印象深いシーンに橋が登場します。寅さんに付き添われて定時制の試験を受けに行ったり、函館から男友達が訪ねてきたりする場所です。
これは散々探しました。定時制高校のすぐ近くの中川かと思っていたら、綾瀬川に架かる「五兵衛橋」との事です。散々探しましたが、映画の面影が全くありません。この歩道橋の先です。映画では高速道路なんて在りません。
五兵衛橋です。平成15年に竣工した橋です。映画の橋はとっくに造り変えられたんですね。
下流の正面には「東京拘置所」が在ります。あのカルロス・ゴーンが拘置されていたアレです。
映画の面影なんて皆無です。頭上に高速道路が通るなんて、、
めちゃめちゃ隔世の感があります。映画のロケ地案内はここなのですが、絶対に同じ場所だとは思えません。
1つ上流の「綾瀬新橋」です。
ここで気が付きました!この橋は古いままです。
映画の橋の面影があるように思います。
ここじゃないけど、映画の雰囲気を感じます。
これで納得せざるを得ません。
さて、映画は寅次郎がいつものように失恋して終わるのですが、旅に出た後、さくらが定時制高校に呼ばれます。
すみれと一緒に通った定時制高校の雰囲気を気に入った寅次郎です。
定時制高校への入学願書を提出していました。
寅次郎は中学校中退なので、高等学校受験の資格が無いのです。
そんな切ないエンディングでした。寅さんって、昭和15年の生まれなんですね⁉