10月24日(土)
武尊神社登山口の駐車場での朝。
5時頃に目を覚まして、出発の準備を開始。
線を引いたような雲がかかっているが、予想通りの晴れだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/2e/6511c32078994ee7e16f5315c83a84aa.png)
▲ まず、きょうの登山周回コースの確認。
右の登山口 → 剣ヶ峰山分岐 → 手小屋沢避難小屋 → 行者ころげ(難所)→ 武尊山
→ 剣ヶ峰山 → 剣ヶ峰分岐 → 登山口
累積標高差:1300m コースタイム:6時間40分
いつものようになんやかやで遅れて、武尊神社登山口出発は6時40分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/79/a88b5c3d22d1d1ddb91590fd4603232e.jpg)
▲ 登山口を出ると、武尊川右岸の林道を40分ほど歩いていく。
剣ヶ峰分岐を左に折れると、登山道が始まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ec/644c7e1ff71fb95953424bc18bf3b821.jpg)
▲ 紅葉が真っ盛り。
落ち葉がふさふさ。大きい朴葉(ほうば)の葉が落ちていて、朴葉焼きの匂いがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/8a/8bdf502104a0f0109a02a9b6abb1ccd6.jpg)
▲ 分岐から1時間ほど歩くと、避難小屋近くに到着。
ここからは尾根上を南東に登っていく。
するとまもなく、行者ころがしと呼ばれる急峻な岩場が、3カ所も連続して出てくるのだ。
第一のころがしポイント;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c7/5d6d4a9bc54f8dd8ae13ae8c259388f3.jpg)
▲ 右下の崩れかけた梯子に足を掛けて、ロープで中腹まで登って、中途から左にぶら下がっているクサリに乗り換えて、上まで登り切る。
梯子、ロープ、クサリの3つが同時に楽しめるよ(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/29/5298c7ef6117a6e9e3118b75e23d1472.jpg)
▲ 登り切ったポイントから、下を見下ろしてみた。
二人が登ってくる。
気を付けてね。
第二のころがしポイント;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5a/93df8d88e7e66c33627283907627182e.jpg)
▲ ここは岩盤が立ちはだかる。
ロープが左と右に2本ぶら下がっていた。
体を岩盤に直角に立てるようにして、登る。
岩盤は濡れていないから助かった。
第三のころがしポイント;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/89/c416a216151184a56d57e8bf094aca6f.jpg)
▲ ここは、梯子のあとはクサリで、文字通りよじ登る。
上部の岩場は、垂直に近い。ま、足を掛けるところがあるからいいけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/1c/c60559f3e8275fec1aa13ce416fc78bb.jpg)
▲ 連続するころがしポイントで、いい加減疲れている。
その中で、脚を引き上げて力を入れて踏ん張ると、太ももが攣(つ)りそうな気がした。
いや実際、攣る人もいると思う。
登っている中途で、足が攣ると、これはニッチもサッチもいかなくなる。
自信のない人は止めたほうがいい。
必死の思いでやっと、登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/2b/09346e678d00081c7ba3f6c93a481290.jpg)
▲ 平地に出た。
少し歩くと、前方に!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/73/ea994490c60fedcb1639ad45f0c77d43.jpg)
▲ 武尊山(ほたかやま)2158mだ!
