青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

高倉健主演 『あなたへ』 を観て

2012年08月25日 17時22分21秒 | 文芸・アート
8月25日(土)

高倉健の6年ぶりの映画出演作「あなたへ」が、今日、全国で封切られました。

 妻の故郷・・長崎平戸の写真館で私。。でなくて健さん

朝9時の最初の上映時間に合わせて、近くの映画館へ観にいきました。
もう何年も映画館へ行ってませんでしたが、キャンピングカーでの一人旅が大きな役割を占める映画、ということでしたので、私は勇んで出かけました(笑)。



「亡くなった妻から届いた絵手紙。そこには今まで知らされることのなかった“故郷の海へ散骨してほしい”という妻の想いが記されていました。

その真意を知るために、故郷へ向けて旅を始める主人公。その旅は、富山から始まり飛騨高山、京都、瀬戸内、北九州、門司、そして長崎県平戸市の漁港・薄香へと続きます。旅情あふれる風光明媚な地で出会うさまざまな人々とさまざまな人生。出会い、そして別れ。それは、妻の愛情の深さに気付かされる旅となります。
人と人との絆の大切さに改めて気付かされた現代の日本。

妻の想いを胸に旅する男が、さまざまな人生との一期一会の出会いを通し、人と人とが生きていくことの難しさ、人生の迷いや幾重にもかさなる想いを浮かび上がらせます。」

(映画「あなたへ」公式サイトの解説より抜粋)

***


種田三頭火が好きなビートたけし演じる元国語教師が、Harmonyと同一車種のキャンピングカーに乗って登場↓。放浪と旅の違いの解説など、私も同じようなことを得意気に言ったような、気恥しい場面も出てきます。

 たけしと


それに、各地の情景も私自身が訪れていますから、なつかしいですね~。

田中裕子が、宮沢賢治作詞作曲の「星めぐりの歌」を数回歌いますが、上手で、印象的です。

亡き妻も他の登場人物もみな、心の底に生きる哀しみを背負っている人間たち、それでも生きていく、いかざるをえない、というテーマがいいです。そのテーマを、主人公の健さんが寡黙にがっちり支えている、という構図ですね。

たどり着いた平戸・薄香の郵便局。主人公が局留めで受け取る、妻からの「あなたへ」の最後の絵手紙には、ただ、「さようなら」とだけ記してあります。


平戸まで来させて、メッセージはなぜ、「さようなら」だけなのでしょうか?

これ、解釈は他にもあると思いますが、亡き妻の真意・願いは、主人公のこれからの時間は、妻への想い出、未練に費やすのではなく、残された自分の時間を大切に生きてほしい、ということでしょうか。
そのためには、未練の余地を断ち切る「さようなら」しか残さない。

夫は、過去ある自分を承知で愛して、夫婦という短い時間を共有してくれた。私はその時間だけで、もう十分。私は夫に、最後に「さようなら」と言えるだけで充分です・・・
という感謝の想いを込めた妻の言葉が「さようなら」だったのでは、と思うのです。

散骨の願いすらも、墓参等の死後の気遣いを断ち切るための、妻の深い愛情の表れだったのかもしれません。

ここで、妻もまた、寡黙に、自分を抑えた深い愛情で、夫を支えようとする構図に重なるのです。

 妻と


ここまで考えると、いやあーこの映画は、もうキャンピングカーの映画だけではないことが分かりました(笑)。

それに、私は、ちょっと饒舌すぎる。健さんみたいに寡黙にならねばイカンなあ(笑)。



映画の元になった同名の小説が、文庫本で出ているようですので、読んでみたいと思います。


関連記事ブログ : 「高倉健の存在感」町田の独り言

8月最後の週末

2012年08月24日 18時21分43秒 | 日々の思い
8月24日(金)

暑い日がまだ続く。こんな日の休みは、まだ動いていたほうが気が紛れます。

図書館へ行って予約本を受け取り、スーパーで特保飲料を買って、そのままジムへ
行きます。



▲ 平日、まばらです。



▲ ジムは市の焼却施設に併設されています。
Harmonyはその駐車場に特別誘導されます(苦笑)。

まだ日差しは強いけれど、今年も、夏は確実に終わりに入ったなー。


Hello, my friend 君に恋した夏があったね
みじかくて 気まぐれな夏だった
Destiny 君はとっくに知っていたよね
戻れない安らぎもあることを Ah....

