再開発工事中の京成立石駅前に、界隈を描いた水彩画を展示しています。喧騒の工事現場を和ませる、清涼剤的なギャラリーです。この現場、見たことありそうです。
見当をつけてやって来ました。ここです!
ガード下から振り返ります。青砥の住宅街です。
ガードの先です。
突き当たりは「葛飾税務署」です。
こんな場所でした。それにしても、現場に忠実な絵です。他の作品もそうです。「写実」とは、これです。
再開発工事中の京成立石駅前に、界隈を描いた水彩画を展示しています。喧騒の工事現場を和ませる、清涼剤的なギャラリーです。この現場、見たことありそうです。
見当をつけてやって来ました。ここです!
ガード下から振り返ります。青砥の住宅街です。
ガードの先です。
突き当たりは「葛飾税務署」です。
こんな場所でした。それにしても、現場に忠実な絵です。他の作品もそうです。「写実」とは、これです。
音羽の谷に急坂が在りました。偶然に出逢った坂で、小日向台地に向かう石段です。左右に歩道と自転車道が在ります。行ってみます。あまりの急坂に、1段目めから自転車には乗らないで押します。
鼠坂に繋がる脇道の坂です。これは更に手強そうです。
説明板が有りました。「鼠坂 音羽一丁目10と13の間 音羽の谷から小日向台地へ上がる急坂である。鼠坂の名の由来について『御府内備考』には『鼠坂は音羽五丁目より新屋敷へのぼる坂なり、至てほそき坂なれば鼠穴などといふ地名の類にてかくいふなるべし』とある。 森鷗外は『小日向から音羽へ降りる鼠坂と云ふ坂がある。鼠でなくては上がり降りが出来ないといふ意味で付けた名ださうだ・・・人力車に乗って降りられないのは勿論、空車にして挽かせて降りることも出来ない。車を降りて徒歩で降りることさへ、雨上がりなんぞにはむつかしい・・・』と小説『鼠坂』でこの坂を描写している。
また、“水見坂“とも呼ばれていたという。この坂上からは、音羽谷を高速道路に沿って流れていた、弦巻川の水流が眺められたからである。 ー郷土愛をはぐくむ文化財ー 文京区教育委員会 平成17年3月」
振り返ります。音羽の谷です。なるほど、これは強烈です。鼠でないと上がり降り出来ない、坂です。自転車を押して上がる人さえ珍しいと思います。
坂の途中で休みます。黄葉真っ盛りです。でも、自転車がズリ落ちそうです。坂の途中の家に住むのも大変かと思います。
さあ、頑張ります。
上り切りました! 振り返ります。看板に意義あり!こ、これを自転車で降りる人が居るの!?ムリムリ!
予想したとおり、当然ここは、日当たりの良い丘の上です。
「小日向」の地名どおりですね。
そして直ぐ下り坂です。
東京散歩の面白さは、こんなふうに、偶然に小説の舞台に出逢ったりするところです。でも、読んでみようとは思いません。