そして、右手を見通すと・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2d/917d377cc28eaeb0b4a6eb168458aa7f.jpg)
▲ ずっと右手の先に、とんがった山、剣ヶ峰山(けんがみねさん)2020m が見える。
武尊山に登ったあとは、尾根伝いに剣ヶ峰山へ向かう。
ワイド画面:PC、タブレット向け↓クリック
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/2d/917d377cc28eaeb0b4a6eb168458aa7f_s.jpg)
ワイド画面:スマホ向け↓クリック
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/44/eb867d78ebf1d0fc2fada30e47c98822_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/17/b2bb215a32bfbcc1ba49bfaea098b5e5.jpg)
▲ 剣ヶ峰山。
とんがっているなー。
剣ヶ峰山は西武尊ともよばれ、武尊山(沖武尊)とペアみたいなものだ。
まもなく、武尊山の頂上に来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7a/3335762e7cdb71c6f6447f34af08883c.jpg)
▲ 武尊山頂上。
展望はパノラマだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d9/7bbd2aa011c71c7f65e1056facc4288f.jpg)
▲ 南前方は、剣ヶ峰山を中央に、山並みが連なる。
ワイド画面:PC、タブレット用↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/d9/7bbd2aa011c71c7f65e1056facc4288f_s.jpg)
ワイド画面:スマホ用↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/9c/05e235b0078cd339efdd6d9f7155d0f3_s.jpg)
北後方には、至仏山、燧ケ岳は確認できたが、名だだたる北関東、上越の山並みはかすんでいてはっきりしないので写真は省略。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a1/ab514a99b019e19990b15859cd380d3c.jpg)
▲ 頂上スペースはそんなに広いわけではないが、風もなく暖かいし、みなさん思い思いにランチタイム。
ボクも昨日来るとき仕入れてきた弁当をひろげた。
45分ほど頂上でランチと展望を楽しんで、次の剣ヶ峰山へ向けて出発。
武尊山と剣ヶ峰山を結ぶ稜線を降りていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c0/4cc54384859526eef979f445fd67e6f5.jpg)
▲ 後ろを振り返ると、武尊山がなだらかに広がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f6/db4e5592f1cf6a1ed1b9f84c5306bd3d.jpg)
▲ 前方には剣ヶ峰山のとんがり山が、稜線の向こうに見える。
しばらくすると、二つの山の中間ぐらいのところまで下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f0/ad933b59e8176f4bc496697c4818a10c.jpg)
▲ 武尊山は、ずっと向こうになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/57/edb122168ed462f246087f715a1e6fac.jpg)
▲ 右側は、武尊神社口の方面。
紅葉がまだ残って薄赤い沢状になっている。
帰りは、あの沢の中を進んでいくことになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9f/b4680fb7b697212197d0c08d7deb51a7.jpg)
▲ そして前方には、ますます剣ヶ峰山が近くなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9a/bfea28462dbb21ffb7eae3864768408f.jpg)
▲ 剣ヶ峰山へ登る分岐点まできた。
ここから、30分ほど登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/11/5bb2fbf4cb3932f68e157369986b00f0.jpg)
▲ 頂上への、最後の一登りは、細い岩の間をよじ登っていく。
悪い予感がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/07/549ceb8b16753c48637a04dc6f1d6efe.jpg)
▲ 頂上スペースは、猫の額ほどの狭いスペースしかなかった。
幸い、誰もいないので頂上から落ちこぼれないが。
周りは草木があるので、しかとは見えないが四方が切り立っているはずだ。
こういうシチュエーションは、高所恐怖症のボクが最も忌み嫌うところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c2/05fa0f1f5e97df762c9590c97201c105.jpg)
▲ 自分の体を、しかと立てるのは怖いので、かがみポーズから標識の写真を撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/7b/3e8d28d2ceb59691af8d250635ef42c6.jpg)