松任谷由美) ← You Tube




夏・四国周遊 帰路につく

2012年08月19日 21時21分57秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月19日(日)

淡路島のPAを朝6時50分に出発。自宅まではあと、650kmとナビが表示。

ちなみに長距離バス夜間走行の新たな限度は400km。でも私の場合、昼間だし
休憩をとれば、今日中に帰れないことはないでしょう。

行きは中央道経由でしたが、帰りは、東名高速を通って帰ろうと思います。
お目当ては、はい、今回も新東名のサービスエリアです。


帰路は順調。新東名の最初の浜松SAにはちょうど12時ごろ到着。満車のサイン。

食事スペースも大勢の人で座る席がありません。しょうがないので、外の休憩
ベンチで桜えび定食を食べましたよ。カリッとした食感と桜えびの香ばしさが
口中に広がり、おいちー。

▼ せっかく来たのだから、明日の朝食にと、サンエトワールのパン屋で、またパン
を買ってしまいました。

 パン屋さん




▲ 右から、三ケ日みかんパン、りんごのパン、出世大名家康クン・アンパン、チュロス(シナモン
シュガー)以上4点770円のお買い上げでーす。

「decoのために買ってきたよ」と言って、自分が半分以上食べることになるでしょう。


眠気覚ましのために、大声で中島みゆきを歌いながら、追い抜きを入れながら、午後6時半に
無事帰宅しました。(ホントに無事でよかったネ)


おもしろかった、けれどやはり疲れたかな。

9日間の夏の旅、My Harmonyも お疲れさまでした。




夏・四国周遊 祖谷・剣山

2012年08月18日 20時35分04秒 | 同上 (山歩き)
8月18日(土)

朝6時過ぎに道の駅を出発。

今日は、おそらく四国最終日にするでしょう。
残している予定は、剣山(つるぎさん)登山。当初予定では最初にもってきていましたが、
天候がよくなかったので、最後の日程に変更したものです。

現在いる地は、平家落人伝説がある祖谷(いや)地方。平家が逃げ込んだだけ
あって山深い秘境っぽいところです。

しかし、観光地としては「かずら橋」があるだけではないでしょうか。あ、だから
秘境なのか(笑)。



▲ かずら橋とは、落人が谷と谷をつなぐ橋として、植物の蔓(かずら)で橋を作った
ものです。必要とあれば切り落とせる橋が必要だったのでしょう。13のかずら橋
がありましたが、現在はここと、奥祖谷の2箇所だけにあります。



▲ 渡ると、ギシギシ揺れます。高所恐怖症のわたし、こういうの苦手ですが、なんとか
渡りました。



▲ 高さ14m。足を踏み外しても木と木の間、股間を打つでしょうが、下には落ちない
ことは分かりますが、やはり怖いです。

係員さんに、「渡り始めた後中途で怖くなって、戻るにも進むにも足がすくんで、橋の真ん中で
動けなくなった人はいませんか?」と私らしい質問をしました。
いない、普通は少し歩いてみて怖い人はすぐ止めるからだそうです。その時でも払い戻し(500円)
はしない、と付け足しがありました。



▲ 祖谷地方に限らず、四国の剣山系のこのあたりは、谷が深く逆に山が高い。
こういう地形は本州ではあまりみられないと思います。
もっともこの風景↑はたいしたことはありませんが。
2車線になっていても、すぐ1車線になって、対向車がくると往生しました。

