前記の「ミーツ・ジョニー・ホッジス」と同時期に録音された、こちらもベテランとの共演の一コマ
「GERRY MULLIGAN MEETS BEN WEBSTER」 VERVE MGV-8343
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/48/1b/ff4380938a49a0bb72815b7d3d5bbcf5_s.jpg)
1. CHELSEA BRIDGE
2. THE CAT WALK
3. SUNDY
4. WHO´S GOT RHYTHM
5. TELL ME WHEN
6. GO HOME
GERRY MULLIGAN (bs) BEN WEBSTER (ts)
JIMMY ROWLES (p) LEROY VINNEGER (b) MEL LEWIS (ds)
録音 1959年11月2日 ~ 12月3日
この録音当時、ジェリー・マリガン32歳、ベン・ウエブスター50歳で、前回のジョニー・ホッジス同様、大先輩との共演アルバムとなっています。
ビリー・ストレイホーンの「CHELSEA BRIDGE」で、先発するベン・ウエブスターは、何時ものペースを崩さず、マリガンもそれに倣ってしっとり感が漂う演奏に終始しています。
また、アップテンポの「SUNDY」では、マリガンが先発しますが、ウエブスターのソロに受け継がれると、最初は何時ものペースでしたが徐々に熱気を帯びて来て、後半は彼にしては珍しくダーティな音も交えてフルトーンで鳴らすエキサイティングな演奏となります。
レコードのB面に移って「WHO´S GOT RHYTHM」では、ジミー・ロールズのピアノも大きくフューチャーされており、続く「TELL ME WHEN」はマリガンの1963年のアルバアム「NIGHT LIGHTS」でも再演されています。
そして、こちらもゆったりしたテンポによる演奏で、ウエブスターのテーマ演奏に絡んでマリガンがオブリガードを付けており、ソロに移ってもウェブスターの甘く哀愁ある雰囲気は変わりません。
最終曲の「GO HOME」は、ゆったりとした12小節のブルースで、各人の持ち周りのソロが披露されますが、先発するマリガンの何時ものペースを崩さないソロが抜群の出来です。
なお、ジェリー・マリガンが参加している「ミーツ」を含めたアルバムの中では、過去に「GETZ MEETS MULLIGAN IN HI-FI」や、「MULLIGAN MEETS MONK」を掲載しています。
「GERRY MULLIGAN MEETS BEN WEBSTER」 VERVE MGV-8343
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/eb/4bafcd61d4c52f51ecb38e34911a9cb0_s.jpg)
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1. CHELSEA BRIDGE
2. THE CAT WALK
3. SUNDY
4. WHO´S GOT RHYTHM
5. TELL ME WHEN
6. GO HOME
GERRY MULLIGAN (bs) BEN WEBSTER (ts)
JIMMY ROWLES (p) LEROY VINNEGER (b) MEL LEWIS (ds)
録音 1959年11月2日 ~ 12月3日
この録音当時、ジェリー・マリガン32歳、ベン・ウエブスター50歳で、前回のジョニー・ホッジス同様、大先輩との共演アルバムとなっています。
ビリー・ストレイホーンの「CHELSEA BRIDGE」で、先発するベン・ウエブスターは、何時ものペースを崩さず、マリガンもそれに倣ってしっとり感が漂う演奏に終始しています。
また、アップテンポの「SUNDY」では、マリガンが先発しますが、ウエブスターのソロに受け継がれると、最初は何時ものペースでしたが徐々に熱気を帯びて来て、後半は彼にしては珍しくダーティな音も交えてフルトーンで鳴らすエキサイティングな演奏となります。
レコードのB面に移って「WHO´S GOT RHYTHM」では、ジミー・ロールズのピアノも大きくフューチャーされており、続く「TELL ME WHEN」はマリガンの1963年のアルバアム「NIGHT LIGHTS」でも再演されています。
そして、こちらもゆったりしたテンポによる演奏で、ウエブスターのテーマ演奏に絡んでマリガンがオブリガードを付けており、ソロに移ってもウェブスターの甘く哀愁ある雰囲気は変わりません。
最終曲の「GO HOME」は、ゆったりとした12小節のブルースで、各人の持ち周りのソロが披露されますが、先発するマリガンの何時ものペースを崩さないソロが抜群の出来です。
なお、ジェリー・マリガンが参加している「ミーツ」を含めたアルバムの中では、過去に「GETZ MEETS MULLIGAN IN HI-FI」や、「MULLIGAN MEETS MONK」を掲載しています。