青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

伊豆沼で鳥は何をしているのか

2011年11月27日 16時44分38秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月27日(日)

午後3時ごろ、無事帰巣しました。

さて、25日、26日に宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンター(鳥館)でお聞きした驚異の新事実(私にとってですが)を記したいと思います。
 サンクチュアリーセンター鳥館

Q1.マガンは伊豆沼から南へ下って、居なくなるのですか?

A.マガンは南へ下りません。2月頃までここで越冬します。伊豆沼から半径20km以内の餌場を求めて朝飛び立ちますが、その日のうちに戻ってきます。伊豆沼は殆ど雪が積もりません。凍りもしないので、冬場を通じてマガンが居付きやすいのでしょう。30年ほど前、大雪のときは仙台市の上空を南へ飛んでいくマガンが見られたそうです。

Q2.え、えーっ!? センターでは飛来数を発表してますよね。11月に入って漸減しているのはなぜですか、南下した結果と思いましたが。。

A.あの減少はたまたまです。近辺の内沼とか蕪栗沼(かぶくりぬま)を往来しているので、観察日によって増減します。

Q3.あのう、(飛来数を)どうやって数えるのですか?

A. ファインダー内の実数を数えます。その写真を撮ります。ファインダーをずらして、等間隔で写真を撮っていきます。撮れた写真枚数を最初の実数に掛け合わせて総合計数とします。(かなりアバウトなんだ)

Q4.夜中じゅう、一部の鳥が鳴いていて(うるさかったのですが)、なぜ、鳴くのですか?

A.それはわかりません。コミュニケーションしているのでしょうね。腹が空いたとか。(マジメに答えてくださいっ)

Q5.白鳥は、ペアでいることが多いように見受けましたが。

A.はい。白鳥は日本にきてペアになります。いわば、日本で婚活をするのです。(だからキレイなんだ)そしてオホーツク以北に戻ってから繁殖活動に入ります。

Q6.マガンと雁(かり)は同じですか?切手に浮世絵からとった「月と雁」というマニア垂涎の切手があったのですが。

A.同じです。昔は雁は日本のいたるところで、普通に見られたようです。今は希少になって天然記念物です。伊豆沼に集中して飛来するようになって、病気感染リスクを考えると、分散したほうが良いともいわれます。

ありがとうございました。

二日にわたって応答してくださった、太めの男性の方は、ご自身がMystic(ミスティック)にお乗りのわがキャンパーの方でした。子供がもう付いてきてくれない、とお嘆きでした。(写真は固辞されましたのでアップできません)

伊豆沼にはバードウオッチが好きな人がリピーターとなってくることが多いとか。しかし、一般の方(私らのコト)も是非、もっと来てくださいとのことでした。 ハイワカリマシタ。

北帰行 被災地へ

2011年11月26日 21時28分16秒 | 青い空の日は旅立(全般)
(続き)

津波被災の状況を、自分の目で知りたいと思いました。

伊豆沼から西へ進むと、南三陸町に出ました。一面、瓦礫です。ポツンと営業しているコインランドリーの駐車場にクルマを置いて、1時間弱歩き周りました。
 南三陸町
病院と後ろのスーパーは、廃墟です。

潮の香りが漂ってきます。海岸に出ます。

壊れた防波堤
防波堤には、「汚すまい この海 この浜 この港」の文字が。
当時は、海も私たちが支配できる(と思える)自然だったのですが。。

作業員さんが、ポツポツと見られる他は、人は歩いていません。行きかうクルマもまばら。戦地のやけ跡。
しかし、残った鉄筋の建物以外の瓦礫は整理が進んでいるようです。

南三陸町を後に、海岸沿いにくねくね道を進みます。修復は終わっていますが、ところどころに盛り上がって段差ができた箇所があります。

女川町の漁港付近も一帯が廃墟になっています。

石巻は、南三陸町よりももっと広範囲に廃墟になっています。
 石巻市
しかし、地続きの石巻市でも、無傷のところもけっこうあり全市壊滅というわけではありません。何がこうも明暗を分けるのかわかりません。

海岸沿いはどこもそうかもしれませんが、水没した地域では、海面と地面の高さに殆ど差がありません。これは津波がきたらひとたまりもない。その意味では、ここには住居は、残念ながらもう建てるわけにはいかないでしょう。