奥祖谷のかずら橋も訪問、渡ってきました。

9時ごろ剣山の登山リフト乗り場に到着。

剣山は標高1955mで、四国では石鎚山1982mに次いで2番目に高い山。

いやあ、しかしリフトで上がればそこはすでに標高1750mですから、実際登る
標高差は200mしかありません。近くの日和田山より標高差が少ない(苦笑)。



▲ リフトから降りて登り始めました。



▲ 下界は雲で見えたり見えなかったりです。



▲ 剣山本宮の鳥居が見えてきました。これでほぼ頂上に来ました。約40分。

頂上は高原状になっています。







周りの山並みも雲が取れたり、覆われたりです。



食事をして1時間近くいたかなあ。



天候はもうこれ以上変わりません。下山します。



▲ リフト降り場まで戻ってきました。↑今から登る団体さんが準備体操をしていました。
頂上の方を振り返ってみると、印をつけたところが
頂上だったことがわかりました。まあ、ピクニック。

▼ リフトで乗り場まで降ります。



リフトを降りると、雨がぱらぱら。そのうち大粒の雨に、雷も鳴り出し始めましたよ。
間一髪でしたねー

その後、山岳地帯を降りるまでずっと雨は降りっぱなし。
道は細いは、対向車は来るは、クネクネ得意の私も疲れました。

下界に3時ごろようやく到着。懲りずに、最後の訪問地「土柱」なるものを見に行き
ました。

 土柱

▲ 東尋坊みたいに、海岸の岩がそそり立つ崖はよくあります。がこれは、内陸で岩と
いうより、土の柱ですね。ま、こういう奇勝もあるということで。


さあ、これで主だった予定訪問地は終わりました。どうにか、トラブルもなく。
よかった、よかった。

日帰り湯に5時ごろ寄って、四国を出発。

▼ 今晩は、淡路島のパーキングエリアで車中泊です。まだ、本州と四国の間ですね。



明日は一路、自宅を目指します。




夏・四国周遊 土佐日記

2012年08月17日 22時20分58秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月17日(金)

今日は快晴です。
道の駅の前を流れる、朝の仁淀川。川面に山並みが映ります。



仁淀川は全国の河川で水質ナンバーワンに選ばれた。それで「奇跡の清流」と
名づけられたとか。

では、河川敷に降りてみましょう。



ここでは、カヌーをやるようですね。
水がゆったりしていてカヌーはやり易いかも。

向こうに早瀬があります。そこへ行ってみましょう。



水は早いけれど、このあたりでは、まだ深くなさそうです。
もっと上流に行けば、いわゆる仁淀ブルーに出会えるのかもしれない。



それでも仁淀川にに浸るSoraです。


******

今日はこれから土佐に出て、リョーマさんに会ってこようと思います。
これもアポとってませんが、なに、気さくな人ですから何も言わずに
会ってくれるでしょう。

1時間ほどで、あの桂浜へ来てしまいました。



浜の駐車場では海上保安庁の建物の横に誘導されました。
大型のため、特別扱いされることの多いHarmonyです(笑)。
青い空と照りつける陽、コンクリートの上ではたまらない。

ここから少し歩いたところでリョーマさんにお会いできました。



リョーマさんは、何も言わずに、太平洋の遥かかなたを見据えていました。

その堂々とした視線に、私も何も言えずに浜の方へ立ち去ります。



きれいな浜ですねー。青い空と青い太平洋、弧を描く砂浜、緑深い松林・・・。
向こうの先端、龍王岬に歩いて行きます。

龍王岬から桂浜を振り返ります。



ここからも、イイですねー。この浜は遊泳禁止。泳いだらいかんぜよ。

おまけで、ここから高知市内へ走る海岸道路も眺めてみました。



シーニックドライブウェイ。浜茶屋がないのがよろし。


じゃあ、このドライブウェイを走って高知市内へ行こう。

******

もう、お昼時。で、来たのがここです。




高知タウンの巨大屋台村、「ひろめ市場」です。約60軒の小さな店が特徴ある
食事を提供しています。ほら、ショッピングモールのフードコーナーの、和製版
ですよ。
ここでは、先に席を確保してから、食事を買いに行く。私はひとりもん、るるぶを
席に置いて、ここで



