第110回はジェリー・フラーの「クラリネット・ポートレイト」です。
「CLARINET PORTRAIT」Andex A3008
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/b6/682e3117bd14b3ea5b09249e2877c111_s.jpg)
1. I′M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
2. THAT′S A PLENTY
3. MINER EPIC
4. ON GREEN DOLPHIN STREET
5. JUDY
6. SOMEBODY LOVES ME
7. MAKING WHOOPEE
8. RAZ-MA-TAZZ
9. BENNY′S IDEA
10. GEORGIA ON MY MIND
JERRY FULLER(cl) BOB FLORENCE(p) HAWORD ROBERTS(g)
GENE ESTES(vib) MEL POLLAN(b) FRANK CAPP(ds)
1960年3月17~20日
ジェリー・フラーは、ジャック・ティーガーデンのバンドで活躍した中間派~スイング系の部類に入る奏者で、日本への来日経験もあります。
バディ・デフランコと比べると、彼のほうがクラリネット特有の温かい音色を持っています。
特にバラードで、メロディをストレートに演奏している「I′M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU」や「GEORGIA ON MY MIND」で、そのように感じます。
「JUDY」や「SOMEBODY LOVES ME」のようなスイングする演奏も中々のもので、モダンジャズ・プレイヤーが取り上げる「ON GREEN DOLPHIN STREET」も演っています。
また、フラーがベニー・グッドマンへのトリビュートとして作った「BENNY′S IDEA」は、ベースのウォーキングにピアノが絡むイントロから始まりフラーの出番となりますが、非常にハードで後半の高音部を多用したプレイは、このアルバムのハイライトとなっています。
ジェリー・フラーは「DUKES OF DIXIELAND」のクラリネット奏者としての演奏も残しており、それが「LOUIE AND THE DUKES OF DIXIELAND」にも収められており、こちらのアルバムでも「THAT′S A PLENTY」が演奏されています。
「CLARINET PORTRAIT」Andex A3008
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1. I′M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
2. THAT′S A PLENTY
3. MINER EPIC
4. ON GREEN DOLPHIN STREET
5. JUDY
6. SOMEBODY LOVES ME
7. MAKING WHOOPEE
8. RAZ-MA-TAZZ
9. BENNY′S IDEA
10. GEORGIA ON MY MIND
JERRY FULLER(cl) BOB FLORENCE(p) HAWORD ROBERTS(g)
GENE ESTES(vib) MEL POLLAN(b) FRANK CAPP(ds)
1960年3月17~20日
ジェリー・フラーは、ジャック・ティーガーデンのバンドで活躍した中間派~スイング系の部類に入る奏者で、日本への来日経験もあります。
バディ・デフランコと比べると、彼のほうがクラリネット特有の温かい音色を持っています。
特にバラードで、メロディをストレートに演奏している「I′M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU」や「GEORGIA ON MY MIND」で、そのように感じます。
「JUDY」や「SOMEBODY LOVES ME」のようなスイングする演奏も中々のもので、モダンジャズ・プレイヤーが取り上げる「ON GREEN DOLPHIN STREET」も演っています。
また、フラーがベニー・グッドマンへのトリビュートとして作った「BENNY′S IDEA」は、ベースのウォーキングにピアノが絡むイントロから始まりフラーの出番となりますが、非常にハードで後半の高音部を多用したプレイは、このアルバムのハイライトとなっています。
ジェリー・フラーは「DUKES OF DIXIELAND」のクラリネット奏者としての演奏も残しており、それが「LOUIE AND THE DUKES OF DIXIELAND」にも収められており、こちらのアルバムでも「THAT′S A PLENTY」が演奏されています。