こんばんは!広報部Bです
昨日、中之島教室の
「山野草に親しむA」クラスの現地講座に参加してきました!
なんと今回は春の特別編
野草を心ゆくまで摘める摘み草祭り
早速レポートをお届けします
3月27日(水)、午前10時。天気は曇り
時々ぱらっと小雨
。清水美重子先生を先頭に、兵庫県篠山市の「南矢代」駅をスタートしました。
武庫川の上流から川に沿って「草野」駅までの2駅、約6キロほどを野草を摘みながら歩きます。
いざ、野草の宝庫へ
ちょっと遠めですが、こちらを向いているピンクの帽子の方が清水先生です。
道端で早速足を止めます。おもむろにリュックからビニール袋を出し、野草採取スタート!
まず、目に入ったのはヨモギ。色んな草の陰に隠れてあちらこちらに生えていますよ
思い思いの場所に自由に移動して、より良いヨモギを摘んでいきます。
うぶ毛が生えた、白くて柔らかいものを選ぶと良いそうです
ヨモギはお団子や天ぷらにすると美味しいですね
こちらでは何を摘んでいるのでしょう?
からし菜です。見た目は菜の花のようですね。黄色い花がきれい。
「葉っぱをかじると辛子の味がする」と教えていただき、恐る恐るひと口。
味は普通の草…? …と、じわじわきました。辛いです。本当に辛子のようなピリッとした味。
たくさん摘みましたね!ごま和えにすると美味しそうです!
こちらでは何やら掘っています。根っこが大事!とのこと。
掘った野草を見せていただきました。ネギのような根っこの野草はノビル。
ヌタにしたり、塩で味付けして炒めたりしていただくそうです。
こちらの野草はカンゾウ。ホタルイカと酢味噌和えにすると美味しいんですって。
採ったカンゾウを見せていただきました。
先生がおっしゃるには、真ん中あたりが美味しい、とのこと!
たんぽぽもありますよ~!これは生のままサラダにされるそうです。
開始からおよそ1時間半。この時点でみなさんの袋はヨモギとカンゾウ、からし菜でいっぱいに!
しかし、まだまだ続きます。
早めのお昼ご飯は梅の花を見ながら。
ランチの時間、みなさんが持ち寄ったお菓子が次々に回ってきます。チョコやクッキー、アメにナッツ類・・・
ちょっとしたパーティーのよう。なんと、お庭で採れたブロッコリーの炒め物やたくあんまで!
おかげさまで、あっという間に満腹に
ご馳走様でした
ランチのあとは、駅に向かって歩きながら再び摘み草。ふきのとうも発見!これは食べるには成長しすぎなのだとか。
こちらは、草を焼いた跡が残る川原。みなさん、しゃがんで何かを探しています。あちこちを見回し、
狙いを定め、さっさっと手際よく摘んでいく。まるでハンターのように正確な狙いです。
一見、草の生えていない広場に見えますが・・・・
よく見ると・・・
ツクシです!大量にツクシが生えております!今更ながら「春」を実感。
カルチャーセンターのある中之島近辺には、これほど多くのツクシはない(ですよね?)ので、
ちょっと興奮。
ツクシははかまを取って、炒め物や卵とじ、佃煮にしていただくそうです。ふむふむ。
こちらはミツマタ。和紙の原料であり、明治時代以降、現在まで日本の紙幣の原料になっています。この木から紙幣ができるんですね。
ほかにも、セリや様々な色のスミレ、シキミなど、植物の話がたくさん。「山野草に親しむ」クラスは初めての参加でしたが、
1日で随分と野草の見分けがつくようになりました
広報Bの本日の収穫。初心者につき、量は少ないですが、選りすぐりの(?)ツクシとカンゾウ、ヨモギたちです。
ツクシを取ったのは実に小学校以来。緑の胞子の処理がわからず振りまいていたところ、清水先生が調理法を
アドバイスしてくださいました。清水先生は、
「ひょうごの山菜 おいしい食べ方とエピソード のじぎく文庫」(神戸新聞総合出版センター出版、1,995円)を出版されているので、野草の調理法についても詳しいのです
ちなみにこの本では山菜78種類の他に、木の実や毒草についても触れています!
初心者は、この本を片手に野草を探すとわかりやすいかもしれませんね。
お昼過ぎの解散の時には、リュックは野草でいっぱい。今晩の夕食は新鮮で美味しい野草バイキングですね
篠山はまだ桜の開花には早いようでしたが、桜の枝をよく見ると
ぷっくりと可愛らしい蕾があちこちに
開花まであと少し!
本日ご紹介した「山野草に親しむA」クラスの詳細は、
こちら!
金曜日には
「山野草に親しむB」
もございますよ~