そうこうしていると、奥松島、松島市街へ。4年ぶりです。
 松島
松島の空と海は、どこまでも、ただ青い。


仙台市内に入りました。
 仙台市
定禅寺通はそのまま。また、歩いてみたい。

仙台市街を通過して、市の南西にあるスーパー銭湯へ来ました。
 今晩の私のネグラ
えらい派手目の複合レジャー施設です。
「フロの日」ということで、通常600円のところ、本日は390円です。

今日は、バードウオッチング、被災地へと忙しかった。今晩はここでゆっくりしたいと思います。

そして、明日一路帰ろう。

はぐれマガンにも、帰る場所があるのは良きこと哉。


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北帰行 伊豆沼マガンの飛び立ち

2011年11月26日 08時32分39秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月26日(土)
マガンの飛び立ち観察ブログの中には、「夜明け前にマガンは鳴いていた」と書いてあります。しかし正確には、マガンは夜明け前どころか、夜中じゅうクエー、クエー鳴いています。

昨晩は、沼に隣接した駐車場で寝ました。暗くなっても鳥が鳴きやまない。「今日の餌場の話で盛り上がっているのだろう」と感心していました。ところが、真夜中に目が覚めたときも相変わらずないているのですね。もちろん全員ではないでしようが、数種の鳴き声が絶え間なく聞こえてくるのです。

朝の5時ごろ、いっそう鳥の鳴き声があふれる中、沼の西側堤防へ行きました。


夜明けを待つ白鳥

堤防の左端には丸くなった、白鳥の影が数多く見えました。

まだ、薄暗いときに昨夕の水門あたりの遠くで、グオーという地響きみたいな音とともに、一斉にマガンが飛び立つおびただしい鳥影が見えました。


マガンの飛び立ち

これは、西側堤防に近いほうから、飛び立ったときです。このときも羽音が響きわたりました。生命の乱舞ですね~。
しかし、そのあとは三々五々の飛び立ちに終始しました。(文句を言っても、マガンに責任はありませんが)





どこへ、どこまで飛んで行くのだろうか~。はぐれずに戻ってこいよ~。


冒頭の白鳥たちです。きれいですね。ここでの越冬中にカップルが成立し、ロシアに戻って繁殖するということです。


皆さん、大きなレンズのカメラを据えて、ズラーっと並んで撮ってました。
首からコンパクトデジカメをぶら下げて、ぷらぷら堤防を歩いているのは私だけでした。

8時前には切り上げて、駐車場に戻り、ようやくゆっくりコーヒーが飲めました。


伊豆沼サンクチュアリーセンターの外観と内部

9時の開館を待って、サンクチュアリーセンターへ再度出向き、また昨日のスタッフの方に色々教えてもらいました。
このQ&Aは、帰宅後記しましょう。


さあ、三陸海岸へ行こう。自分の目でみてみよう。


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北帰行 伊豆沼マガンの戻り

2011年11月25日 10時58分28秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月25日(金)

予定通り朝7時過ぎに蓮田SA出発。外気温6度といったところです。

順調に走行。



那須高原のあたりから、周囲に紅葉の林が続くようになりました。
こんな風景のなかなら、どこまでも、ただ走っていきたくなります。
(オイオイ、マガンはどうなるんダヨ)
(続く)


宮城県伊豆沼へは午後3時近くに着きました。まず伊豆沼サンクチュアリーセンターに行きます。ここで、スタッフの方から色々教えていただきました。

「今からだと、4時ごろのマガンの戻りが見られますよ」ということで、ポイントを教えていただいて直行です。北側水門近くのポイントです。
 水門駐車場
土手横の駐車場に私一人停めます。伊豆沼の周りは見渡す限り耕作地ですね~。

沼の土手に立って空を見上げます。

戻ってきました。
少数で三々五々、戻ってくるようです。


きれいに飛んでますね~。


周りを見ると

土手の隣のたんぼに、白鳥がいました。
「白鳥の湖」ならぬ「白鳥のたんぼ」です。こんなの日本でしか見れませんよ。


白鳥は、たいてい二羽つまりペアで飛んでいます。
今のいのち、続くいのちを感じて、いとおしいですね~。


だいぶ沼にマガンが戻ってきました。

すると、なんやらわけがわかりませんが、一斉にまた飛び立ちました。

ガンの気持ちはわかりませんが、寝る前にまだお腹が空いているので、ちょっと近場でえさをもう少し食べてこよー、ってなことではないでしょうか。


そのうち、陽が落ちてしまいましたよ。まだ戻ってこない。


と、また戻ってきました。

次から次へと、隊列を組んで飛んできます。


これが、一番大きな雁行でした。見事な編成飛行です!



