朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

週末に楽しむ絵画教室・井上さんが堺市展で受賞【中之島】

2019年11月25日 13時02分10秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室です先週末は比較的暖かく過ごしやすかったのですが、今週末からまた冷え込みそうですね。
来週から12月!今年もあと少しです
さて、「週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から受講生入賞のお知らせが届きましたので、さっそくご紹介します。

         
第73回の堺市展で、「週末に楽しむ絵画」教室の井上京子さんが国際ソロプチミスト賞を受賞されました

まず、絵をご覧ください。


これは今年のあの台風や大雨が残した水害の傷跡の記録のようです。
未曽有の異常降水量は140ヶ所もの堤防を決壊し、多くの命を奪いました。
一瞬にして、家庭を飲み込み、家族を苦しめ死に追いやったのです。
その悲惨な結果をレクイエムとして描きとめようとした意図が伺えます。

本来、湧き出た水は流れとなって、やがて大河をつくり、大海へ注ぎます。
多くの場合は「ゆったり」と言った「豊かな自然に抱かれる」のように、想いは安堵へと帰結します。
何故、清らかな流れは、牙をむいて襲い掛かったのかを厳しくも静かに問う作品となっています。

井上さんは今まで多くのコンテストで自然の猛威、地球温暖化への警鐘を問うてこられました。
その視点は絶えず大きな力への対峙でした。

自然環境の保護活動や被災地復興支援などの組織である国際ソロプチミストを冠した賞の受賞は
将にこうした井上さんの行為に相応しいものと言えます。

題名   S50号(117×117センチ)
あふれかえる泥水の中に何人かの人。家族の安寧の象徴でもあった花は、真っ二つに折れ、葉も飛び散っています。
鎮魂の祈りとこうした災害が二度と起きないように、ひいては地球温暖化への問題提起が伝わってきます。
ご本人は、そんな大それたことはと謙遜しておられますが、
「想」というタイトルには、祈りをこめて願いが静かに提示されています。

展覧会は堺市立文化館ギャラリーで2019年11月13日から17日まで開催されました。
すぐ脇の東雲公園は、いま紅葉の真っ盛り。秋の日の幸せがいっぱいでした。
     

週末に楽しむ絵画講座は毎週金曜18時から開催!

石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください。

中之島教室06-6222-5222


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エッセー・随筆教室の受講生がエッセー集を出版【中之島】

2019年11月19日 15時52分10秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室からお知らせです。

元朝日新聞記者・宇澤俊記講師が指導する「エッセー・随筆教室」の受講生9名が2019年11月、エッセー集を発行されました。
3年間の講座で作り上げた300編ほどの作品から一部を抜粋した一冊。
タイトルは朝日カルチャーセンター中之島教室の土地にちなんで
「中之島の風」となっています。

60代から90代までの様々な年齢の方が、時には戦前から現代までの人生を紡いできたうえで感じたことを綴っています。
巻末に「筆者のひと言」と題してエッセーに対する思いが載っていますので、ここにご紹介します。
短い文章ですが、ここにも個性が出ていますね。(掲載許可をいただいています)
 
※クリックすると拡大します。

宇澤俊記先生に学べる講座はこちらです
名作エッセーの鑑賞と分析、提出作品の研究と指導を繰り返し、表現力を磨いています。
中之島教室(TEL:06-6222-5222)
「エッセー・随筆教室」
京都教室(TEL:075-231-9693)
「書く力を磨く 実践文章教室」
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片山 治之講師作品展「野の花展」に行ってきました!

2019年11月09日 17時02分39秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室です。
中之島教室、川西教室、芦屋教室の「野の花を描く」講座で大人気の片山治之講師の作品展、「野の花展」に行ってきました。
新作20点、新聞掲載作品45点を展示しています。


それでは作品をご案内します。

まずは、パンパスグラス。新作品です。なかなか絵の素材にはならない野草ですが、先生の絵の中では大きな存在感をだしていますね。
下は「冬のイチョウ」です。 

これだけではイチョウとわからない人も多いそうです。
ひとふしが1年と計算されるので、作品のイチョウはたぶん20年以上?


野生のマムシグサです。なんとコンニャクやミズバショウも同じ仲間。実物大です。毎年見つけて見守り、描いているそうです。
白く描かれているところが、実物は黄緑で、花の部分なんですって



こちらは朝日新聞掲載作品!作品の多さに改めてびっくり!


ホオズキです。講師の代表作で、制作期間も1年と時間がかかった作品。網目を描くのが大変だったとのこと。
作品が立体的に浮き上がってくるようですね。


これはワタを描いています。綿毛の柔らかい味を出すのに苦労したそうです。
ふわふわ感が絶妙です


最後に「マタタビとサルナシ」をご紹介。2つの野草を1枚に描いています。
サルナシは、サルが好きなナシに似ていて、なんとキーウイの原種。
マタタビは、葉っぱの白い部分を花がわりに見せ、昆虫が間違えてくるのを呼び寄せます。
いかにうまく呼び寄せて、受粉し、実になるかがポイントだそうです。


会場でも販売中の来年のカレンダーです(左側)
毎年制作されていますが、写真のとおり、6月は初めての見開きです。大迫力!

そして、片山治之講師です。

細やかなご説明をありがとうございました!
先生ならではのタッチで描かれた野の花は生き生きして見えました。

「野の花展」は
11月11日(月)まで「芝田町画廊」(大阪市北区芝田2-9-19 イノイ第2ビル1F)で開催しています。
11月18日(月)~23日(土)は「画廊シャノワール」(兵庫県川西市小花1-8-1 ジョイン川西1F)で開催予定です。
詳細はこちら展覧会・発表会情報

片山講師の「野の花を描く」講座は中之島川西芦屋教室で開講中です。
見学も可能です。ご興味のある方、ぜひ最寄りの教室までおこしください!

お申込みは各教室までお電話で

中之島教室06-6222-5222
川西教室 072-755-2381
芦屋教室 0797-38-2666
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「書道全般(大田教室)」講師が日展 改組新第六回「書の部」で受賞【くずは教室】

2019年11月02日 16時31分01秒 | くずは教室
こんにちは!くずは教室からうれしいお知らせです。

改組 新 第6回日展 「書の部」において
「書道全般(大田教室)」の大田鵬雨(ほうう)先生が特選を受賞し、大田香雨(こうう)先生が入選されました!

おめでとうございます!

特選を受賞した大田鵬雨先生の「山中坐」。先生のコメントは日展公式サイトに掲載されています。日展のホームページはこちら



先生方に学べる「書道全般(大田教室)」は実用書(手紙・表書き・ペン字)から
本格的な書作品制作まで幅広く指導しています。師範等資格取得も可能です。
見学・体験もできますので、ご興味のある方はぜひ、くずは教室までお問い合わせ下さい!
お待ちしております。
くずは教室072-850-1500
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