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ディック・ジョンソンのリーダー・アルバム

2017-03-19 | JAZZ
ディック・ジョンソンのリーダー・アルバムを聴いてみました。
「MUSIC FOR SWINGING MODERNS」
  
1. THE BELLE OF THE BALL
2. THE LADY IS A TRAMP
3. HONEY BUN
4. WHY WAS I BORN
5. POINCIANA
6. THE THINGS WE DID LAST SUMMER
7. LIKE SOMEONE IN LOVE
8. STARS FELL ON ALABAMA
9. YOU′VE CHANGED
DICK JOHNSON(as) BILL HAVEMANN(p) 
CHUCK SAGLE(b) DaAVE POSKONKA(b) BOB McKEE(ds)
録音 1956年2月29日、3月27日

知名度の低いアルト・サックス奏者のこのアルバムは、過去に日本フォノグラムから「究極のアナログLP」シリーズの1枚として発売されたものです。
白人独特のクリアな音色に特徴があり、レコードでいうA面の比較的アップ・テンポの曲においては、アート・ペッパーやアトランティック時代のリー・コニッツの音色に似たところもあります。
またピアニストのビル・ハーヴマンは、ブロック・コードやフレーズがディブ・ブルーベックの様でもあり、B面のスタンダードにおけるスロー・テンポの曲においては、リーダーまでもがデスモンドのような気がして、どことなくディブ・ブルーベック・カルテットに似た雰囲気も持っています。
このレコーディングはシカゴのユニヴァーサル・スタジオで行われていますが、明るくスマートで軽快なプレイが連続する好ましいアルバムです。

なお4曲目の「WHY WAS I BORN」と、8曲目の「STARS FELL ON ALABAMA」は、ケニー・バレルとジョンコルトレーンのデュオや、キャノンボール・アダレイの「イン・シカゴ」にも名演があります。

コメント (2)
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