「男はつらいよ」シリーズの別れのシーンの多くは、京成金町線柴又駅のホーム上です。さくらやマドンナとの別れの舞台です。今回は、第32作「口笛を吹く寅次郎」を例に、別れの舞台を訪ねました。
現在の現場は駅名看板も駅舎も大きく変わっています。入場券を買ってホームに上がります。
寅さんはマドンナとの恋の話が苦手です。得恋しそうになると、はぐらかします。今回も、わざと遅れて来ます。
現在は、背景のビルの色が変りました。ホームの柱も違います。
別れのシーンです。
映画の様な、背景に下町を表す看板が無いし、民家も見えません。
線路の先は高砂駅です。
現在の線路は直線です。
電車が来ます。
丁度向かいのホームに電車が来てしまいました。
マドンナを送って、寅次郎はホームを立ち去ります。悲しくて、さくらは歩みができません。
現在の線路と左右のホームです。
そして驚いたことに、初めて訪れたホームには、寅さん映画の撮影シーンのパネルが掲示されていました。この第32作のシーンが評判だってのでしょうか?多く掲示されていました。
こんな散策になりました。