コレを買いました。

 ぴんぼけ

海鮮丼850円。安い! 土佐の名物食事といったら、かつおのたたき、がとおり
相場ですが。それでも海鮮丼の中にたたきが1枚入っていました。食べてみると
鰹節の元祖みたいな味ですねー。あたりまえだけど。

高知は地鶏も有名。店も多い。そこで追加で



チキン300円も買ってしまった。今日は、栄養あふるる食事だ。

食い物だけでは、土佐日記は書けない。お城へ行かなくては。

すぐ近くの山内一豊初代藩主、土佐藩高知城へ。



見えてきた。



こじんまりとした形の良いお城でした。
ボランティアの方が無料で30分以上、わたしめだけに説明してくれました。

さあ、あとは、はりま橋を見ればおしまいだ。お城から30分ほど歩きます。



♪ぼんさんかんざし買うを見た、あのはりま橋です。横にコンクリート製の
本物のはりま橋が有るのですが、コンクリートでは何の情緒もないので、その
横に、歌のイメージに合うような赤いミニチュア橋を、こさえたのです。

それでも私のように写真を撮っていく観光客が多いんですわ。

*****

さあ、今日のねぐらへ行きましょう。
南国土佐を後にして北上。

再度、徳島県に入り、大歩危・小歩危の秘境へ来ました。
川、海、山と忙しいですわ。

小歩危で日帰り入浴済み。雷・雨が降ってきましたが、入浴後晴れ。

今晩は道の駅 にしいや(西祖谷)で車中泊です。
私1台だけの無人道の駅。やはり秘境です。



では、またあした。


夏・四国周遊 四万十川を上る

2012年08月16日 20時55分26秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月16日(木)

今日は、久しぶりに眩しい朝です。

足摺テルメの朝。駐車場の端にある「恋人の聖地」と名づけられたテラスに
行ってみます。



海に面したテラスには、木製のベンチが置いてあります。
こんな、気持ちの良い朝なのに誰もいません。
まだ、恋人達は寝ているようです(笑。



My Harmony は朝の空に映えて待機中。少し早いが出発しよう。

******

四国の最南端のここ土佐清水市から北上すると、すぐ四万十市(しまんとし)。

四万十市には四万十川が流れ込む。その四万十川が太平洋にたどり着く河口
に来ました。



向こうの上流に、四万十川最後の橋が左から右へ、大きな川をまたいで
架かっています。

今日は、この四国最長の川で、「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川(しまんと
がわ)を上流に向かって走ってみます。

四万十川の右岸に沿って国道441号を走ります。

初めに警告します。キャンパーの同輩のみなさん、あなたが万が一車とのすれ違い
に嫌悪感持ってられるなら、止めたほうがいいです。狭くて立ち往生する箇所
が多々ありました。私も、再度は走りたくありませんね。

最初の沈下橋のサインが出てきました。



沈下橋とは、大雨で橋が水面下に沈んだ際に、橋が流されないように、欄干を
無くして水の抵抗を小さくした橋です。水流が急に増大するのが日常茶飯事な
ので、沈下OK橋にしたのでしょうね。常識を超える発想です(笑)。



見えてきました、この橋です。佐田沈下橋。一番下流で一番長い沈下橋という
ことです。

沈下橋前到着。前方から他の車が来ないのを確認して、いきなり渡り始めます。
(オイオイ、大丈夫かよ)



運転しながら写真を撮るな!(しかし、橋の上での駐停車は禁止、って看板が
あったし)



ほら、傾いてきたよ。落っこちるよ。キミはアホだ!



