麻布は大使館の密集地帯です。それぞれに異国情緒をかきたてられます。やっぱり魅力的な街です。6年前に訪問した土地勘は残っていて、迷わずに各大使館に訪問できます。それでもちょっとだけ覗いて、写真を我慢しました。でも、イタリア大使館だけは我慢できません。郵便受けです。
大使館と職員宿舎が一体となった広大な敷地です。三田の丘の上から、長い坂の壁です。坂を下ります。
壁の絵が、いかにもイタリアです。
正門に来ました。
振り返ります。あの、頂上が見えない坂を下って来ました。
イタリアというよりも、和洋折衷の日本式の門構えです。
我慢できない思い入れがあります。
左にも先が見えないくらい広い敷地が続いています。ここは旧伊予松山藩の屋敷跡です。15万石にしては広大な敷地です。江戸城の西の防御地だったのだと思います。
ここで赤穂47士のうち10名を預かり、切腹を遂行しました。
その中には、大石主税、堀部安兵衛、大高源五などがいました。それもこれも徳川親藩だったからのお役目だったのでしょう。
最後にもう一度振り返ります。
久しぶりにやって来た伊予松山藩邸跡です。