、道の駅ちちぶ に寄って。




▲ 豚みそ丼、だんご定食 1000エン

豚ロースの焦げた味と味噌たれ、良かったあ(^^)。


おっかのうーえ ひィなげしィのはーなでー ♪

(オマエが歌ってどうする?)