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富士吉田市のジャズ喫茶

2020-12-26 | JAZZ
富士吉田市にあるJAZZ HOUSE ON LAVAは、地元に居ながら最近までその存在を知りませんでしたが、いつも拝見させて頂いているazuminoさんの紹介で知りました。
しかし、お店の営業が土、日、祝日に限られているため、中々行くことが出来ませんでしたが、念願かなって、本日やっと訪問できました。


室内はかなり広く、ゆったり感があります。
今日は初めての訪問であったことから、マスターと歓談したくカウンター席に座りました。
そこで目に留まった「12月のおすすめ珈琲」をいただきました。
オーダー後、豆を挽いてドリップで丁寧に入れていただき、カップに並々注がれた珈琲は、すっきりした味で美味しかったです。
  

マスターとの会話の中で、オーディオ・ケーブル(ZONOTONE)や、フェーズメーションのカートリッジへの並々ならぬこだわりも伺いました。
  

この日、お店に入った時にはThelonious Monk の「Brilliant Corners」が掛かっていました。
その後、Bill Evans の「On Green Dolphin Street」、Miles Davisの「Kind of Blue」、John Coltrane の「Blue Train」、そしてEric Dolphy の「In Europe Vol1」を、2台のプレイヤーを交互に使い立て続けに掛けていだだきました。

エバンスのアルバムでは、フィリー・ジョーのブラシの音が刺激的に聴こえ、
マイルスのアルバムでは、コルトレーンのサックスがとてもソフトでしかもクリアで、続くブルー・トレインの録音との音の違いも楽しむことが出来ました。
また、マイルスのアルバムでのウイントン・ケリーのピアノの粒立ちも際立っていました。
今日の視聴の中で、最も驚いたのはドルフィーのバスクラによる「God Bless The Child」の無伴奏ソロで、ドルフィーの息遣いや、パタパタとキィーを動かすタンポの音までがしっかり聴こえるという、国内盤でありながら溝に刻まれている情報量の多さでした。
 

このお店、
「ON LAVA」は清潔感があり、本格的な「音」で聴かせるジャズ喫茶です。
マスターのお話しでは、もうすぐ開店1年になるそうですが、機会があれば、次回は自身の愛聴盤を持参して、自宅では味わえない素晴らしい音を聴かせていただこうと思います。

コメント (2)
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