朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

「週末に楽しむ絵画」一寸変わった教室展

2024年12月24日 15時09分32秒 | 中之島教室
こんにちは。
中之島教室「週末に楽しむ絵画」講座の教室展のレポートが届きました。

          

青空に鮮やかな銀杏の黄、師走の御堂筋は楽しさに溢れています。
ここ難波のギャラリー「香」で、週末に楽しむ絵画教室ザ・E展を、12月5日から8日まで開催しました。

「ザ・E展」 の会場をご覧下さい。
作品も展示もご覧のように一寸変わっています。


左の壁は、この展の代名詞にもなっている等身大人物像16体が並び、
右の壁は入口から①自画像⇒②白地黒絵⇒③能登半島地震⇒④石膏⇒⑤ヒマワリ⇒⑥ガザの子供達 と、一まとめのコラボ形式で並べています。

こうすると・・・芯の太い1枚の大きな絵となって思いが伝わるのでは・・・。
今回は、無彩色での表現を多用しましたので、テーマごと150号程度の大きさの作品がずらっと並んだ感じになりました。

今回の主要なテーマは、“能登半島地震”と“ガザ”です。一日も早く、復興と平和をと念じながら取り組んだものです。

こんな順番で並べました。
1.自画像

顔は、表情で心の動きを伝え、人格をも現すと言われ、自分の考えや思いなど「内なるものの表現」に重きをおいて、真っ直ぐに自分を見つめ、描いてみました。
見ざる言わざる聞かざるのように個々の信条や主張、性格描写などと、表情も様々な展開となりました。

2.白地黒絵

人間には無彩色を見て、色を補う機能が備わっており、白と黒で描いた作品は、見る人によって自由に色が再現され、奥行きをも感じさせるとあります。
情景の大きさが感じられるようにとトライしましたが・・・。

3.能登半島地震

今年元旦、突如として能登半島に大地震が発生しました。
今の私たちには、成り行きを見守るしか術はありませんが、この気持ちに願いを込めて表現しようと報道写真を基に祈りながら描き上げました。

4.石膏

「顔」の勉強には、石膏が一番と、カラカラ帝に挑戦。
父皇帝の後を弟ゲタと継ぎ、ローマ初の兄弟皇帝となりましたが、直ぐに弟を殺して独裁者に。
このような残忍な性格を想像しながら、性格描写に力点を置いてトライしたものです。

5.ヒマワリ

ウクライナの国花でもあるヒマワリが、8月の青空の下に、堂々と輝いています。思い思いのヒマワリ取り組んでみました。

6.裸婦と着衣

描きっぷりのいい、この「等身大」は、このザ・E展の代名詞でもあります。
今回は、英字新聞のコラージュを存分に使って新しいチャレンジをしてみました。

期間中は好天にも恵まれ、多くの方達にご覧頂きました。

          

週末に楽しむ絵画」講座は第2・4金曜17時30分から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室06-6222-5222
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「週末に楽しむ絵画」吉田さき予さんやりました

2024年12月24日 15時08分14秒 | 中之島教室
こんにちは、中之島教室です。
「週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から、
受講生のご活躍に関するお知らせが届きましたのでご案内します

         

「躍動する現代作家展」。
平面、立体、写真、空間造形などオールジャンルのアーティスト達が一堂に会する展覧会として、広く国の内外から多数の出品者を集めている展覧会です。
今年で同展は、14回展。「週末に楽しむ絵画」教室の吉田さき予さんが見事に入選を果たしました。
東京の国立新美術館で11月28日から12月8日まで開催されました。

先ず絵をご覧ください。


月光(左)  流星(右)
作品の大きさはいずれも(100㎝×200㎝)

東日本大震災の映像に大きなショックを受け、何も手がつかずに時間が経過したのですが、ある月夜の空に流れ星を見て、思い立ったそうです。
制作には、10年近く要した力作です。 
作品は、細かなハギレをコラージュしたもので、気の遠くなるような作業だったでしょう。

         

週末に楽しむ絵画」講座は第2・4金曜17時30分から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室06-6222-5222

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カルチャーの現場から #39「知識の泉」

2024年12月19日 11時25分17秒 | カルチャーの現場から
みなさま、こんにちは。

今回の「カルチャーの現場から」は、植島啓司先生をご紹介します。



20年以上にわたって長く講師をお務めいただいている、朝日カルチャーセンターの看板講師のお一人です。
植島先生のすごさは、これだけ長く講座を行っても、何一つ同じ内容がないこと。
そしてそれぞれのテーマを一つひとつしっかりとご準備くださり、丁寧に、深く掘り下げた講義であることです。

