星野式ダイエットでタンパク質不足状態に陥った自分が、次に選択したのが「糖質制限ダイエット」。特に、山田悟医師が提唱している「ロカボ」です。
ある講演会で山田医師のお話を聞くことができ、これなら長く続けられると確信して始めました。まず、炭水化物をはじめとする糖質を少量で我慢すれば、お肉や魚、脂肪分などは殆ど気にしなくても良いという点が魅力でした。特に「唐揚げはいくら食べても大丈夫」「マヨネーズはカロリーオフよりも従来の方がむしろ糖質が少なくて良い」など。一方で、糖質は一日あたり70~130gだけなので、ご飯でいうとほんの一口で40gですから、まず諦めないといけません。
しかし、この方法は、炭水化物や糖分さえ諦めれば、お肉や野菜はたっぷり三食摂れますのでストレスが溜まりません。筋肉も戻ってくるので、以前のような副作用も出ません。自分は、このロカボで、92㎏から85㎏までを約3か月で達成することができました。
典型的なメニューを申し上げますと、朝はサンドイッチ(250キロカロリー程度、糖質25g)+明治R1+ほうじ茶、昼はカゴメトマトジュース+セブンイレブンのひじきと枝豆のサラダ+同じくコールスロー(トータルで300キロカロリー、糖質30g)、夜は宴席ならばすべて平らげ(最後のご飯類とデザートは一口だけ)+赤ワイン1本程度、てな具合。けっこうきちんと三食食べれるのでストレスが溜まりません。
ところで、RIZAPをはじめ、糖質制限で体重を短期間で減らそうとする試みで、殆ど糖質ゼロを求められるケースがありますが、自分はお勧めしません。このケースはリバウンドを招くほか、一部にはダイエット期間中に心筋梗塞を発生させる事例を幾つか知っているからです。まだ医学的根拠は分かっていませんが、「糖質ゼロ」は何か問題を引き起こしそうですので、一日70~120gのロカボ程度が宜しいようです。