この時期ですから、レース前にザァーと雨が降るかもしれませんが、このままいくと久しぶりにパンとした良馬場になりそうです。この1週間、関西はそれほど降っていない(まだ梅雨入りしていません)し、この土日もパラっと降った程度。
梅雨の只中の宝塚記念は、稍重・重は当たり前で、良馬場といっても、すでに芝はボロボロで、かなり悪化した馬場が前提のレースですので、本日は、いつもとは発想を変えた方が良いのかもしれません。その昔、6月の第1週に開催されていた頃の宝塚記念はいつもパンパンの良馬場が当たり前、トウショウボーイとテンポイントのマッチレースも晴天の下でした。
今回は、いつもの宝塚記念のイメージを捨てて、すなわち消耗戦や馬力・重上手といった要素を忘れて、良馬場での切れ味や気性面に着目、マカヒキに期待したいと思います。すでに同期の有力馬はみな引退してしまいましたが、最後にひと花咲かしてほしいもの。
マカヒキの単勝と、いつも一所懸命走るアルアインとのワイドで。