権利消滅金607億円 郵貯・簡保 検査院、早期納付求める(産経新聞) - goo ニュース
預金者の受け取り権利が失われた郵便貯金や簡易生命保険の「消滅金」などについて、会計検査院は11日、独立行政法人「郵便貯金・簡易生命保険管理機構」(東京都港区)を所管する総務省に対して、計約607億円分を速やかに国庫へ納付させるよう求めた。
機構は平成19年の民営化前の貯金を管理。定額貯金は満期から20年超が経過すると預金者は権利を失うほか、簡保も満期から5年で機構の支払い義務が時効により消滅すると規定されている。
検査院の調べによると、権利消滅金は毎年数十億円にのぼっており、これに伴う機構の剰余金は19年度から22年度の間、郵便貯金で約295億円、簡保で約312億円の計約607億円となっている。
(以下略)
保険証書を見てふと思ったのが、「姿、形は時代と共に変化するよな」と。
同時に「誰が得をするのだろう?」とも。
ゆう貯とかんぽ生命、TPPの影響は?
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郵政崩壊とTPP (文春新書) |
文藝春秋 |
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内容(「BOOK」データベースより)
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
東谷 暁
1953年、山形県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、雑誌編集者に。ビジネス誌や論壇誌「発言者」の編集長を歴任し、97年よりフリーのジャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)