ああ、やっと渡ってきたよ、と渡ってきた方向を見遣ります。
そして、また走って戻りました。
あのキャンピングカーは、何をしとるんや、と顰蹙(ひんしゅく)をかっていた
かもしれません。

(追記 GWの時にはこの佐田沈下橋は沈んだそうです)

しばらく走るとまた沈下橋が出てきました。四万十の本・支流に全部で47の
沈下橋があるとのことです。



↑これは三里沈下橋です。橋幅が狭く私の興奮も冷めてなかったので、走らせ
ませんでした。一人で歩くのもシャクなので見ただけです。

さて、またクネクネスリル満点の川沿い道を上ると、ちょうどお昼どき。あの
店に行こうと寄ったのが、「しゃえんじり」。

 

私のガイドブックるるぶにも紹介されているし、なによりも1,2ヶ月前の四万十
紹介のTV旅番組で出てました。ミーハーの私は行ってみたい。
ウリは、田舎料理のバイキング1000円。地元女性グループが営む食堂。



10品は並べてあったかな。



初めですから少しだけとってきました。コロッケみたいなのはしし肉(肉入って
たかなあ)。小さい魚はアメゴだったのか。他に川えび入りそうめんがあったの
でしょうが、ただのそうめんと思って食べなかった(涙)。きんぴらとポテト
サラダをよく食べた(好きなので)。

個人的にはもう行かない。佐久のお義母さんの手料理を品数を多くしただけかな。
ま、1000円バイキングだから、文句なし。

ということで、さらに四万十川の上流へ。



おお、見えてきた。岩間沈下橋↑。一番有名な橋。



泳いでいる人も見える。



欄干を取り除いたシンプルなフォルムの美しさもあるのだけど、橋だけでなく山あい
の美しさも抜群なんだよね。山の緑、広葉樹がこんもりと深いんだよね。
いいね~。



橋を渡るクルマが絵になる。Harmonyが沈下橋の上を走る写真を撮りたかったな~。
泣くな Harmony。

しょうこりもなく、岩間沈下橋も渡ってしまえ。


無事、渡りきってこちら側で、泳いでいる皆さんを眺めていました。
熱いし、私も泳ぎたくなりました。ホントは泳いでもいいと思っていたのですが、
肝心の水着を忘れてしまったのです。



親子が沈下橋から、飛び降りようとしてました。お父さんが、さかんに息子を
けしかけて(励まして)、ようやく飛び込んだシーンです。お母さんが撮り
そこねて、○○ちゃんもう一回跳んで、と頼んでいました。



水はさすがにきれいです。

その後、上流でもうひとつの支流に別れるところから、私も高知のほうへ下って
いきました。

今回の私の旅は、お遍路とはまったく無縁ですが、ひとつのお寺だけ寄ろうと
考えていました。あくまで、ミーハー的発想からですが。



↑道すがらの第37番札所の岩本寺です。本堂の天井には色んな絵が嵌め込まれて
いるというのです。
あるある、あるわ。



小さなお堂の天井にびっしりと。その間、お遍路さんが次から次へと入ってくるのです。
そして、なにやらお経を唱え始めるのです。ひとり、サンダル、短パン、Tシャツ姿で、お数珠
みたいにデジカメを首からプランプランした私は、もう場違い。

しかし、私には報道使命がありますし、上目遣いで天井に視線をやります。



なぬ、これか!! みなさん、発見しましたか??




愛しのマリリンちゃんです!!

人の生きる道は、やはり愛ですね~!



人生での大事なコトを確認したあと、さあ今日のねぐら探しです。



道の駅 土佐和紙工芸村にきました。ここは温泉(クアハウス)も併設してます。

そして何よりも、四万十川は「日本最後の清流」なら、この川は「奇跡の清流
と呼ばれる仁淀川沿いにある道の駅なのです!!



奇跡の清流は、もう時間も遅いので、その全容がわかりませんが、明日その
姿をあらわすでしょう。

ではまたあした。





夏・四国周遊 足摺岬まで

2012年08月15日 20時56分38秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月15日(水)

