体重問題シリーズ、本日が最後です。最後に、ダイエットを始めてから気づいた点をいくつかお話いたします。
糖質制限を始めて、最初の1~2週間くらいはお腹の調子が不安定になります。すなわち炭水化物中心の食生活から、たんぱく質や乳製品中心の食生活に変わると、当初は腸内の環境が合わないようなのです。しかし、1~2週間すると食生活の変化に腸が対応できるようになります。おそらく腸内の菌類のバランスなどが変化するのでしょう。ちなみに、糖質制限を続けているときに、急に「炒飯」とか「大盛りラーメン」とかを食べると、腸はビックリして下痢をしたりします。炭水化物を大量に消化する環境になっていないためだと考えています。
海外旅行にいってお腹を壊すと「水が合ってない」とか言われますが、水だけでなく、食事の内容が変わるため、腸内環境を調整するために発生する体内現象ではないかと思います。
それからお酒です。かつてはお酒の量が体重に変化に影響を与える効果は、それほど高くはないという感覚がありましたが、今は違います。明らかに、お酒のカロリーすら効率よく身体は取り込むように変化している感覚があります。ロカボ食事と言えども、以前よりはカロリーを制限する食事となっているため、身体は常に「飢餓状態」にあると思います。したがって、宴席で飲む赤ワイン1本分のカロリーも、無駄にせず、きっちり吸収しているようです。結果、ロカボを継続しているにもかかわらず、体重は85㎏。これ以上は下がりません。
ここから更に適正体重まで落とすには、酒量を減らすしかないようです。したがって引退までは難しいということなのかもしれません。