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ソウル・ステーション + 1

2021-01-28 | JAZZ
ハンク・モブレーのソウル・ステーションと対をなすアルバムを取り上げました。
「ROLL CALL」 BLUE NOTE BST 84058
  
1. ROLL CALL
2. MY GROOVE YOUR MOVE
3. TAKYOUR PICK
4. A BAPTIST BEAT
5. THE MORE I SEE YOU
6. THE BREAKDOWN
FREDDIE HUBBARD (tp) HANK MOBLEY (ts) WINTON KELLY (p)
PAUL CHAMBERS (b) ART BLAKEY (ds)
録音 1960年11月13日

ハンク・モブレーの人気アルバムの一つである「SOUL STATION」のメンバーに、フレディ・ハバードが加わったクインテットの演奏集で、同じ年に録音されています。
フレディが加わったことで、モブレーが鼓舞されてエネルギッシュな演奏に変わっているとことも聴きどころの一つで、それは最初のテーマ曲でもある「ROLL CALL」から発揮されていて、後半でのブレイキーのソロもこの曲のイメージ作りに一役買っています。
また、1曲を除いてモブレーの曲で纏められており、彼の作曲の才能と統一感がある内容となっています。
「A BAPTIST BEAT」は、ゴスペル調の調子の良い曲で、ドナルド・バードのアルバム「FUEGO」の中の「AMEN」に似た曲想を持っており、フレディ・ハバードやウイントン・ケリーの粋な演奏もあります。
このアルバムで、唯一のスタンダードである「THE MORE I SEE YOU」は、アルバム「SOUL STATION」の演奏と同様に、モブレーのふくよかなソロが堪能でき、続くフレディもミュートでモブレーの雰囲気をそのまま受け継いでいます。
最後の「THE BREAKDOWN」は、アップ・テンポの曲で、1曲目と同様にブレイキーのハイ・ハットとドラム・ソロが演奏の引き立て役となっています。

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