6時に起床。空は曇り。
先週末から、ずっと天気はぐずつき気味です。今日も一時雨予想です。

7時には道後温泉臨時駐車場を出発。今日は四国西岸をめぐり、四国の最南端の
足摺岬まで行くことにしようかと。

松山自動車道に乗り、宇和島まで走ります。
宇和島とは島の名前かと思っていましたが、愛媛県南端の内陸なのですね~。

宇和島城を見てきましょう。


小高い山の上に天守閣のみあります。小ぶりですがこじんまりとした、きれいな
城です。城主の伊達氏は、仙台の伊達とやはり親戚関係にありました。



天守閣からみた宇和島の港。

宇和島から少し南下した小さな半島にある、段々畑を見に行きましょう。
水荷浦(みずがうら)の段畑です。
海岸線に沿ってくねくねと漁師町を通っていきます。



ローマのコロセシウムみたいに何重にも階段状の耕作地があります。



半農半漁のみずがうらの人たちはここにジャガイモを植えます。
耕作する人は大変でしょうが、私も急坂ですから


下りるのがタイヘンでした。

足摺岬を目指します。途中、竜串(たつくし)という所に寄ります。

ここには、竜のような棒状の岩が海に向かって何本も伸びています。

もう一箇所、寄り道をしました。



「唐人駄場遺跡・巨石群」と呼ばれるところ。山中に巨石の積み重なりが急に出現
します。古代人が積み上げた、とも言われています。

さあ、5時半過ぎにようやく足摺岬に到着しました。



白亜の灯台、美しいですね。

ちょっと、離れたところからみても、



いいですね~。

さあ、今日も蒸し暑かった。突然の雨に濡れたりもしました。

温泉へ行こう。「足摺テルメ」という太平洋を望む絶景ポイントにあるホテルです。
私は日帰り入浴するだけですが。



浴場が突き出ていて↑、風呂に入りながらオーシャンビューが楽しめました。

道の駅で名物ジャコ天とジャコカツを買ってあり、夕食にする予定でしたが、
思わずここのレストランを利用してしまいました。

「絶景カフェ」という名の食事処。足摺沖で獲れるブランド魚が土佐清水さば。



ということで、「清水鯖の漬け丼」750円。お味は?実は刺身系あまり好きでは
ないので、よくわかりません。

きょうは、走行距離も長くっちょっと疲れたかな。


夏・四国周遊 みかん県へ

2012年08月14日 09時36分03秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月14日(火)

昨晩は途中で、暑くて寝苦しかった。海辺はよくこういうことに。
湿気が多いのです。

送風ベントをかけっぱなしで窓を開放に。
また気がつくと雨の音、雨が入ってくるので窓を閉じる。

とか夜中バタバタやっていたせいか、はたまたこんぴらさん1368段の疲れか、
朝起きると8時。珍しい遅寝。

また雨降りで、テンションがいまひとつです。今日は道後・愛媛へ向かう予定ですが、ウダウダと10時近くまで海岸にいます。

【続く】

ゆっくりした後、有料松山自動車道に乗って一気に愛媛・松山市へ午後1時ごろ
移りました。雨も、どうにか上がる。

先ずは、子規も 「松山や 秋より高き 天守閣」と愛したところの、松山の
シンボル、松山城ですね~。



何も考えずに松山城に近づくと、天守閣へはこの有料リフト/ロープウェーに乗らない
といけないように誘導されてしまいます(笑)。スキー場じゃあるまいし。
普通の方なら、坂道を歩けば上がれます。歩きましょう。

つまり、松山城は標高132mの山城です。



↑城の角に建つ、櫓(やぐら)が見えてきました。



出ました。左が小天守、右が大天主です。この天守閣へは有料です。
左の料金所から入ります。マスコットがちいと目障りかな(笑)。



大天主閣が威容を誇ります。

現存する城は、大阪城みたいに、たいていは天守閣がポツンと残っているだけですね。
が、松山城は、大天主、小天守、各門、櫓が連結されて残っており、ほんものの城の
感じがします(笑)。

天守閣にのぼりました。



見学者の誰かが、松本城より天守閣が広いと言ってました。たしかに。



人口50万人の松山市城下町です。四方とも、ひしめきあった感じの町並みです。
高層建築物にオレンジ系の暖色を使ったものが明らかに多い。みかん県を意識
しているのでしょうか。

