今回のターゲットは、寅さん映画第35作「寅次郎恋愛塾」です。昭和60年のお盆映画です。マドンナは樋口可南子さん、相手役は平田満さんです。
この頃になると、寅さんは自分の恋愛成就より、若者の恋愛をフォローするストーリーです。寅さんも年を取ったから、マドンナと恋愛って訳にはいかないか?見事結びつけて、寂しく旅に出る寅次郎です。
恋愛に不器用な勉学青年に恋の成就を教えるべく呼び出します。坂道を登る青年です。
ここだと思います。時速20km制限の標識の位置が変わっていて、道路にも記載されています。伝通院に通じる坂道です。
青年は傳通院に入って行きます。
現在の傳通院です。全く変わってしまっています。
寅さんが、大きな墓の前で待っています。
このシーンに墓の主の名前が記載された案内板が有って、「お大の墓」と読めます。そう! 徳川家康の母親です!驚きました。大河ドラマが最終回です。
私、傳通院に於大の方の墓が有るのを知りませんでした。じっくり見たので、別の機会があれば紹介します。
冒頭から驚きの探索になりました。この映画は東京都内の映像が多く、探しがいがありました。
この話、続きます。