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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

連続台風の行方は

2018年10月05日 | 小考

                

 台風二十四号は人的被害こそ少なかったようだが、まさに列島縦断で台風慣れしていない当地域にも看板が飛んだり木が倒れたり瓦が飛んだりそして停電という被害をもたらした。数え切れないほどの多さで、珍しくないために報道されないが、修理関係の業種は眼も回る忙しさと聞く。とにかく次の二十五号までに直してくれという注文が多くて、医院を受診する暇もないとぎりぎりに駆け込んできた患者さんが居た。

 この頃、暇で太って困ると言い訳していた大工のYさんも、忙しくしているだろう。次回には二、三キロ痩せているだろうか?。昔ながらの大工さんはこの頃工法が変わり、結構暇な時があるようだ。なんたって、家を建て始めたなと思ったら三か月で完成などというのはざらだ。昔は半年は掛かったと記憶する。

 停電を経験したのは久し振りだが、足元どころか自分の手が見えない。幸い自分の家なので、真っ暗闇でも懐中電灯の置いてある所までは手探りで歩けた。女房の方が一歩早かったのは残念?だった。とにかく電気がないと便利な生活は全くできなくなる。朝の光が有難かった。昔の人は真の闇を知っていたわけだ、現代人は真の闇を経験しようとしても、あちこちに明かりがあって難しい。

 二十五号は北へずれて列島縦断とはならないようだが、沖縄九州の方は連続で進路に当りお気の毒と思う。どういうものか患者さん達は異口同音に太平洋側ではなく北に逸れると良いと希望を述べていた。いくらか効果があったのだろうか。暴風圏に入ってしまう地域の方は十分に備えられ、被害が最小限に済むように祈っています。

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