おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに なさってんですか210 防護剤撒いてる

2017年09月28日 04時08分00秒 | 農業

写真1 コンニャクに防護剤を噴射


写真2 コンニャク防護剤は軽4輪車のタンクから送られる


写真3 白化粧したようなコンニャクの茎葉、ヒガンバナ、黄金穂


写真4 赤榛分水工の下、急傾斜の河岸段丘面にコンニャクの段々畑

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 太古の昔
 隣り合う赤城火山と子持火山が大爆発
 溶岩や火砕流などが鬩ぎ合う
 そこの凹みを曲がりくねりつつ下刻した利根川
 浸食崖と河岸段丘を形成
 嵌入蛇行の狭窄地形となる
 典型は綾戸ダム~綾戸渓谷~棚下狭窄部~敷島橋
 そこを河川史研究会INA20の皆様と巡見(注1)

 最初の巡見地、赤榛(せきしん)分水工
 主に農業用水を赤城と榛名の両山麓に供給
 急傾斜の河岸段丘面にコンニャクの段々畑
 白化粧したような茎葉(写真3・写真4)
 気になりつつ次の巡見地へ

 運よく、なにやら散布の農業者に遇う(写真1・写真2)
 作業の邪魔になるのではと思いつつ
 なに、なさってんですか
 次のように教えていただく
  コンニャクに“防護剤”をかけている
  連作なので良いものができない
  2~3年で畑を変えれば良い
  狭い土地なのでできない
  “防護剤”をかけことになる
  ここは2年目のコンニャク
  3年ものが良い
 すなわち連作障害予防の白化粧

 注1 巡見1報が双体道祖神:弊ブログ2017年09月26日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年09月21日
 撮影地:群馬県渋川市

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