と思えば、こんな風に仲良く一直線組もいました。



さあ、みんな沼に戻って、落ち着いたかな。


それでも、まだ飛んでくるようですが、全部見てられません。
私自身のねぐらを確保しなくては。
きょうのウオッチングはこれぐらいにして、また明日。

♪まがんが鳴くから、かーえろー。

(記録)
・日帰り入浴先:長沼温泉ヴィーナスの湯 400円
・野宿先:ウェットランド交流館下駐車場

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北帰行 伊豆沼前夜

2011年11月24日 22時52分03秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月24日(木)

今回の旅立ちはうまくいったようです。
いまのところ、忘れ物が出てきていませんから。

昨日が休みだったので、準備が余裕をもってできた。
今日は、帰宅後夕食・入浴後、ほぼ積み込むだけで
夜9時に出発。

都心から東北道への最初のSA蓮田に10時30分頃到着。
何回か泊まったここで、今夜は車中泊です。

明日から、♪北に帰る旅人ひとーり、口ずさみながら
一人旅楽しみます。。

では、

 蓮田SAにて

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マガンよ、行かないでくれ~

2011年11月21日 21時46分30秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月21日

まず、天気ウオッチング。気象庁さん、どうぞ。

伊豆沼の週末の天気は、曇り晴れ(確度A)で大丈夫のようです。


ただ、伊豆沼サンクチュアリーセンターの観察記録ではガン類の飛来数が
11月5日  88,023羽
11月9日  71,006羽
11月18日  54,844羽
と減少しているではありませんか。 (でも、どうやって1羽まで数えるのかな?)
雪も地域によっては降りはじめたし、南へ徐々に飛びだっているのでは?
明日は、今シーズンで最も寒いというし、今週末にはもういないのでは!!と、いつもの調子でどんどん悪いほうに思いをめぐらしています(笑)。

同じサンクチュアリーセンターは、12月18日(日)に「マガンの飛び立ち観察会
の案内も出しているから、まあいなくなる事はないんでしょうけどね。

で、予定をたてる。

11月24日(木)夜自宅出発
11月25日(金)移動日
11月26日(土)、27日(日) 夜明け時に マガンバードウオッチング
11月28日(月)移動・帰宅
(マガンの飛び立ちが首尾よく26日見れたら、早めて帰宅すればよい。)

マガンよ、まだアカン。行かないでくれ~

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蓼科の朝

2011年11月20日 22時57分22秒 | 青い空の日は旅立(全般)
朝6時前に、宿の温泉に入りました。まだ湯船の外は暗く、私一人の湯浴(ゆあ)み。
ボヤーっとした頭のまま、お湯の中でゆっくり手足を伸ばします。
ウ~ンいいなあ。

そのあと、クルマの中に一人(一犬)残してあるポロンの散歩に。相棒と違って面倒見の悪い私でも、ポロンは私の顔を見るとうれしさのあまりか、トイレに早く行きたいのか、犬の気持ちはわかりませんが、体をぶるぶる震わせています。 「おお、寂しかったのか。。」

9時過ぎに、わが家族は出発。

クルマが大きいので、駐車場ではなく、ホテルの前の道路沿いに↑停めてくれと前日言われました。

雨もあがって、青い空が少し。
白いHarmony はあたりの林にとけこんでいました。

ポロンと一緒にこのクルマの中でもよかったかな(笑)。


お食い初め

2011年11月19日 20時00分15秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月19日

息子夫婦の新生児、つまり私の孫が、お食い初めをやるとか。生後100日のお祝いということで、鯛とかでお祝いの食事をすることで、一生食いはぐれないのだと。

私の相棒の佐久の実家のご両親は、まだひ孫の顔を見てないため、息子はこのお祝いを実家でやることにしたようです。

途中休憩を多く入れて、12時前に実家に到着。

さあ食卓には、大きな鯛をメインに、赤飯等食事の用意が整いました。


赤ちゃんには鯛を食べさせる真似だけで、そのあと、家族が食べるのです。
こんな大きな鯛を食べるのは始めてで、みんな「おいしい」を連発。
皆でつっつきながら、食いはぐれないように食べました。

