11月17日(火)
現在IOCのバッハ会長が訪日していることは、ご存じのとおり。
バッハ会長はドイツ人。母国のドイツ公共放送ZDFは、バッハ会長の海外からの選手・関係者にはコロナワクチンをIOCの負担で接種するとかの発言を放送していた。(NHKBSワールドニュースより)
以下全文。
▲ 「新型コロナのパンデミックを理由に2021年夏に延期された東京オリンピックは予定通りにそして観客を入れて実施すると16日IOC国際オリンピック委員長のバッハ会長と日本の菅総理大臣が強調しました。」
▲ 「東京の人口密度は1平方Kmあたりおよそ3千人です。この東京でオリンピックを本当に開催するというのはほとんど想像できません。」
▲ 「日本国民への敬意からバッハ会長は開催のために全力を尽くすと断言しました。またIOCはワクチン接種のための費用を一部負担するとしました。そして観客を入れることができると確信していると述べました。」
▲ 「今の時期のこの発言、この国でのオリンピックの開催には違和感を抱きます。」
(下線は筆者)
バッハ会長の訪日の背景には、① 12月末で日本企業のスポンサー契約が切れてまだ契約継続するのに半分以上が決めかねている現状と、② ワクチン費用を負担するとまで発言するのにはIOCが延期費用の負担を避けたいという意向が強い、といわれている。更に会長自身の任期が来年3月で切れることもあろうと。
外国からの選手は2百ヶ国1万1千人。スタッフを含めれば約3万人。夏までにある程度ワクチンが完成しているとして、米国選手団はもちろんファイザー製、モデルナ製で、ロシヤはロシヤ製スプートニクⅤ、中国は中国製コロナバック等々、さまざまな開発途上の?コロナワクチンを接種してくるのだろう。百万人から数百万人と推定される外国人オリンピック観光者も、自国で優勢な新型コロナをある者は体内に秘めて来日。
日本は、各種コロナワクチンの有効性を競う格好の試験場になる(笑)。
さらに、コロナは変異する。第三波でも、観光客をぼこぼこ受け入れていたスペインからスペイン変異コロナがヨーロッパに広がったと言われている。それが年末になって、今度は英国発の変異コロナが英国を席巻。その対応でEU諸国があわてふためいている。これからもコロナは変異を続け感染力が強い変異種が残っていくだろう。日本は、オリンピックで変異種のるつぼとなり一番感染力を競う格好の競技場にもなる?(12月21日追記)
つまりオリンピックでなくてコロリンピックが開催される。これ、粛々と三密回避・行動自粛を続けてきた我々日本人にとっては、とんでもないことだとボク自身は思うが・・ へたすると、日本列島全体のダイアモンドプリンス号化だ。今度は逃げられない。
こんにちは こんにちは 西のくにから 東のくにから
こんにちは こんにちは 握手をしよう ♬
あ、もといこれは万博音頭だった
ハアー 待ちに待ってた世界の祭り
西の国から東から
北の空から南の海も
越えて日本へどんと来た
ヨイシャコーリャ どんと来た ♬
(東京五輪音頭・三波春夫)
夕方の7時半のTBS 報道1930 では、
日本の現在の対応方針:
▲「外国に住むチケット保有者(百万人以上)に条件を課すことは現実的にできない」、からといって「チェックをしないという結論」にするのは医者からは賛成できないと倉持先生。そりゃそうだろう。日本の利益関係者はとにかく実施したいのだ。
▲ 「五輪をやるべきか」という正面切った世論調査をやること自体、五輪放送で恩恵を受けるメディアは及び腰だと思うが、TBSエライ! サンプル数は少ないがTBSの11月16日のアンケートが最新。
大会組織委の森喜朗会長は
「コロナがどんどん増えて、そういうニュースばかりを見ていると『こんなときに五輪なんかやるんじゃない』っていうふうになる。世論調査の取り方はいつもそう。社会現象を説明して、それでは今の政府はいいと思いますか? 安倍内閣はいいですか?って聞かれると、やっぱり不安を持っている人たちは安倍はダメだよってなる。世論調査で全部、我々が動いたら何もできないんじゃないでしょうか」
はい、不安がった私が悪うございました。国民一致団結して、この国の祭典を成功させねばなりませんね。八紘一宇 の精神でがんばります(泣笑)。
コロナ禍にあっても、コロリンピックを堂々と成功させ、世界の希望の光になろう!!(泣笑)
感冒よりいいと言っていたのは当初のトランプさんでしたが、今もその感想を持ってられる方は根強いですが、残念ながら少数でしょうね。全員が自覚症状がなければもはやそれは「病気」ではないですし。
>全体主義国家は感染者ゼロだそうで、共産主義経済が好調だという日経の記事を読むと謀略の匂いがします~
中共の謀略、つまり「武漢由来インフル」だとすれば感染者が激減したという理由は、①彼らは武漢インフルの治癒法も当初から知っていて今秘密裡に治癒実行し「成功」と宣伝している、②感染者を強制隔離し、国民の行動を一気に制限する中央集権的策が功を奏して撲滅したのどちらかでしょう。ネコさんのご感想は①に近いかと。ま、私は②ですね。②が手っ取り早い撲滅法ですが、自由主義を標榜する国ではやりにくいですね。さらに個人の権利自由は守らねばと言いつつも自分の政治的立場を優先している輩もいるでしょうから、見極めねばと思います。
今の状況でこれだけ感染拡大してるのに、コロナピックを開催するという
なんなんだ!って思いますよね。
北海道も200人・・・
東京の人口が4倍だから恐ろしい感染拡大ですね。
自分の身は自分で守れという、まさに菅総理の政治。
gotoも菅総理ですよね。
一般の人は「オリンピックを見れたらそりゃいいけど、無理してまでねぇ」だと思いますが、招致に関わっている人は自分の立場・利得もオリンピックに賭けてしまってますから、コロナリンピックになろうがとにかく開催しようとすると思いますよ。WHOが、コロナリンピックはすべきでないと宣告するまで。旅行保険には戦争約款等があって、不可抗力で旅行中止になった場合は保険が実行されません。WHOが中止指示を出せば、延期・中止費用支払いも免責になると言われてます。それまでは、やる、やる、最後には観客を入れなくても(笑)。
3月24日に延期決定されるや、小池都知事は翌日「感染爆発重大局面」とボードを掲げて記者会見。その後コロナ対応に大きく舵を切りましたよね。今回も、2921オリンピックが機敏なコロナ対応の足かせにならないようにと願うだけです。
>自分の身は自分で守れという、まさに菅総理の政治~
はい、政治がそうですから(笑)、そうできる環境に有る者は、できる範囲でやりましょう。