3月24日(火)
▲ 双葉SAでの朝
2週間前の八方尾根のスキー場で、キャンカー設備に2件の故障が発生した。
1.FFヒーターが空気は出るが着火しない。電圧不足で運転中止後に発生。⇒ 東京キャンピングカーランドに3月20日持ち込み。外からのスス吹き放しブロウで着火開始。来月末に内部クリーニング予約済。
2.発電機が車内スタートボタンを回しても全く無反応。カーランドでは修理できず。京都マックレー渡辺社長と相談。発電機装置設計元のM製作所に見てもらうことに。
M製作所は長野県・下諏訪にある。ウチからは3時間弱の道のりだが、しょうがないていうか、あそこなら直る。北海道旅で故障して、2017年の9月にも持ち込んで修理してもらった。
で、中央道・双葉SAで前泊して、今朝9時のアポに合わせて出発。
▲ おお、左前方に見えてきた。
先月9日に登った雪の入笠山とスキー場が。
▲ ズームすると
山腹のS駐車場から、スキー場のトップ左横まで登って、左の稜線をたどって入笠山頂上まで行った。1mほど積もっていた稜線の雪は・・もう溶けているかな。次は、花が咲いた時だ。
▲ M製作所に到着。
発電機を目いっぱい引き出す。引き出したあと点検作業のためには、下のレールから外して持ち上げて、発電機を横向きにする必要がある。M社長は79歳、手術予後で持ち上げられないと言う。「あ、私、やります、やります」と69歳のボクは約束してきた。マニュアル見ると総重量65kg。オレより重いじゃないか(笑)。
脚立と台座の上に乗って、えいやっ、えいやっ。少し持ち上げて、すこし位置をずらして、を繰り返してレールから外した。腰を落としてやらなければ、これは一気にギックリ腰になるぞ。
▲ 左部の各種コンセントパネルを開ける。
▲ リード線二つのギボシを外してチェックされていた。
異常なし。多分、車内のスイッチと発電機本体とのコード接続を確認されたのだろう。
▲ 前方部のバッテリーのあるパネルを開けて
バッテリー(スターターリレー)のヒューズは飛んでない。バッテリーも電圧ある。
M社長が一番最初に疑っていたスターターモーターも、異常なし。(スターターモーターは15年も使っていると摩耗して故障することが多いらしい)
モーターに短絡接続すると、発電機は快音を出して動いたからだ。
▲ となると、スターターモータに至る前段階のスターターリレーでの故障だろう。
ヒューズは飛んでないから、スターターリレーの内部の断線等の故障だろう。
▲ ということで、スターターリレーを新品と交換すると・・
▲ 新しいスターターリレーを装着
車内スタートノブを回せば、バ、バ、バーン! 快音を出して発電機は始動した。電気も車内コンセントに送電されている。OK!!
ついでに見てくれたエアークリーナーアセンブリーもきれい。まだまだいける。
▲ パネルを全部閉じて
横向きになった発電機を、前向きに直してレールに載せる。
これが、大変だった。ズリズリ引きずりだすより、キッチリ収めるほうが力が要る。
自分の発電機だったから頑張った(笑)。
▲ 2時間半の修理だった。
M社長、今回もありがとうございました。
あと2年で81歳に、そして運転免許の更新日が来るとか。次回は更新しないように家族から言われている。それまでにまだクルマで周ったことのない北海道へ行きたいと。ベンツのキャンピングカー(14百万円)に乗ってられる。うmmm。
M社長の北海道、どうか実現しますように。
なんか、ボクもまだまだ頑張らねばという気になってきたぞ(^^)。
▲ 岡谷ICから中央道に乗って、一路自宅へ向かった。
双葉SAで、レトルトカレー、チキン唐揚げを発電機・電子レンジでチンして昼食に。
家での、5時過ぎの大相撲に間に合った。
さあ、これで春のクルマ旅の準備は整った。
▲ 朝のNHKBS・ワールドニュース
今ドイツでは、4月1日~4日のイースター休暇中の行動制限措置内容でもめている。メルケル首相は全ての商店閉鎖(除く食料品店)をいったん発表したが、その後撤回を余儀なくされた。代わりにイースター期間中の外出自粛を呼び掛ける方針に落ち着き、首相は「国民に許しを請う」と謝罪した。
「旅行は、人との低接触で」
「休暇用住宅(別荘?)で、またはキャンピングカー wohnmobil で自炊を」
ボクは、自炊というよりコンビニ弁当が得意なんだけど・・・メルケルさん、それでもよろしいでしょうか。
(メルケルさんなら、オリンピック開催は希望の光だ・灯だなんて馬鹿なことは絶対言わないだろう)
発電機は大きな故障では無くて良かったですね。腰は大丈夫でしたか?
電気があると無いとでは生活の豊かさが全然違いますもんね♪
あっ、素敵な非常用電源をお持ちでしたね。
まだまだお若い!!頑張らなくちゃですね。ブログを見させていただいて、旅気分を味わわせて頂いていますしそれで癒されていますので、お体に気を付けて是非長く続けて下さいね♪
私のは、給気側がまるでオープンで塩カルを含んだ空気をいっぱい吸ってるからですかね。
でも、故障は一度もした事はないですね。
FFって、ガソリンべバストですよね。
イロイロ問題あるみたいらしいですよ。
(軽油は問題ないみたいですが・・)
腰は、気を付けて持ち上げていましたから大丈夫。まだまだ若いもんには・・ いやいや、こーゆーのがアブナイのですよね。
>お体に気を付けて是非長く続けて下さいね♪ ~
ありがとうございます。まだまだ若いもんには・・ それがアブナイつーの。無理しないように頑張りますよ
はい、性格的にキレイ好きなので・・というより、汚いまま修理に出すのは失礼なので出発前に本体を拭いていっただけです(笑)。
ハラさんの発電機が故障がないというのは優秀ですね。この発電機には最初故障続きで、泣かされましたよ。1年で取り換えになりましたが。この発電機はキャンカー用に室内スイッチ等、改造されていますから、ヤマハ代理店では修理してくれませんからね。故障すると面倒です。
>ガソリンべバストですよね。イロイロ問題あるみたいらしいですよ~
ススのメンテが重要だと言われますが、自分で掃除機できれいにできればいいですが、自分でできませんので。幸いこれは、販売会社カーランドがすぐ対応してくれますから安心です。ハラさんのFFはベバストではなく、エバスですね。先月の北海道旅の早々に故障したとき、現地のキャンカー会社ですぐ修理して事なきを得て良かったですね。寒冷地でFFヒーターを使えないとなるとアウトですからね。
我々みたいに辺境を愛する限界的キャンパーは、自家発電機・暖房機を大事にしましょう(笑)。