写真1 大きな4枚の葉、その上で舞う白拍子のような白色穂状花序、フタリシズカ
写真2 フタリシズカは、対生する葉が茎の上部で上と下に接してつくので4枚の葉が輪生するように見える
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フタリシズカは山地の林下に生える草丈30~50cmの多年草
葉は、短い葉柄の先につき、大きく(長さ8~16cm)、鋸歯がある
茎の先に、ふつう2本の穂状花序をつける
源義経の側室静御前の霊と、その霊に憑かれた菜摘女が悲しく舞う謡曲が「二人静」
二人の舞姿に2本の穂状花序を見立てたのが和名、フタリシズカ
学名:Chloranthus serratus センリョウ科
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)557頁
*大工園認著『野の花めぐり 春編』(株式会社 南方新社 2003年)141頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年05月19日 撮影地:埼玉県比企郡小川町・「カタクリとニリンソウの里」
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