松山城のあとは、市の東部にある、日本最古の温泉と伝わる道後温泉です。

道後温泉本館の裏の駐車場は満車。どうしようかと回遊していると、町営臨時駐車場の
標識があり従って走ると、ありました。お盆休み中だけの無料駐車場。係員さんに
尋ねてみると出入り自由OK。ラッキー。

温泉街に浴具を持って出ます。ここの温泉の中心はやはりこれ。



道後温泉本館です。1894年竣工の建物。



超レトロな建物ですね~。国の重文に指定されています。
では、この重文のお風呂に入ってみましょう。入れるのです(笑)。



いくつか入浴コースがありますが、私は入浴だけの「神の湯階下」400円コース。
↑番台ではなかった、受付のおばさんに「神の湯階下コースで~す」といって入り
ます。

「坊ちゃん泳ぐべからず」の看板が浴室に掲げてある以外は(笑)、少なくとも
男湯は普通の温泉でした。
入浴客が多くて、私、得意の秘かな記念撮影が全くできず、詳細をレポできません。

入浴のあと、日本唯一の皇室専用浴室、「又新殿」(ゆうしんでん)も有料で見学
しました。撮影禁止。
併設トイレ室もありました。注意深く見ましたが、これは、先月の松代・真田家の
究極の和式トイレと同じ。畳の部屋の真ん中に黒色の木製器具を設置したあれ。
旅をすると見聞が広がります。

2階へ上がると客室になっています。



両側の部屋が有料浴客室。一番奥には、夏目漱石が休憩したとかの「坊ちゃんの間」。



床の間には、夏目漱石の像が。漱石がいっとき松山中学の英語教師で、そのときを
題材にした「坊ちゃん」のおかげで、松山にはいたるところに「坊ちゃん○○」が。
いやはや。

さて、入浴のあとはぷらぷらと温泉街を歩いてみましょう。



道後温泉本館の前には「道後ハイカラ通り」↑というアーケードがありました。
アーケードの最後には、道後温泉駅前に出ます。



↑道後温泉駅前の駅舎前には「坊ちゃん電車」(本物)が展示されています。

その駅舎の正面横には、「坊ちゃんカラクリ時計」が。毎時にカラクリが作動
します。で、じっと私もそのカラクリを追求しようと、15分間待ってました。



午後5時になりました。すると左の2重の塔がせり上がって3重の塔に。そして
各階の左右が飛び出して人形が出てくる仕掛けです。その人形が、「坊ちゃん」を
モチーフにした人形なので、この名前が付けられたようです。
もう、ノーコメント。漱石さん、あなたは偉大。

さて、食事をしてクルマに戻ろう。

で、ガイドブックをみて「伊予のご馳走おいでん家」というところへ入ります。

そして、本のとおり所望したのが「宇和島風鯛めし」1100円↓。



右の鯛の刺身をご飯に乗せて、卵をといだタレをぶっかけて食べるのが宇和島風とか。
鯛を煮込んだ鯛めしも別にあるようです。


で、ぶっかけて出来上がったのがコレ。讃岐うどんもいいが、こっちのほうがずっと
うまいね~。

と、満足して店をでました。


私が6時前に入ったときは、まだ空いていた客席も出るころには待ち客が並んで
いました↑。
いつも思いますが、観光地ではほんの少し早く、周るのが良いですね。

今晩は、道後温泉町営無料駐車場でゆっくり野営です。

ではまたあした。










夏・四国周遊 うどん&こんぴらさん

2012年08月13日 21時06分26秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月13日(月)

四国での二日目。今日阿波おどりを見物する日程にしてましたが、昨晩見て
しまいました。

次の予定としては、四国第二の山、剣山(つるぎさん)に登ることにしてました。
けれど、今日も明日も雨が降る予想です。天気が悪いのに、わざわざ四国で山に
いってもねー。

天気は今日明日を除けば、後は晴れる予報です。じゃあ、山は週の後半にもって
いくとして、四国を予定の逆にまわればいいんだ。

で、今日は香川県、讃岐の国へ行きましょう。

徳島から高松へ行く道中に讃岐うどんの店に寄っていきます。
私は、うどんが特に好きというわけでもないので、ガイドブックに載っている
処で、駐車場が広い所へと。



まずは、「あたりや」という店に↑。「10時ごろ開店」(看板)というアバウトさ。
私は1番で待っていて、10時20分開店。20人ほど並んでいました。
メニューはシンプル。熱いのと冷たいうどん。冷たいうどん(小)350円を。
つゆが美味しいですね。鰹味が濃い。こんな味は初めて。
あとでネットで調べるとイリコの味と。イリコって何だ?




