娘の裁縫

水曜
幼稚園バッグを作りに娘達がきた

当初、娘は
「市販のを買ってしまおうか？
どうせ、覚えてないよ」
「私だって自分のバッグを覚えてないから」と言っていた
しかし、
ピンクのバッグで親指姫のアップリケがあってさと
説明していると

娘
「あ～！
思い出した～！！」と言うことで

孫のバッグは娘が作ることになる

ミシンを使うのは学校の時以来
２０年振りだという娘

ギリギリの長さで購入してきたので
５個の袋をカットするのは危なすぎ・・・

しかし
出来るだけ娘に作らせたい

録画しておいたアンパンマンを孫が見てる間に
ミシン前に待機している娘にカットした布を手渡し
「こことここ、端ミシンかけて」と指示

娘「えっ！
練習もしないでいきなり本番？」と焦る

端ミシンなんぞ失敗しても大丈夫
時間も糸も勿体ないよとハッパをかけスタート

時折
テレビ鑑賞に飽きた孫を遊ばせながら
次々に作業

娘「もう１個完成？
縫い物って面白いね・・
ミシンって幾らするの？
家にも買おうかな・・・」と思いがけない娘の感想

その通りだよ！
縫い物は面白いよ

孫が大人になってその子供に幼稚園バッグを作るころ
私が手伝えなくなっていても
あかねが教えてあげられたらいいね・・・

しかし・・・
時間切れで娘達が帰宅
途中まで仕上がったバッグの縫い目をみて


ほどいて縫いたいウズウズ
道は遠い・・・だから面白い