枠順が決まりました。逃げが予想されるアエロリットは絶好の1枠2番。戸崎騎手は迷わず先手を取ると思います。
1番人気が予想されるアーモンドアイは7枠14番。万が一スタートが悪くても、東京1600mは最初の直線が長いので挽回しやすい枠。これもアーモンドアイにとっては絶好枠と言えます。一方、2番人気のダノンプレミアムは8枠15番。本音は8番より内側が欲しかっただけに、これは微妙な枠ですね。スタートが抜群に上手いため、15番からでもアエロリットの2番手を取るのは問題はありませんが、そのポジションに入るためには相応の脚を使うと思います。アエロリットが残り800mくらいから早めにスパートを仕掛けるとすると、ダノンプレミアムは脚を溜めるタイミングが全くないかもしれません。
いずれにしても、アエロリットのペースが勝負の分かれ目ですね。もし最初の3ハロンをゆっくり入るようならば、アーモンドアイは早めに中段の位置を取りに来て、そのまま32~33秒前後の末脚で全部まとめて差し切ってしまうと思います。
むしろ、アエロリットが最初の3ハロンを33秒前後で入って、一息だけ入れて、また早めにスパートする展開であれば、後ろの馬は追いかけるだけで精一杯になります。いわゆる緩みのないペースとなり、そのままアエロリットが逃げ切ってしまうか、2番手のダノンプレミアムとの併せ馬のようになって、ダノンがクビだけ前に出るか。
この時のタイムは、恐らく1分30秒フラットくらい。先日のビクトリアマイルの記録を更新するワールドレコードになると思います。このケースはアーモンドアイの差しが届かず3着という想定ですが、ルメールが早めに追いかけすぎると、先週のサートゥルナーリア同様、最後にインディチャンプか、サングレーザーあたりに差されて、馬券圏内から外れることも。
さて本命◎をどこに打ちますかね。ダノンが6番枠や7番枠に入っていたら、迷わずこれを◎にしたのですが‥。もう一日考えます。
ちなみに、本日の鳴尾記念は⑥ステイフーリッシュの頭固定で、2着3着③④⑦⑨の三連単で。