次に「わら家」という大型店に↑。麺のこしがさらに強いような。つゆは、ここも
鰹味だと思うが、微妙に違う。(冷)ぶっかけ 490円。

うどん賞味の後は、海岸の方へ。



源平が戦った、屋島が見えます↑。

きんぴら、ではなかったこんぴらさん参り、で琴平へ移動しました。



こんぴらさんは、長く続く石段で有名。1368段!もある。
みやげもの屋が軒を連ねるところで↑、365段。



中途に巨大な金のスクリューが、地元の船会社から奉納されていた。
海上安全の神様だからね。♪こんぴらフネフネ お池に帆かけて・・



↑御本宮へ到着。785段。
たいていの人はここまでだが、私は奥社へ向かってさらに階段を。




奥社への階段。もう汗だくになります。



奥社到着!! こんなに寺社の階段を登ったのは初めてです。
登れることに感謝。




奥社から見た讃岐平野。左端にあるおやまは? 讃岐富士です。

こんぴらさんのあとは、再度海岸の方へでます。

琴弾廻廊(ことひきかいろう)温泉、で汗を流しました。
すぐ近くの海岸へ。


ここは海水浴場です。午後7時ですからお客はもういません。

今晩はこの海水浴場の駐車場で寝ます。




波の音が聞こえてくるような、こないような・・・
ではおやすみなさい。



夏・四国周遊 阿波おどりへ

2012年08月12日 12時11分40秒 | 同上(お祭り)
8月12日(日)

朝6時起床。双葉SAはタイヘンなことになっていました。
次から次へとSAにクルマが流入してきて、
出、出れなくなる!! ともかく早く出発だ。

次は、小牧ICから30kmの事故渋滞。のろのろ走っている、車どうしで
また追突。また、パトが飛んでくる。「車間をとってください!」
これが2件。いやはや。 
あーお盆渋滞。
(キミもレポしてると危ないよ。これ車間空け過ぎだよ。)

【続く】

渋滞を乗り越えて、四国の入り口淡路島へ、ようやく到着したのが午後6時前。



明石海峡大橋を渡ります。


徳島市内へは午後7時過ぎに到着。吉野川を渡って、河川敷の1000台収容可能
という無料駐車場へHarmonyを停めたのが7時半でした。ここからシャトルバスで
市内の阿波おどり会場へ行きました。

徳島では、今日から4日間、阿波おどりの祭り期間なのです!
♪チンコ、チンコ、・・鉦や太鼓の音で熱気が伝わってきます。(チョッと擬音に差障り?)



有料会場ですが、こちらの出口からも高台に立つと見えるのです。



次から次へと、連(れん)と呼ばれるグループが踊り込んできます。



踊りがピチッと揃って、同じ動きをするときれいですね~。



子供も混じって踊る連もありました。



たのしそうですね~。



女性の踊り手はピンクの衣装が映える。みんな、それは美人に見えます。
男の踊り手も、もちろんいるのですが割愛しました。

有料の演舞場の他に、無料で見れる通りもありました↓。



無料の通りでは、踊り子さんを間近でみることができます。



で、かぶりつきで(笑)おじさん達が写真を撮っていました。
どこの祭り会場でも同じです。

10時半まで見ていて駐車場に戻りました。

そこから30分ほどかかりましたが、吉野温泉という24時まで営業している
立ち寄り湯へ行きました。

きょうは、ここの駐車場で了承を頂いて車中泊です。

朝早くから走って、渡って、見て、この阿呆も疲れましたワ(笑)。