例えば、このブログでこれまでご紹介したものだけでも、
「生きるチカラ」
「愛はなぜ終わるのか」
「限界論」甲野善紀さん、朝原宣治さんとの対談シリーズ講座
「熱帯カウンセリング」名島康文さんらとの対談シリーズ講座
「人はなぜ聖地をめざすのか」田中利典さんとの対談講座
ーーーーなどなど。
先生の洞察の深さ、幅広さがうかがえます。

その植島先生の講座の、今期のテーマは「革命と恋と音楽」。
11月は「ビートルズ」を取り上げました。

「現代のクラシック音楽」をつくる、という芸術としてのロックの自己主張。
黒人の人種差別施策を撤廃させる力になった動き。
そしてもちろん、音楽そのものについても分析します。
「ストロベリ-・フィールズ・フォーエバー」「ペニ-・レイン」「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」・・・。
さらに、ジョン・レノンと日本伝統芸術との関係。

学生時代の先生の意外な一面(ここではちょっと書けません・・・・。ここまでさらけ出していただくとは、という内容です)も、惜しげも無くお話しに。
講座では鋭く分析する一方、教室内での受講いただいた方々とのやり取りは、先生の優しいお人柄があふれて、やわらかい空気に包まれました。
知識も心も満たされる講座。
人気なのが、よくわかります。

次回は12月21日(土)。
タイトルは「東大全共闘よ永遠に」です。
当事者でもある先生の、熱を帯びた口調が目に浮かびます。
植島先生の中之島教室での講座は、1月期はお休みです。
その後は4月期の予定です。
ちょっとお休みとなりますので、12月の講座はご予定が合えばぜひお聴きください。
(12月の講座案内はこちら
 12月のみのご受講の場合は、会員3,630円、一般3,960円です)
 

朝日カルチャーセンター関西4教室では、他にも魅力的な講座をたくさんご用意しています。
中之島京都くずは川西)のホームページをぜひ、のぞいてみてください。
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「週末に楽しむ絵画」教室展開催のお知らせ【中之島】

2024年12月03日 12時22分29秒 | 中之島教室
こんにちは。
中之島教室「週末に楽しむ絵画」講座の教室展開催のお知らせが届きました

          

12月5日(木)から10日(火)まで、大阪市中央区のギャラリー香2階で、
「週末に楽しむ絵画」教室の教室展「ザ・E展」を開催いたします。
11時~18時(最終日17時)、入場無料です。
ご多用と存じますが、ご高覧いただきたくご案内申し上げます。

この教室では、上手く描くことよりも、自分の視点をしごき、時代に対する問題意識を持って、
「自分の絵を描く」ことを留意してやっております。
今やロシアのウクライナ侵攻そしてパレスチナ問題、日本では能登半島地震などと大変なことが起こっています。
今の私達には、成り行きを不安げに見守るしか術はありませんが、
この気持ちに願いを込めて表現しようとトライしてみました。

作品は、テーマ別に一まとめに展示します。
上手下手関係なく一まとめに並べますと、個々に見る場合と全く違った表情を見せてくれ、
個々では弱い発信力でもこのコラボ形式の展示は、まとめてみれば、
何かおしゃべりができるような仕組みがあって、個々に並べる以上に迫力や面白さが出てきて、
どこかでおしゃべりのチャンネルがつながるようです。

絵画展は観る人とのコミュニケーションと言われていますが、共鳴が得られるようにと願っています。
「たかが教室展」ですが、「されど教室展」。別の表情を持っています。
カルチャーの教室にはふさわしくないかもしれませんが、ぜひご高覧いただければ幸甚です。

追記
当教室看板の等身大美女絵画も例年どおり20名が勢揃いしてお迎えします。
中でも、英字新聞を多用した裸婦像は面白く仕上がっています。


「ガザの子供」

          

週末に楽しむ絵画」講座は第2・4金曜に開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室06-6222-5222
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多納三勢先生の個展に行ってきました【川西】

2024年12月02日 17時58分28秒 | 川西教室
こんにちは。
川西教室から「多納絵画教室」講座の多納三勢先生の個展のレポートが届きました。

        

多納絵画教室講師の多納三勢先生の個展におじゃましました!
普段は教室で準備やご指導でお忙しいので、なかなかゆっくりとお話できませんが、
個展では多納先生からいろいろなお話を聞くことができました。







「開廊20周年記念企画 多納三勢展―臭跡―」は、
西宮市のギャラリーSHIMAで12月1日まで開催されました。



        

多納三勢先生に学べる「多納絵画教室」講座は、毎週水曜13時~15時開催。
静物・人物を中心に、一人ひとりの個性を大切にする楽しい教室です。老若男女、経験の有無も問いません。画材自由です。
見学・体験受講をご希望の方はお電話ください。
072-755-2381
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