お祝いのあと、八ヶ岳・蓼科へ向かいました。
ぐるぐる山道があり、車体の揺れで、後部座席の息子夫婦達には相当きつかったようで、
多大なブーイングを受けました。  (「もう乗らないっ」「もう乗せない」)


勤務先契約の保養所につきました。いい感じのところですね。

今日は、久しぶりに野宿ではなく、屋根のあるところで眠れます。

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念願のクリーナー

2011年11月17日 06時00分00秒 | Harmony のこと
私のHarmonyは洗車が大変。野ざらしの駐車場に置くのでどうしても雨風で汚れる。
ボディが白地だから、水アカがバーコード状に上から下へ何本も走ります。

7月に京都に行った時、マックレーさんから業務用の洗剤を分けてもらった。これがよく落ちる。CLEAN X NEWホワイトクリーナーという。残量がなくなってきたので、販売先をインターネットで調べました。製造元は(株)ロイヤル化学研究所。総発売元は(株)コスモと検索できました。どちらも都内。

コスモに、個人の客と断って問い合わせました。営業担当の某氏から折り返しますということだったが折り返しなし。その後、2回日を改めて私のほうから再度電話するも、返事なしで一方的に無視された形に。

しょうがないので、ロイヤルの方に電話すると、社長さんが応対されてきて驚いた。是非使いたいのでと告げると、「通常は4Lを9000円で販売だけど、そんなには要らないでしょう?」
「じゃあ、今回半分だけで。。お願いします。」ということで、手にいれたものです。ていねいに応対していただきありがとうございました。4500円2Lはチト痛いけれど、1年は持つでしょう。それに、きれいに落ちるので、私のココロは晴れやかになる。無くなったら、また社長さんに電話するつもり。

それにしても、ロイヤルとコスモの対応の違いはなんでしょうね。やはり、自ら作った人は、その製品にプライドを持っているから、「よい製品だから欲しい」と言われれば少量でもあげたくなるのでしょうね。
 NEWホワイトクリーナー

私もバードウオッチャーに

2011年11月15日 21時56分45秒 | 日々の思い
この季節、宮県城の伊豆沼というところには、マガンが大集結するらしい。
毎朝、夜明けとともに何万羽というマガンが餌場を求めて一斉に飛び立つ、大スペクタクルが観(み)られる らしい。

数年前に、キャンピングカーオーナー兼バードウオッチャーのkenharuさんが正月に伊豆沼にマガンを観に行かれたときのブログ記事で、このことを知りました。
私も観たいとおもいました。

しかし、そのときは、1-3月の冬場に行くものと思い込んでいましたので、「でも突然大雪になったら、帰れなくなるのでは。。」と、あきらめました。東北までは下見検分できませんしね。
 「Soraさんは東北まで鳥を見に行って、雪で帰れなくなったらしい (アホねぇ)」
という、週明け勤務先で風評被害にあうことを、おそれたのです。

それが、今回、kenharuさんが今月初めに観にいかれた記事には、雪が降って南へ移動する前、各地から伊豆沼に大集結するこの11月こそが見ごろ、とあるではないですか。

さらに一昨日、ショッピングモール駐車場にて、私がHarmonyの冬支度作業をしていたのと同じように、ボンネットに防音作業をしていた、Neoユーロ乗りの方がいました。
声をおかけすると、バードウオッチングのためにキャンピングカーを買ったようなものだという方でしたが、伊豆沼のことをお聞きすると言下に、「あれはすごい!」。
(そ、そおかぁ!)

伊豆沼に行く気持ちを固めた次第です。 「オレは、バードウオッチャーになるぞ」
(いや、おおげさ? たんに物見高いだけか。 ちっこい鳥には依然関心ないからな。。)
狙いは11月最終の来週末です。それ以降は雪が降って、南下してしまうだろうし。

となると、まずは天気ウオッチング。
雨の中での、飛び立ちはダメ。目指すは、晴天の朝焼けの中の羽ばたきでなくては。



残念。 まだ気象庁も来週末はわからんようだ。

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