写真1 青(緑)の稲わら束並ぶ、鮮やか
写真2 みのり橋から見る青(緑)の稲わら束、新鮮
写真3 コンバインで脱穀し、稲わらを束ね落とす、旦那さんが運転
写真4 落とされた青(緑)の稲わら束を拾い、まとめ立てる、奥さんと息子さん
写真5 みのり橋の上から「道の駅 しもつけ」方面を望む
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「道の駅 しもつけ」の近く
新国道4号を跨ぐ「みのり橋」の上から望む
青(緑)の稲わら束と稲刈りコンバイン(写真2・写真5)
畦に昼食休憩中の作業者4人
並ぶ青(緑)に新鮮さを感じる
ふと、畳表が浮かぶ
いや違う、畳表はイグサ
現場に着き伺う、次のよう(注1)
1.備蓄米・アサヒノユメ刈取り
<こんちわー、お休みところすいません、これは飼料用の稲ですか>
これは飼料用じゃなく、ビチクマイ・備蓄米ちゅやつ
<備蓄米、品種は> アサヒノユメ、同じ品種でも飼料用と備蓄米・・・
2.稲わらはユウガオの敷きわら
<このわらは> カンピョウの敷きわら
立ってるウチは、だいたいカンピョウ作ってるから、あのー、カンピョウ作る人はカッターで切ってるから、散らして
<延びているのはウシヤさんに売るんですか> あの、ほら、バラバラずーと、あれはウシヤさん、おっ立ててんのはカンピョウ
<立ててあるのは人力で積むんすか> 人力。(カンピョウ農家が多い時代)いっぱい(立てて)あったんだけどなー
昔、バラバラじゃなく、ほとんどー立ててたんだけど
3.カンピョウ農家減る 高齢化 後継者なし
<昔、ほとんど立てていた> カンピョウ農家減っちゃって、これ(周り)見ると、あんまりやってねーてわかっぺ
<うん、そうそう> もー高齢化
<あー> 後継者はいないと思ってんだ(いっしょに作業している息子さんに気を遣いつつ?)
<私は23年生まれだけど、みなさんも、そのころ> いや、ずーと前、一回り上
<一回り違う> うん、もー喜寿(77歳)だから
4.稲刈り直後の稲わらは青(緑)
<青いまま立ってんのは初めて見たから> あー、刈ったばっかりだからね、いくんちも経つと、ほら、あんなに(薄茶色に)なっちゃう
カンピョウは少なくなったなー、ほんとになー
5.農業では生活なりたたない
<刈ったときは青いんだ> 刈ったばかりは青いの。だんだん農家でー、生活がなりたたなくなっちったからー
<なり手がない> 米が下ってきちゃたから、売るもの下ってさ
まー、安倍さんじゃねーが、2%アップちゅうがよ、それじゃきかなだかんな、原材料ちゅのは
<資材上がってんの> そっ
<このコンバインは五、六百万すんですか> そう、安くて六百万、上は千二百万ぐらいすっかな
<旦那さんとこはカンピョウ作ってる> カンピョウやってる。田んぼや畑に人がいなかんべ
6.東鷲宮あたりはドブッタ・湿田だった
<埼玉よりいますよ、私、東鷲宮だけど> 鷲宮からあっちの方じゃ、住宅地が少なく、ドブッタだったんだよな
まるっきり変わっちゃったなー、あすこら、なー、低かったんだもんなー
<そうですか> 今、もー、ぜんぜん、住宅街なっちゃったなー
<また、行き会ったら、いろいろ教えてください> はいよー
注1 < >:筆者の質問等 ( ):筆者の補足説明 他は旦那さん、あるいは奥さんや手伝い者の話
引用・参考文献等:弊ブログ2014年09月25日・10月05日・07日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年09月28日 撮影地:栃木県下野市
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