映画を観た。
★三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(3D)
原題:The Three Musketeers
2011/フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ
原作:アレクサンドル・デュマ
監督:ポール・W・S・アンダーソン
撮影:グレン・マクファーソン
音楽:ポール・ハスリンジャー
キャスト:ローガン・ラーマン、ミラ・ジョボビッチ、マシュー・マクファディン、レイ・スティーブンソン、ルーク・エバンス、他
三銃士物語は、鮮烈なSD映像で《超スペクタル物語》として蘇った。
《ダ・ヴィンチの飛行船》には、さすが唖然とし、壮大なロマンも感じるが、どこかの映画の海賊船みたいで、時代感覚が狂ってしまう可笑しさ。もうどうでもいいやと思いながら開き直ってみているうちに、《何でもあり》のノリにいつのまにか乗せられてしまった。
三銃士とダルタニアンの主役がかっこいいのは当然だが、
この物語は、悪役がそれ以上に存在感あり、とにかく格好良い。
お上品に作ってあるので、
もう少しネチネチ悪役ぶりだったら言うことなしだけど。
ドラマ性が少し弱く、ハラハラドキドキ、ドッキリ感が少ない。
多少低年齢層をも意識した映画作りではないかとも思えた。
人間の描き方が子供向きである。
さらに次回作に向けてのプロローグ版みたいな作りになっている
ダルタニアン役のローガン・ラーマン君。
この顔どっかでみたよ思っていたら
『3時10分、決断のとき』(あの作品は僕の中ではかなり評価がいい)の子役だった。
かなりの童顔だったあの子は、すっかりたくましくなった。
小柄の分だけ身のこなしもよさそうなアクション向け。
続編、是非、期待したいなぁ、見たいなぁ。