▲ 登ってきた向こうには武尊山が見える。
もう十分だ。
降りよう。
さっきの細い岩場まで、尻を地につけたままズリ動かしながら尻前進。
笑うなかれ、立つと怖いのだ。
やっと、頂上スペースからわが身を下ろした。
さあ、分岐点からはあとはずっと下りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/16/68e3165b4dd66fb64e2c475093592409.jpg)
▲ 急坂が続いた。
ポールは使えない、邪魔になるので仕舞った。
両手、両足をフル駆動して、木の根、岩に捕まりながら、ひょいひょいと連続的に降りて行く。
それを見て、わー、ほー、と後ろの山ガールから感嘆の声があがる。
こういうバランス歩行、ボクは得意なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/12/8121f0d58eb9451d9732901fe48defaa.jpg)
▲ 武尊沢まで下りる。
傾斜はゆるくなり、山道はやがて林道っぽくなってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ce/3d26dd5bd4bad720e8330594f6f1df5c.jpg)
▲ ススキが、山の端に傾きかけた陽を浴びていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/0366f581028cf097a29fcd1b98964b1a.jpg)
▲ 前を、とぼとぼというか、ふらふらというか一人、歩いて行く人がいた。
ボクみたいだなー、と思いつつも追い越す気にはならず、しばらくついていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/bf/81bac405aaf2df5eb96e09beb638fbd7.jpg)
▲ 落陽をあびて、紅葉が燃えるようだ・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b3/9106f200c7e2ae69e0be17e54406a07f.jpg)
▲ ああ、やっと戻ってきた。
15:40。
久しぶりに9時間の山行だよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/37/ddb42b28d26888cd9ee1f211f6ac2823.jpg)
▲ May さんがこれで膝痛が止まった書いておられた、膝サポーター。
今回登る数日前に、スポーツ店で買ってきたが、今日は出番がなかった。
ボクも痛くなったら、サポーターを付けてその効き目を試してみようと思っていたが、今日は膝が痛くなる兆候が無かったのだ。
今日の山は、累積標高差が1300mもあり、ボクの体験上ほぼトップ値にもかかわらず痛くならなかった。
これは多分、きょうの山は岩地はほとんどなく、ずっと土の地面だったから膝への衝撃が少なかったためだろう。いずれにしろ、膝がネックのボクには喜ばしいことだ。
これで来年、利尻富士の登頂の足掛かりができたかな。利尻富士の標高差は1500mで、ボクには未到の標高差があるからねー。
いつものように、スタバフレンチローストを淹れて一服。
あいかわらず、登山のあとはウマアイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/74/4c0c8f42c1f522a53f7ac5d219a36e68.jpg)
▲ きょうの温泉は、谷川温泉・湯テルメ谷川で。
去年も今年も谷川岳に行ったときの立ち寄り湯。
この後、今晩は水上の道の駅でゆっくりしていこう。
隣りのスーパーで何を夕食に調達してこようかな ♪
了
武尊神社登山口の駐車場での朝。
5時頃に目を覚まして、出発の準備を開始。
線を引いたような雲がかかっているが、予想通りの晴れだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/2e/6511c32078994ee7e16f5315c83a84aa.png)
▲ まず、きょうの登山周回コースの確認。
右の登山口 → 剣ヶ峰山分岐 → 手小屋沢避難小屋 → 行者ころげ(難所)→ 武尊山
→ 剣ヶ峰山 → 剣ヶ峰分岐 → 登山口
累積標高差:1300m コースタイム:6時間40分
いつものようになんやかやで遅れて、武尊神社登山口出発は6時40分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/79/a88b5c3d22d1d1ddb91590fd4603232e.jpg)
▲ 登山口を出ると、武尊川右岸の林道を40分ほど歩いていく。
剣ヶ峰分岐を左に折れると、登山道が始まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ec/644c7e1ff71fb95953424bc18bf3b821.jpg)
▲ 紅葉が真っ盛り。
落ち葉がふさふさ。大きい朴葉(ほうば)の葉が落ちていて、朴葉焼きの匂いがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/8a/8bdf502104a0f0109a02a9b6abb1ccd6.jpg)
▲ 分岐から1時間ほど歩くと、避難小屋近くに到着。
ここからは尾根上を南東に登っていく。
するとまもなく、行者ころがしと呼ばれる急峻な岩場が、3カ所も連続して出てくるのだ。
第一のころがしポイント;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c7/5d6d4a9bc54f8dd8ae13ae8c259388f3.jpg)
