こんにちは!中之島教室です先週末は比較的暖かく過ごしやすかったのですが、今週末からまた冷え込みそうですね。
来週から12月!今年もあと少しです
さて、「週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から受講生入賞のお知らせが届きましたので、さっそくご紹介します。
第73回の堺市展で、「週末に楽しむ絵画」教室の井上京子さんが国際ソロプチミスト賞を受賞されました
まず、絵をご覧ください。
これは今年のあの台風や大雨が残した水害の傷跡の記録のようです。
未曽有の異常降水量は140ヶ所もの堤防を決壊し、多くの命を奪いました。
一瞬にして、家庭を飲み込み、家族を苦しめ死に追いやったのです。
その悲惨な結果をレクイエムとして描きとめようとした意図が伺えます。
本来、湧き出た水は流れとなって、やがて大河をつくり、大海へ注ぎます。
多くの場合は「ゆったり」と言った「豊かな自然に抱かれる」のように、想いは安堵へと帰結します。
何故、清らかな流れは、牙をむいて襲い掛かったのかを厳しくも静かに問う作品となっています。
井上さんは今まで多くのコンテストで自然の猛威、地球温暖化への警鐘を問うてこられました。
その視点は絶えず大きな力への対峙でした。
自然環境の保護活動や被災地復興支援などの組織である国際ソロプチミストを冠した賞の受賞は
将にこうした井上さんの行為に相応しいものと言えます。
題名 想 S50号(117×117センチ)
あふれかえる泥水の中に何人かの人。家族の安寧の象徴でもあった花は、真っ二つに折れ、葉も飛び散っています。
鎮魂の祈りとこうした災害が二度と起きないように、ひいては地球温暖化への問題提起が伝わってきます。
ご本人は、そんな大それたことはと謙遜しておられますが、
「想」というタイトルには、祈りをこめて願いが静かに提示されています。
展覧会は堺市立文化館ギャラリーで2019年11月13日から17日まで開催されました。
すぐ脇の東雲公園は、いま紅葉の真っ盛り。秋の日の幸せがいっぱいでした。
「週末に楽しむ絵画」講座は毎週金曜18時から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください。
中之島教室06-6222-5222
来週から12月!今年もあと少しです
さて、「週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から受講生入賞のお知らせが届きましたので、さっそくご紹介します。
第73回の堺市展で、「週末に楽しむ絵画」教室の井上京子さんが国際ソロプチミスト賞を受賞されました
まず、絵をご覧ください。
これは今年のあの台風や大雨が残した水害の傷跡の記録のようです。
未曽有の異常降水量は140ヶ所もの堤防を決壊し、多くの命を奪いました。
一瞬にして、家庭を飲み込み、家族を苦しめ死に追いやったのです。
その悲惨な結果をレクイエムとして描きとめようとした意図が伺えます。
本来、湧き出た水は流れとなって、やがて大河をつくり、大海へ注ぎます。
多くの場合は「ゆったり」と言った「豊かな自然に抱かれる」のように、想いは安堵へと帰結します。
何故、清らかな流れは、牙をむいて襲い掛かったのかを厳しくも静かに問う作品となっています。
井上さんは今まで多くのコンテストで自然の猛威、地球温暖化への警鐘を問うてこられました。
その視点は絶えず大きな力への対峙でした。
自然環境の保護活動や被災地復興支援などの組織である国際ソロプチミストを冠した賞の受賞は
将にこうした井上さんの行為に相応しいものと言えます。
題名 想 S50号(117×117センチ)
あふれかえる泥水の中に何人かの人。家族の安寧の象徴でもあった花は、真っ二つに折れ、葉も飛び散っています。
鎮魂の祈りとこうした災害が二度と起きないように、ひいては地球温暖化への問題提起が伝わってきます。
ご本人は、そんな大それたことはと謙遜しておられますが、
「想」というタイトルには、祈りをこめて願いが静かに提示されています。
展覧会は堺市立文化館ギャラリーで2019年11月13日から17日まで開催されました。
すぐ脇の東雲公園は、いま紅葉の真っ盛り。秋の日の幸せがいっぱいでした。
「週末に楽しむ絵画」講座は毎週金曜18時から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください。
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