駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

家に寄り付かないと

2018年10月18日 | 政治経済

    

  女房がガミガミうるさいと亭主はなんだかんだ理由を付けて家に寄り付かなくなる。日本の場合はガミガミうるさいのは野党で、首相は誰が外務大臣か分からないほど外遊しまくっている。余程、委員会や国会の座り心地が悪いらしい。確かに、外交の場ではどこへ行っても表面的には友好的で、間違ってもところで森友はどうなっているなどとは聞かれない。

 首相専用機に何という名前が付いているか知らないが、大統領専用機には風雲と付いているだろう。自分で波風を立てておいて風雲児気取りは筋違いだと思うが、トランプ氏はそういう人のようだ。しばしばメッキが剥げるとは言うが果たして錆も剥げると言うだろうか。ラストベルトでは錆がはげ落ちて、トランプ嘘つき野郎というプラカードも出てきているようだ。

 シンゾウは親しい友人と言いながら、実交渉では厳しく迫ってくるだろう。外交専門家の安倍首相兼外相が、トランプの外交辞令にやられるはずはないというかやられたら何のために飛び回っているのかということになるが、ミーファーストのトランプに九条改変ファーストの安倍首相が一本取られるようなことがあっては、早くもレイムダックとなりかねない。とにかく国内向けと国外向けとで発言をぶらさないでいただきたい。何と言っても痛い目をみるのは国民なのですから。

 飛び回ってばかりいると子弟の教育も滞り肝心の家庭力(国力)が弱ってきている。医療業界も医療費抑制と外圧で、医療連携などの体の良い言葉の下合理化が強いられ、仕事が増えても収入は減り安倍政権に疑問の目が向き始めている。これは拙いと多くの医師が考え直し始めると診察室では観測している。

コメント
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