▲ 右下の崩れかけた梯子に足を掛けて、ロープで中腹まで登って、中途から左にぶら下がっているクサリに乗り換えて、上まで登り切る。
梯子、ロープ、クサリの3つが同時に楽しめるよ(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/29/5298c7ef6117a6e9e3118b75e23d1472.jpg)
▲ 登り切ったポイントから、下を見下ろしてみた。
二人が登ってくる。
気を付けてね。
第二のころがしポイント;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5a/93df8d88e7e66c33627283907627182e.jpg)
▲ ここは岩盤が立ちはだかる。
ロープが左と右に2本ぶら下がっていた。
体を岩盤に直角に立てるようにして、登る。
岩盤は濡れていないから助かった。
第三のころがしポイント;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/89/c416a216151184a56d57e8bf094aca6f.jpg)
▲ ここは、梯子のあとはクサリで、文字通りよじ登る。
上部の岩場は、垂直に近い。ま、足を掛けるところがあるからいいけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/1c/c60559f3e8275fec1aa13ce416fc78bb.jpg)
▲ 連続するころがしポイントで、いい加減疲れている。
その中で、脚を引き上げて力を入れて踏ん張ると、太ももが攣(つ)りそうな気がした。
いや実際、攣る人もいると思う。
登っている中途で、足が攣ると、これはニッチもサッチもいかなくなる。
自信のない人は止めたほうがいい。
必死の思いでやっと、登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/2b/09346e678d00081c7ba3f6c93a481290.jpg)
▲ 平地に出た。
少し歩くと、前方に!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/73/ea994490c60fedcb1639ad45f0c77d43.jpg)
▲ 武尊山(ほたかやま)2158mだ!
そして、右手を見通すと・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2d/917d377cc28eaeb0b4a6eb168458aa7f.jpg)
▲ ずっと右手の先に、とんがった山、剣ヶ峰山(けんがみねさん)2020m が見える。
武尊山に登ったあとは、尾根伝いに剣ヶ峰山へ向かう。
ワイド画面:PC、タブレット向け↓クリック
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/2d/917d377cc28eaeb0b4a6eb168458aa7f_s.jpg)
ワイド画面:スマホ向け↓クリック
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/17/b2bb215a32bfbcc1ba49bfaea098b5e5.jpg)
▲ 剣ヶ峰山。
とんがっているなー。
剣ヶ峰山は西武尊ともよばれ、武尊山(沖武尊)とペアみたいなものだ。
まもなく、武尊山の頂上に来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7a/3335762e7cdb71c6f6447f34af08883c.jpg)
▲ 武尊山頂上。
展望はパノラマだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d9/7bbd2aa011c71c7f65e1056facc4288f.jpg)
▲ 南前方は、剣ヶ峰山を中央に、山並みが連なる。
ワイド画面:PC、タブレット用↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/d9/7bbd2aa011c71c7f65e1056facc4288f_s.jpg)
ワイド画面:スマホ用↓
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北後方には、至仏山、燧ケ岳は確認できたが、名だだたる北関東、上越の山並みはかすんでいてはっきりしないので写真は省略。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a1/ab514a99b019e19990b15859cd380d3c.jpg)
▲ 頂上スペースはそんなに広いわけではないが、風もなく暖かいし、みなさん思い思いにランチタイム。
ボクも昨日来るとき仕入れてきた弁当をひろげた。
45分ほど頂上でランチと展望を楽しんで、次の剣ヶ峰山へ向けて出発。
武尊山と剣ヶ峰山を結ぶ稜線を降りていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c0/4cc54384859526eef979f445fd67e6f5.jpg)
▲ 後ろを振り返ると、武尊山がなだらかに広がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f6/db4e5592f1cf6a1ed1b9f84c5306bd3d.jpg)
▲ 前方には剣ヶ峰山のとんがり山が、稜線の向こうに見える。
しばらくすると、二つの山の中間ぐらいのところまで下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f0/ad933b59e8176f4bc496697c4818a10c.jpg)
▲ 武尊山は、ずっと向こうになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/57/edb122168ed462f246087f715a1e6fac.jpg)
▲ 右側は、武尊神社口の方面。
紅葉がまだ残って薄赤い沢状になっている。
帰りは、あの沢の中を進んでいくことになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9f/b4680fb7b697212197d0c08d7deb51a7.jpg)
▲ そして前方には、ますます剣ヶ峰山が近くなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9a/bfea28462dbb21ffb7eae3864768408f.jpg)
▲ 剣ヶ峰山へ登る分岐点まできた。
ここから、30分ほど登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/11/5bb2fbf4cb3932f68e157369986b00f0.jpg)
▲ 頂上への、最後の一登りは、細い岩の間をよじ登っていく。
悪い予感がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/07/549ceb8b16753c48637a04dc6f1d6efe.jpg)
▲ 頂上スペースは、猫の額ほどの狭いスペースしかなかった。
幸い、誰もいないので頂上から落ちこぼれないが。
周りは草木があるので、しかとは見えないが四方が切り立っているはずだ。
こういうシチュエーションは、高所恐怖症のボクが最も忌み嫌うところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c2/05fa0f1f5e97df762c9590c97201c105.jpg)
▲ 自分の体を、しかと立てるのは怖いので、かがみポーズから標識の写真を撮った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/7b/3e8d28d2ceb59691af8d250635ef42c6.jpg)
▲ 登ってきた向こうには武尊山が見える。
もう十分だ。
降りよう。
さっきの細い岩場まで、尻を地につけたままズリ動かしながら尻前進。
笑うなかれ、立つと怖いのだ。
やっと、頂上スペースからわが身を下ろした。
さあ、分岐点からはあとはずっと下りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/16/68e3165b4dd66fb64e2c475093592409.jpg)
▲ 急坂が続いた。
ポールは使えない、邪魔になるので仕舞った。
両手、両足をフル駆動して、木の根、岩に捕まりながら、ひょいひょいと連続的に降りて行く。
それを見て、わー、ほー、と後ろの山ガールから感嘆の声があがる。
こういうバランス歩行、ボクは得意なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/12/8121f0d58eb9451d9732901fe48defaa.jpg)
▲ 武尊沢まで下りる。
傾斜はゆるくなり、山道はやがて林道っぽくなってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ce/3d26dd5bd4bad720e8330594f6f1df5c.jpg)
▲ ススキが、山の端に傾きかけた陽を浴びていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/0366f581028cf097a29fcd1b98964b1a.jpg)
▲ 前を、とぼとぼというか、ふらふらというか一人、歩いて行く人がいた。
ボクみたいだなー、と思いつつも追い越す気にはならず、しばらくついていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/bf/81bac405aaf2df5eb96e09beb638fbd7.jpg)
▲ 落陽をあびて、紅葉が燃えるようだ・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b3/9106f200c7e2ae69e0be17e54406a07f.jpg)
▲ ああ、やっと戻ってきた。
15:40。
久しぶりに9時間の山行だよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/37/ddb42b28d26888cd9ee1f211f6ac2823.jpg)
▲ May さんがこれで膝痛が止まった書いておられた、膝サポーター。
今回登る数日前に、スポーツ店で買ってきたが、今日は出番がなかった。
ボクも痛くなったら、サポーターを付けてその効き目を試してみようと思っていたが、今日は膝が痛くなる兆候が無かったのだ。
今日の山は、累積標高差が1300mもあり、ボクの体験上ほぼトップ値にもかかわらず痛くならなかった。
これは多分、きょうの山は岩地はほとんどなく、ずっと土の地面だったから膝への衝撃が少なかったためだろう。いずれにしろ、膝がネックのボクには喜ばしいことだ。
これで来年、利尻富士の登頂の足掛かりができたかな。利尻富士の標高差は1500mで、ボクには未到の標高差があるからねー。
いつものように、スタバフレンチローストを淹れて一服。
あいかわらず、登山のあとはウマアイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/74/4c0c8f42c1f522a53f7ac5d219a36e68.jpg)
▲ きょうの温泉は、谷川温泉・湯テルメ谷川で。
去年も今年も谷川岳に行ったときの立ち寄り湯。
この後、今晩は水上の道の駅でゆっくりしていこう。
隣りのスーパーで何を夕食に調達してこようかな ♪
了